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「動物園の暗号」は前も思ったけど、その暗号が面白かった。よく思いついたなあと思うほど。
「屋根裏の散歩者」は驚かされた。(これもある種の暗号に驚いたものだ)。
「ロシア紅茶の謎」はやっぱり忘れられない一作となっていた。(2009/02/14 18:35頃)
暗号とかあって実に面白かった。色々な意味と面白いのがあった。多分ある一作は忘れられないだろう。(2007/12/06 18:47:54)
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国名シリーズ第1弾!!
私の推理好きに火をつけた作品
そして有栖川と火村先生にハマッた1冊
表題である【ロシア紅茶の謎】はイイ!!
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2008/5/16再読了。
短編集中消化はここまで。再読っても、全部もう何度目かわからん
再読であります。
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謎解き短編集! 最後の「読者への挑戦」は読者サービスでした。こういう挑戦をされるのは、ミステリ好きな読者には嬉しいと思います。全体的にみて、精度にばらつきがあったのが残念です。
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火村シリーズ
『動物園の暗号』
夜中の動物園で殺害された飼育係。手には謎の暗号文。
『屋根裏の散歩者』
連続女性暴行殺人事件。犯人を強請っていたと思われるアパートの家主の殺人事件。家主の日記に残された犯人と思われる「大」の正体は?
『赤い稲妻』
雷が鳴る夜。自宅のベランダから転落死した外国人女性。彼女の愛人・田宮の妻の踏み切りでの死。自宅にいたとういう田宮のアリバイの死角。
『ルーンの導き』
翻訳家の外国人の殺人。4つのルーン文字の彫られた石を握って死んでいた被害者。ダイングメッセージの謎。
『ロシア紅茶の謎』
人気作詞家の家で行われた忘年会。ロシア紅茶を飲んで死んだ被害者。ロシア紅茶に入れられた青酸の謎。
『八角形の罠』
アリスが原作の殺人事件が舞台に。稽古を見学に来た火村とアリス。殺害された主演俳優。警察到着後に煙草に仕掛けられた毒で殺害された第2の被害者。
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一話一話がすっきりまとめられてて面白い。やっぱりその分盛り上がりに欠ける感があるけど、でもこのシリーズはやりとりを楽しむことが出来るから楽しさが薄れない。
しかしこれは以前読んだことがあるはずなのにさっぱり覚えてないというのはどういうことだ…。
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作詞家が中毒死。彼の紅茶から青酸カリが検出された。どうしてカップに毒が?表題作「ロシア紅茶の謎」を含む粒ぞろいの本格ミステリ6篇。エラリー・クイーンのひそみに倣った「国名シリーズ」第一作品集。奇怪な暗号、消えた殺人犯人に犯罪臨床学者・火村英生とミステリ作家・有栖川有栖の絶妙コンビが挑む。
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国名シリーズ。
結構好きです。
http://yaplog.jp/dokusho-kannso/archive/4にて感想あります。
リニューアルに伴ってタグが使えなくなったみたいなのでコピペか、プロフィールのURLからお願いします。
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【 国名シリーズ第1弾。火村&有栖川の短編集 】
有栖川有栖の「国名シリーズ」で
記念すべき第1作。ミステリ短編集です。
火村&アリスの絶妙コンビの活躍が楽しい作品。
読了日:2005.10.20
分 類:短編集
ページ:338P
値 段:543円
発行日:1994年8月講談社ノベルス、1997年7月発行
出版社:講談社文庫
評 定:★★★
●作品データ●
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主人公 : 有栖川 有栖
語り口 : 1人称
ジャンル : 本格ミステリ
対 象 : 一般向け
雰囲気 : 関西系本格ミステリ
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●「動物園の暗号」
動物園の猿山で、夜間飼育係の遺体が発見された。
被害者はパズルマニアで自作の暗号を握り締めていた。
暗号が犯人を指し示しているらしいのだが…。
<解説>
ダイイングメッセージが暗号!
しかも飼育係らしい、生き物の名前が並ぶ奇妙なパズル。
事件を愉しむミステリというより、パズル遊びがメインの一作。
残念ながら、解答を見ても菜の花には解ける気がしませんでした。
どんなマニアックなダイイングメッセージだよ!
と思わずツッコミを入れたくなりますね(苦笑)。
評定:★★
●「屋根裏の散歩者」
若い女性ばかり狙う、変質者の連続通り魔事件が続く中、
アパートの大家をしている老人が殺された。
動機は老人の日記から、彼のアパートの住人のひとりが
通り魔だったと知ったためではないか、と考えられた。
5人の住人のうち、誰が犯人で通り魔なのか!?
解説
何とアパートの大家さんの趣味は店子たちの生活を覗くこと。
しかも屋根裏から。それを日記につけていたのですが、
5人の住人のうち1人が通り魔だと気付いてしまい殺されます。
しかしこの日記、5人の住人を実名ではなく
「大」「太」「く」「ト」「I」という不思議な符丁で表しています。
この符丁の意味が分かるとき、きっとにやりとするでしょう。
しかも実はダイイングメッセージもあった、というのが
最後にさらりと明かされます。
リアリティを削ぎ、パズルミステリらしさを追及した作品。
評定:★★★
●「赤い稲妻」
雨の夜、2人の女が死んだ。1人は自宅マンションから落ちて、
もう1人は踏み切りで脱輪した車ごと電車にはねられて。
無関係そうな2つの事件だが、2人はある男の妻と愛人だった!
解説
マンションからの転落死は開放密室。
目撃者として火村助教授の学生さんが登場し
「バルコニーには二人の人間がいた」と証言しますが
玄関は施錠されていて、もしも第2の人間が存在し、
被害者を突き落としたとしたら、犯人がどこへ消えたか?
という大問題が残るという状況。
これは思いつきそうで思いつかないかもしれません。
なかなか面���い真相でしょう。
勿論、最後にユーモアも忘れません。
評定:★★★★
●「ルーンの導き」
被害者はルーン文字の書かれた占い用の石を握って死んでいた。
山の中のログハウスには外部から侵入した形跡はない。
英都大学の同僚であるジョージ・ウルフにログハウスから
助けを求められた火村が事件に取り組む。
解説
ダイイングメッセージものです。
ルーンが書かれているなんて、
いかにもなメッセージのようですが、さて?
ダイイングメッセージはちょっと難しすぎる、
という感じですが、火村が気付き「これで事件は終わり」
と言った、関係者の証言の中の「不可解な点」は
きっちりと読めば分かるはず!なフェアプレイです。
また国名シリーズにふさわしく(?)
とても国際色豊かな関係者の面々の作品でもあります。
評定:★★★
●「ロシア紅茶の謎」
忘年会として行なわれたホームパーティーの席で
新進の売れっ子作詞家がロシア紅茶に仕込まれた青酸カリで
毒殺された。だが居合わせた誰ひとり毒を入れることが
出来た者がいないという。
解説
とてもミステリ小説らしい、トリックかもしれません。
火村曰く「奇抜」なこのトリック、もしも実際に
やってみせる人がいたら驚きです。
評定:★★
●「八角形の罠」
有栖川有栖原案の劇が上演されることになった。
しかしそのゲネプロの日、練習室で役者が殺された。
警察がかけつけたあと、何と今度は火村とアリスの目の前で
第2の殺人が起こる!全員にアリバイがある中、
叩きつけられる「読者への挑戦状」!
さて、あなたはその真相が解けるだろうか?
解説
読者への挑戦状ですよ。ついに出ましたね。
本作は1993年に尼崎市アルカイックホール・オクトの
オープニングイベントとして行なわれた「八角形の罠」という
犯人あてゲームをノベライズ。
(イベント原案も有栖川有栖)
これ、是非イベントに参加したかったなあ、残念!
と思ってしまう作品に仕上がっているのではないでしょうか。
評定:★★★+
●菜の花の独断と偏見による評定●
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文 章 : ★★★+
描 写 : ★★★
展 開 : ★★★
独自性 : ★★★
読後感 : ★★★
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菜の花の一押しキャラ…アニマル岡田
「もちろん、象の鼾の練習をしたんですよ。」(アニマル岡田)
「それからあなたはどうしました?」と警察に訊かれて。
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・動物園の暗号
警察とかの自己紹介とか何も出ずにいきなりレギュラー顔でいるので、最初は戸惑いました。まあ、途中から入ってきやすくするためなのでしょうが
・屋根裏の散歩者
トリックのネタバレがわかったとき、「うわあ、なんかリアルで嫌w」と思いました(笑)面白かったけど、私は下ネタが苦手なようです(ホントかよ)
・赤い稲妻
犯人が純粋に嫌なやつでした
・ルーンの導き
ジョージ先生の初登場する話です。なんだ、火村友だちいるんじゃん、と安心しました
・ロシア紅茶の謎
なんというか、ホントにこういうこと出来る人がいたら凄いですよね。バレンタインのせいか、それとも生れつきなのか、火村先生がキザったらしいです
・八角形の罠
この話を読んだ当時、まだ有栖川さんと綾辻さんが友だちだとは知らなかったのだけど、知った後に読むとニヤッとさせられます。読者への挑戦は当然のことのように無視しました…
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初めての有栖川有栖先生。
読みやすかったです。最後の挑戦状は、一応挑戦はしてみたのですが、案の定ダメでした…。諦めて読んで、「ああなるほど」と納得。ゲーム感覚で挑むと楽しいかもしれません。
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◆あらすじ◆
作詞家が中毒死。彼の紅茶から青酸カリが検出された。どうしてカップに毒が?
表題作「ロシア紅茶の謎」を含む粒ぞろいの本格ミステリ6篇。
エラリー・クイーンのひそみに倣った「国名シリーズ」第一作品集。
奇怪な暗号、消えた殺人犯人に、犯罪臨床学者・火村英生とミステリ作家・有栖川有栖の絶妙コンビが挑む!
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でました。ファンタジー。この現実感のないトリックにいとしささえ覚えます。シリーズ1作目…なのかな?今更読んでますが。なので気合が入ってる感があります。
わりと面白かった。個人的にはトリックどうこうよりも、表題作の中での大胆な推理の詰め方が好きです。そしてそれがあたっているところがまた予定調和な感じで好きだ。御伽噺万歳。
それと、どうでもいいですが文庫版の表紙がエロくさいことに今気づいた。何だコレ…!ツボ…!
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この本は推理小説が短編として6話入っていている。「臨床犯罪学者」の火村とミステリ作家の有栖川がそれぞれ事件を解決していくというものである。
その中の「動物園の暗号」では深夜の動物園で殺された飼育委員が残したメモの暗号を解いていくというもので、一見何のことかさっぱり分からない暗号が徐々に解けていくというのがとても面白かった。
参考人との会話の些細な疑問点に気づき、推理するというのがとても興味深かった。
この作者のシリーズは他にも出ているのでもっと読んでいきたい。
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火村・アリスの短編集。
大体20分くらいで読めるので昼食後に1話ずつ。
ストーリーではなくトリックを楽しむ感じでした。そこはちと残念。
しっかしアリス先生は本当に助手として機能しているのかしらん?(笑