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紙の本

青春時代と中年時代の中間でないと書けない話

2001/01/23 10:40

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:愛・蔵太 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 法月綸太郎の小説は、実は私的には毎度泣かされはするのですが(出来のひどさではなく話のテーマに。もちろん感動の涙です)、今回のこの話は、特に痛い話でありました。法月氏と「卒業写真」をデュエットしたい気分です。こういう話は、中年になりかかっている、というか、青春時代と中年時代の、うすぼんやりとした特定の時期にしか書けないような、回顧的青春小説です。メイン登場人物の二人に増して、背後に立っている「真犯人(というのかな)」の業の重さときたら、これはもう。最初の章の最後のフレーズと、最後の章のあれ。こんないい話を、ただの本格バカが書いていいものでしょうか(法月はただの本格バカではない、という意味を込めての修辞的疑問)。

 もちろん、本格ミステリの基本とも言える「ありがちな推理とそれがたやすく崩されるけれどもまた別の謎が生じる」という仕掛けも豊富で、推理の楽しみもこの話にはあります。冒頭の、ものすごくダメ感が漂う二人称とか、堪忍してよ、とココロの中で叫びたくなる「女子高生なみのヘタクソな日記」(「なんだかすごく乙女チックな書き方。仕事ではこんなセンチな文章はきっとボツにしてしまうのに。」云々はないだろう)もある種すごいものがありますが、実はこれは巧妙に仕掛けられた叙述トリック(みたいなもの)です。我慢して読んでみてください。この「きみ」の正体は、ちょっと想像がつかないぐらいびっくりするモノなので、覚悟しておくことも必要です。

(初出:「仮装日記」2000年11月16日)

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