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ギャンブルにおけるツキとは何かを、確率統計を使って説明する。
著者はカードゲームの第一人者で、ギャンブル全体に詳しい。
ギャンブラーが感じる「ツキ」というものには、科学的な根拠はなく、統計的にその発生確率が説明できると言う。統計を学んだ人には
容易に説明できる事象でも、知らない人には「ツキ」という言葉でしか説明できない。またそれを頑なに信じる人との間では、議論にならない。
競馬の予想も、統計や確率の考え方を応用したものであり、馬券を沢山買う買い方は当る確率を高めるための工夫である。
著者の薦める馬券の買い方
負けは少なく、儲けは大きくがギャンブルの楽しみ方
・点数はできるだけ少なくする
・レース毎にメリハリをつける
・基本はアナ馬狙い(ギャンブルの醍醐味を味わう)
この方針を守れば勝てる可能性もあるが、控除率が高ければ回を重ねるほど大数の法則により負けることになる。
それを理解したうえで、ギャンブルを楽しむ姿勢が大事という。
ギャンブルが好きな人は自分なりの工夫をするものですが、結局、統計の法則に従うことになるようです。戦績や血統やオッズ、タイム、馬場状態で予測するのも、ある意味、過去のデータの蓄積を応用した統計的な手法です。
ギャンブルを楽しむためにも、ギャンブルの罠に嵌らないためにも、確率や統計はしっかり勉強しておいたほうが良いでしょうね。
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ギャンブルは絶対勝てるわけがない、
統計的に。
間違いなく絶対だ。
勝つためには胴元をするのが最適ですね。
ギャンブルに何を求めるのか。
私の現在の成績はトントンぐらいだと思う。
ブラックジャックが負け越しで
ルーレットが勝ち越しで
ギャンブルを楽しむ方法は人それぞれだと思いますが。
本書にあるように二つあります。
・勝ちたい
・長く遊びたい
これがまた問題なのです。
勝ちたいのであれば勝ち逃げすることが大切ですが、
長く遊びたいのです。
長く遊べば必ずまけるのです。そういう風にできているからです。
最近私が楽しんでいるのはルーレット。
毎回2枚しか賭けません。
これをするとながーく遊べます。
参加料が安くすむのです。
そして勝つためにはメリハリをつけるということです。
このメリハリ部分が上手くいけば勝てるという方法でやってます。
勝つには広く浅くではなく、狭く深くかけなければいけません。
これはオカルトではなく確率てきにね。
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タイトルだけみるとちょっと「トンデモ本」っぽいですが、内容は至極まっとうです。
確率・統計理論をもとに「ツキとは何か」を明らかにしていきます。
ギャンブルに関する非常に興味深いテーマが沢山取り上げられています。
以下目次から抜粋です。
・ギャンブラーの迷信
・必勝法の誤り
・確実に負ける賭け方とは
・効率的な賭け方とツキ
競馬、パチンコ、ポーカー、ルーレット、麻雀等、様々なギャンブルにあてはまるのだそうです。
基本的に一切ギャンブル(但しFXを除く(^_^;))をしない僕ですが、読んでいて非常に参考になりました。
ギャンブルを嗜む方なら一度読んでみても損はしないと思いますよ。(本書の主張に同意できるかどうかは別としてですけど)
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やっぱこういう本はあんまおもしろくないな。
ギャンブルにあるツキを客観的に見ると、ただの統計学上の必然的な偏りだったり、そもそもギャンブル自体が大数の法則によって、回数を増やすと必然的に負けるのなんてわかっているから、読んでいて改めてそこらへんを認識して興ざめしただけだった。
興ざめしながらも、こういう本読んでたから今週の競馬買いたくなった。
実際、麻雀は実力差が出ると書いてあったがほんとそうで、勝てるピンのフリー雀荘を狙って行くのが一番いいんだろう。大きく勝つことはないが。
まぁ自分としては麻雀、競馬はギャンブルというよりも遊びとしておもしろいからいいんだけどね。
この本を読んだ時間を他の本を読む時間にあてればよかったと後悔。
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木花さんからのプレゼントです。こういう感じの本は本当に初めてなので、ワクワクしています。「ギャンブルの科学」と書いてあって、そんなところにまで科学があるのだな~・・・
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ツキと呼ばれるものは統計上の揺らぎにすぎない。
冷静な確率論からギャンブルを切るだけでなく、どうギャンブルを楽しむかまで論は及ぶ。
極めて良書。
てか、日本国政府は国民の射幸心を煽りまくって53%もテラ銭取るヤクザな賭場を開く真似はやめませんかね。
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ギャンブルに関わっている者にとって「ツキ」って永遠のテーマなんだけど、どうしてもオカルトやいんちきな方向に行ってしまう。プレイヤーとしてそっちに行くのは好きなようにすればいいんだけど、胴元はそっちに行ってはならない。でも日本の賭場では胴元もそういう発想をする人が本当に多くて、プレーテーブルの裏面に神社のお札貼り付けたりする。対ハウスの勝負で負けると盛り塩変えたり。
だから賭場にはいるけれどそういうのに頼りたくない人間は自分で学ぶしかない。もう少し早くこの本を見つけていたら、僕が関わるハウスはもう少し収益が上がっていたはずw
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ツキの正体は統計のゆらぎである、この答えには何と言うか、雷を打たれたような衝撃が走りました。目から鱗とはこの事です。
引用にもありますが、4代に渡って誕生日が同じというのも、確率は低くても、どこかに必ずあるんですよね。
大数の法則により試行回数が増えれば増えるほど平均に近付く、それに勝つには試行回数を少なくする、分散させるなど、普段考えないような内容で、とても面白かったです。
これはギャンブルに限らず、スポーツにも当てはまると思います。例えばプロ野球は同じ対戦相手と何回も試合を行います。これによって実力の差がはっきりしてくるわけで、1回限りのトーナメントのような試合だと実力者が格下に負けてしまうことだってあるわけです。
だから、時間が許すなら、高校野球なんかも(高校野球に限らず)、とにかく試合を増やしてほしいです。時々実力の無いチームが優勝する事がありますが、あれは見ていて納得できません。「たまたま勝った」にすぎないのですから。でも、その「負けたら終わり」の世界で、実力的には見劣りしても、優勝してしまうチームには、何らかの「ツキ」があるのではないか?と考えてしまいます。著者は「ツキは無い」と断言しているので、結果的には「たまたま勝てた」のでしょうが……。
こういったギャンブルの確率論や統計学の話は眉唾物が多いのですが、著者自身がギャンブルの世界で活躍していて、それでいて「ツキは無い」といっているところが、説得力あります。
『主観的には「ツキ」はあっても、客観的には「ツキ」は無い』は名言です。
僕の評価はA+にします。
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文字通り、数学者の著者が数学的分析によって、博打によって儲けることが難しいことを説いた一冊。
内容は数学が多くて難しいが、博打が難しいことがよくわかった。
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ギャンブルにおける「ツキ」とは何か、ギャンブルに必勝法はあるのか、ギャンブルとどう向き合うか、に迫る本。
冒頭から、はっとさせられる。いわく、
「残念ながらギャンブルに必勝法はない。世に存在する何万通りもの必勝法のうち、ひとつでも正しければギャンブル産業を支える基盤は崩壊するはずである。が、今のところギャンブル産業は健在である。過去数世紀そうであったように。」
まったくもってその通り。必勝法が編み出されて消え去ったギャンブルも当然あるのだろうが、胴元が儲かっているうちはギャンブルも成立し、繁栄するということである。
さてしかし、「確実に勝つ方法」はないものの、「確実に負ける方法」ならわかる、と著者はいう。
「分散を小さくして、できるだけ大数の法則の効果の顕在化を促進する」
冒頭から専門用語で突き放されるわけだが、詳しくは本文で解き明かされる。
確実に勝ち続けることはできないが、負ける方法の逆をやることで時には勝てるかも知れない。
つまりリスクを分散させつつ、メリハリを効かせた賭け方をしなさいということらしい。
また、深入りをせず、プロセスをこそ楽しむ「余裕」を持ちなさいということらしい。
そして結論的には、「ツキ」や「運」は単に確率のゆらぎであり、主観的なものに過ぎないとのことである。
そのほか、ギャンブルにまつわる「数字」も面白い。
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基本、賭け事は儲からない。楽しむためにどうしたらよいか、というのがよく分かる。いかに場の雰囲気に人は流されやすいか(笑)
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「ツキ」に対する概念が180度変わった感じ。
著者は決して頭でっかちの学者では無くかなり腕利きのギャンブラーである事も内容の説得力を上げている。
実生活にフィードバック出来る項目も多くもう一回精読したい。
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「ツキ」とは何だろう。そんなウナギのようにつかみどころのない「ツキ」の正体を解き明かす。
この本は1997年に発行されたものだが、2022年に読んでも役に立つ。
「強引な屁理屈」で、科学的に証明されたふりをするので、競馬、宝くじは、始末が悪い。
ギャンブル必勝本と新興宗教には似ている点があると述べている。「科学」を利用してもっともらしい味付けをして人々をたぶらかすからだ。
ギャンブラーとは迷信深い生き物であり、宗教人と同じくギャンブル教の信者たちはピュアな人々ではあると述べている。
客観的な「ツキ」の正体のついて次のように述べている。「ツキとは統計上のゆらぎ(長い時間プレイすれば必ず起こる連続した勝ち負けの大波)」であると言える。
とは言っても偶然でもうまく行ったら、続けてうまく行くと自分に都合が良いように考えるのが人間だ。
宝くじは、当たる確率が低いのに買う人がいる。買う場所もよく当たると言われる所で買い、当選者が出たとご利益があるとされる神社にお参りする。
当たる必勝法などないが、それでも宝くじの専門家と称する人が当たりやすいとされる売り場やルーティンなどを紹介する。
人間の欲深さは、いつの時代もかわらない。この先も欲深さは、なくなることはない。