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紙の本
まさに百科事典の項目数
2001/07/22 11:14
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投稿者:神楽坂 - この投稿者のレビュー一覧を見る
項目数の多さは、まさに百科事典だ。作曲家、曲名、舞踏家、バレエ用語等をまとめて五十音順に並べてあり、検索しやすい。
例えば、有名な『白鳥の湖』は4ページに渡って詳細な解説がなされているが、多くは10行程度の簡単な解説である。特定の項目について知りたいなら、別の詳しい本を探した方がいいだろう。
しかし、事典として使えば、この本は大いに活躍する。CDを買う時、輸入盤ならもちろん、国内盤でも内容が分からないものがある。未知の作曲家や、有名作曲家の無名作品に出会った場合、クラシック誌やレコード会社のカタログを調べても載っていないことが多い。
ところが、この本にはほぼ確実に載っているのだ。クラシック愛聴家には周知のことだが、作曲家の出身国と作風、そしてその曲の作曲年代さえ分かれば、自分の好みに合いそうかどうか、だいたい判断できるものだ。たった数行の解説のお陰で、私も何曲かの名曲に出会うことができた。
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