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鉱石ラジオの歴史、おもいで、懇切丁寧でマニアックなところまでつっこんだ作り方。写真もカラーで、モノクロで、ふんだんに収録されていて、とても素敵です。
回路がどうとか、仕組みの解説なんて興味ないよ、という方でも、一度は手にとってめくってみてほしい作りです。
居心地のよい懐古主義、というものがあるとしたら、鉱石ラジオもそのひとつに違いない、と思うのですが、いかがでしょうか。
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簡単なゲルマラジオから本格的な鉱石ラジオまで、原理から作り方まで載っています。
難しくて分からない部分も有るのですが(汗)、読んでいるだけでとても楽しいです。
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なるほど・・・ある意味でのミステリだ〜具体的な鉱石ラジオの作り方,原理,工作のヒント,鉱石ラジオに関するエッセイ,電波の話,工作のヒント,回路図〜コイルが電波を誘導し,並列されたコンデンサとの相互作用で高周波がアースに届けず,別の回路に流す。鉱石検波器が半導体の役割を果たし,高周波と,電波の下の部分をカットし,コンデンサによって隙間を埋めることで,人の声のような低周波だけをヘッドフォンに流して振動板を動かす・・・ということでした。何がミステリかというと,これだけの労力を掛けて,誰が買うかわからない本を3300円で出版していること・・・と,近くの図書館に2冊あって保存庫に保管されていること。2007年時点で10年前の本になっているわけだが,私とほぼ同年輩だから,40歳を前に書いていることと,これを書くのに4年の歳月を掛け,図版もたくさん付いている。森博嗣の本で知った著作だが,ミステリ小説だと思って借りたら実用本だった。ちなみに森博嗣先生と同い年で,工作好きな点は同じだ
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マニアックもここまで来ると素晴らしいと思います。
ゲルマニウムではなく、鉱石にこだわっている所が、感動ものです。
鉱石ラジオと聞いて、心が揺れない方が、読む本ではありません。
単なる手作りラジオの本ではありません。あくまでも、鉱石ラジオの本なのです。
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内容(「BOOK」データベースより)
こころのなかの少年少女たちへ。
空中にただようメッセージを、
自作のごく簡単な回路によってキャッチする。
かつて少年たちを科学の不思議と夢に誘った、
鉱石ラジオの魅力とその全貌。
図版500余点(カラー多数)。
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鉱石ラジオの資料集としては、すばらしい写真と図が揃っている。
原材料の性質から、工作の話まで幅広く、細かいところまでいきとどいた内容になっている。電気回路から、電磁波まで、基本的な事項について分かりやすい解説がある。
鉱石ラジオというと、やはり最初が石とコイルとコンデンサという電気回路及びその半田付けが中心で、アンテナ(空中線回路)の話題はその次ぎになってしまうのだろうか。
マクスウェルの話はでてくるが、方程式の形と原理についても、分かりやすく説明してもらえるとありがたかった。
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「大人の科学」の鉱石ラジオにハマり、本書も購入。
自分の力で回路図を引き、慣れない半田ごてで作った、世界に一つだけのラジオ。
音が聞こえた時の感動。
数十年前にタイムスリップした感覚。
文章はわかりやすく、図・写真も多いので、私のような素人の方にもオススメ。
お子様の自由研究にも。
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こんなにわくわくできる楽しい本を僕は他に知らない。少年科学趣味の人は必読。
装丁も中身も本当に本当に素晴らしい。
宝物です。