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太い線で描かれたオカザキマリさんのイラストとともに、心に強く響いてくる歌がたくさんです。短歌ってこういうのもあるんだ、と惹かれたきっかけの本です。
「思い出を作っておこう 寝たきりの老後に夢を見られるように」
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「てのりくじら」とおなじく、やられました。もうずいぶん前に買った本ですが、ずっと持ち続けることでしょう。
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新しい I LOVE YOUの言い方は「君のエイズを移してほしい」
こんなに短い言葉の中に現代に因んだ皮肉と意味が込められていて、胸がぎゅっとなりました。
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かなしみはだれのものでもありがちで
ありふれていておもしろくない
書くことは呼吸だからいつだってただただ呼吸困難だった
私は書く事を仕事としていないので、
書く事に癒される方ですが。
言葉を音にするような短い歌は、
気持ちいいです。
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傷口をなめ合おうよと近づいて「なおったから」と拒まれている
自分に厳しく他人にも厳しい枡野浩一短歌集その2。シビアでシュールでちょっぴり「やらしい!」
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中学生の時に図書室から借りた本。久々に再読。
『てのりくじら』よりもコチラの方が衝撃的で、一度しか読んでいないのになぜか覚えてる句が多かったので。
「目標のある人生」「血液を飛ばす遊び」「世界中の人と愛し合いたい」この3篇が大好きです。
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これも同じく絵本風。タイトルがまずかわいい。
五年後に仕返しされて殺される覚悟があればいじめてもよい
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本当のことを言わずに済むくらいまじめな顔で話をしよう
*****
ちから一杯明るくて前向きな歌ばかりではない、枡野浩一さんの短歌。
でも、人間らしさにあふれていて、ひとつひとつの歌に色々想いをめぐらせています。
時には、自分を慰めて、時には自分を戒めて、時には自分を励ましてくれる。
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枡野浩一さんの歌集。第2弾です。
前読んだ、「てのりくじら」もそうだったんだけど、絵本みたいに読みやすい。
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装丁のかわいさとは違うちょっと毒のある短歌集。あとで読み直すけど毒に味わいが感じられなかったかもしれない。