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いつものシカゴからはるばるコロラド山中へ優雅に旅行。スキーと怠惰な生活を満喫できるはずだったのに、やはり事件は起きる。ロシア皇帝の帝位継承権を巡る争い(?)が何故アメリカで? それは本文でお確かめ下さい。シリーズ6作目。
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ジェーン一家は親友シェリィ一家に誘われて山中のリゾートホテルにやってきた。恋人のメルと犬のウィラードも一緒。町内を飛び出て雪山にはきたものの、やっぱり死体を見つけちゃうあたりがジェーン。持ち前の好奇心で結局、みんなの話を聞いてまわることに…。
いつもの日常はないんだけど、逆に雪山にきてもやっぱり主婦なのねと思わせる描写があちこちにあって楽しい。結局、子供たちと母親がいればいつでもそこは家庭なんだなと思わせる。そして、その家庭に今のところメルが上手なバランスを保って存在していて幸せそうだ。
謎解きの方は、今回はちょっと民族問題とか社会的に日本人にはちょっとわかりにくいかなという題材を扱っているので難しいかもしれない。ふーん、そうなんだぁ、という感じ。
今回の原題「From here to paternity」は「ここより永遠(とわ)に FROM HERE TO ETERNITY」から。うまいんだけど、最後の最後にならないと、このタイトルが生きてこないよね…多分。 (2002-02-04)
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家族みんなで旅行中。
子供たちがそれぞれ楽しんでいる様子がリアル。
ネイティブアメリカンについてのリンダの考え方になるほどと思う。
いろんな考え方があるとは思うけど。
「共同で決断を下すのは願い下げ。スティーブが死んだばかりの頃は、自分で何か決めると思っただけで怖くてたまらなかったものだが、今は決定権があることに酔っていた。気に入っている。そこから得られる権力を手放す気はない。」
最初の頃のオロオロしていたジェーンがスッカリ逞しくなってる!
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主婦探偵ジェーン・シリーズ。今回は舞台が休暇中にでかけたスキーリゾート。家事もちょっとお休みで、ジェーンがゆっくり昼寝したり、雪のなかを散歩したり、できないスキーをしたり、恋人と楽しんだり、って描写が楽しい。謎解きはなんかごちゃごちゃしてたけど、よくわかってないかも(大変失礼。いったいわたしは何を読んでいるのか?)。いつもどおりおもしろかった。で、今回は解説になんだか感心した。ジェーンは「母親業最優先の母になりたかった」んだ、っていうところ。そうなんだよねー、ジェーンって。いまや働いているお母さんも多いし、なんというか、子育ても大切だけれど自己実現もしたいしお母さんだけでいたくない、みたいな感じって多いから、なんか新鮮っていうか好感っていうか。そういうジェーンの、ぶつぶつ言いながらもお母さんしてて楽しいっていう気楽な感じが好きっていうか、まさにコージーっていうか。
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原題:From Here to Paternity
著者:Jill Churchill
訳者:浅羽莢子
解説:杉山由美子
初版:1995(US),1997(JP)
コージー・ミステリ
主婦探偵ジェーン・シリーズ第6弾
今回は冬のリゾート地が舞台。
何故殺したのかという動機がメイン。トリックは特になし。
タイトルがパロディになっており、今作は1953年に米国で公開された映画『地上より永遠に』(邦題)で、原題は『From Here to Eternity』
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主婦探偵ジェーン・シリーズ第6作。
シェリイに誘われてスキーリゾートにやってきたジェーン一家とヴァンダイン刑事。ホテルオーナーをロシア皇帝の子孫だと主張する系図学者や、リゾート内の土地の返還を求めるインディアンと遭遇し、そして事件が起こる。
前作までは自宅周辺での殺人事件が描かれていたが、今回はコロラドの山奥が舞台。日常の慌ただしさから解放されたジェーンが、恋に謎解きに活躍する。
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我らがジェーン、今回はコロラドの山中、雪にまみれてのミステリー。相変わらず切り口は鋭い!。
メルとの進展はいかに。
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主婦探偵ジェーン・シリーズの第6作。
親友シェリイの夫の仕事の関係で、
スキーリゾートに子供連れで無料で招待してもらえることに。
なぜか、刑事で恋人のメルも。
コロラドと言う設定らしく、そこが面白かった。
後は謎解きの鍵が歯にあったこと。
東洋人と西洋人にそんな違いがあるとは全然知らなかった。