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砂漠殉教…カラーページのくだりの素晴らしさはなんですかね。そしてつくづく自己中男だと思いました。切な過ぎるエゴイストっぷり…。
十八歳の早春賦…譲!一番普通(正体は抜きとして)の少年なのに一番強く思えるのはどうしてだろう…。森野は意外と健気で可愛らしいですね。
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炎の蜃気楼20.5巻。
愛の巣を出奔した高耶さんをアスファルトジャングルで探し求めるN氏の「砂漠殉教」と、結局卒業できなかった友人を思う六道界の脅威の話、「十八歳の早春賦」。
そういえば高耶さんてば高校生だったね、初期は学園サイキックだったよね。
同時期のオーラバスターの面々が割と真剣に高校生やってたのに比べて、高耶さんは学校に見切りつけるの早かったなあ。
(やっぱ400年生きてるせいか?)
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本編の第二部と第三部の間のお話【砂漠殉教]、譲と高耶さんの卒業のお話
【十八歳の早春賦】
【砂漠殉教】
20巻を読んだあとすぐに21巻を読んで、「一蔵って誰?」という感じになったので、第三部に入る前に読んでおけばよかったな~といまさら後悔。
直江さんは東京が似合う。まさに東京砂漠世代なのか?
色部さんとの会話が読めたのはよかったです。本編では結構ないがしろにされてただ貧乏くじひいただけのひとみたいになってるので…
【十八歳の早春賦】
譲いい子だな~。こういう友達のことを真剣に考えて悩むのは、誰それとできないと思う。本当に高耶さんと譲は「親友」なんだなーと、「親友」でよかったなーと思います。
人と人は100%わかりあえることは出来ないけど、わかりあう努力を放棄したら何にもならないなっていう話です。
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番外編と言いつつ本編。
色部や笠原とのシーンは興味深く読んだ。
譲との短編は、現状を思うとあまりにも辛く
報われることがないのだろうかと思ってしまう。
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炎の蜃気楼 番外編だが、内容は20.5巻に相当。
20巻が終わってから、雑誌に掲載されたものが、22巻から23巻の間に文庫化されたらしい。
砂漠殉教…20巻直後の直江が高耶を探す話。直江の換生前の知り合いが出てきておもしろい。
色部さんの無事が確認できて嬉しい。新上杉軍の総大将は色部さんで決まりなの?
十八歳の早春賦…成田譲の話。第1部と第2部の間、直江が死んで、小太郎が「直江」になっていた頃。譲は譲で、悩んでいたんだなーと分かる。森野嬢が相変わらずポジティブでまぶしい。
番外編を読んでつくづく思うのだが、この作者の世界観はすごいしっかりしている。登場人物がぶれない。
だから、安心して没頭できる。
昔、好きだったSF小説は、人物は魅力的だったが、いかんせん世界観キャラ設定があっちこっちしてブレブレだった。その点、ミラージュは安定していてすごいと思う。