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イヤ〜な予感を想起させる記述が、そこかしこに具体的に散りばめられています。今後の展開が想像できるが故に、ちょっと痛いです。
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物語が再び大きく動き出す第7巻。帰宅〜マル・アデッタ星域会戦〜冬薔薇園の勅命。
大きな祭りに向けての準備は、各々の思惑を絡ませながら着々と進んでいきます。その最中、帝国には物議を醸す一通の報告書がもたらされていた。「民主主義に乾杯!」
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マル・アデッタ会戦。イゼルローン要塞奪還。エル・ファシル独立政府。自由惑星同盟滅亡。マル・アデッタ会戦でのビュコック提督の最期の場面が好き。「民主主義に乾杯」。ポプランとシュナイダーの異色の会話が良かった(笑)「司令官を珍獣のようにでも思ってる」って(笑)
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ヤンは独立を宣言したエル・ファシルに身をよせ、イゼルローン要塞の再奪取を計画する。それと時を同じくしてビュコックを長とした同盟軍が最後の戦いをラインハルトに挑む。帝国軍では、ロイエンタールに不穏の疑いがかけられて…
じわじわと面白くなっていきました!
特に、イゼルローン要塞再奪取とマル・アデッタ星域の会戦は興奮して、どんどん読めました。
ヤンはどんだけ紅茶が好きなんだ!おかげで私も銀英伝を読むようになってから紅茶の摂取量が増えました(笑)
同盟軍の「伊達と酔狂」なポリシーが好きです。それが陰るほどビュコックじいさんは大きな人だったんですね。そんなヤンイレギュラーズの理解者だったビュコック元師の戦いはさすがのかっこよさでした。泣いてまう。
さて、以前から後世の評価や見識が書かれていましたが、この巻はそれがとても増えた印象を受けました。特に、登場人物が後に振り返って評したり?、いよいよ物語が終わりに近づいてきたと感じます。
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お気に入りのキャラの一人のアイゼナッハがようやく言及される。
淡々と歴史を語るかと思えばキャラクターに関してのほのぼのとした語り口、硬軟、強弱が絶妙。
ビュコック、チュン・ウー・チェンの出撃から最後までの
潔さ、後進への慈愛に満ちた行動に涙。
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歴史は繰り返す。
打破した悪政を反面教師として善政を志すも肥大化した組織と、有能なるが故に充足することに不器用な一部の諸将達が綻びとなり、やがて奔流になるのか…。
これは作者特有のアイロニーであるのだが、それが夢物語を現実レヴェルまでに引き落とし、等身大の人間を描くことに成功している。半ば漫画的な側面があるが…。
今回はビュコックの死に尽きる。その死に様は当分忘れそうに無い。死ぬ直前の仕種と「民主主義に乾杯」の名台詞は、時間を止めた宝石だった。
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占領されてなおダメダメな同盟幹部軍団にはめられてヤン脱出からのイゼルローン再奪取、同盟滅亡。どーも、ダメダメな話が好きな傾向があるので、同盟滅亡まわりの話とかが凄い好き。
いよいよヤンとラインハルトの最終決戦が近い、あと2冊〜。
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前回より馬鹿な詭計だ。ヤンは兵力が少数だが、作者が今まで通りに助太刀した。今更だけど、残念の話で、陰謀論でも拙い。