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いろいろなところの記事を集めたからか、かぶりネタが多く、くどい感じがしますが、最後まで楽しく読ませていただきました。谷ナオミブーム今度DVD探してみます。
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礼儀正しく言えば、筆者が興味を持ったさまざまなものについて、熱く語るエッセイ。個々で取り上げられているのは、「仏像」「映画に出てくる怪獣」「谷ナオミ」である。
仏道については、「見仏記」という名著を先に読んでいるので驚かない。わりあい情報が凝縮されている感じで、逆にパンチがあるような気がする。ただ、全体を通してそうなんだけど、いくつかの雑誌などに発表したものを話題別に集めた本である成果、内容に重複が多い。ちょっとしつこく感じる。まあ、そのしつこさも内容のうちなんだけど。
怪獣ネタ、谷ナオミネタはとても楽しめた。好きなものを好きなように書いているっていいです。こっちも楽しくなる。正直言って、すごくオタクなネタばっかりのような気がするし、こういうの嫌いな人もいるんだろうなって思うんだけど、僕はかなり好きである。嫌いな人になにを説明してもわかんない、かっこいいんだからかっこいいと言い続けてるだけだ、みたいな姿勢に、すごくすがすがしいものを感じる。
2004/8/15
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「マイブームの魂」とのカブリ感は否めないが、少しズラした谷ナオミネタなどを楽しんでいただきたい。ふり幅に関しては、作者への好き嫌いで許容範囲が変わる。好きならば・・・、とことん付き合おう。
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「マイブームの魂」に続く第二弾、でも第一弾は未読。この第二弾では仏像ブーム、怪獣ブーム、谷ナオミブームが取り上げられている。過去10年くらいの間に、いろんな雑誌に掲載されたそれぞれのマイブームについて語った文章があつめられている。自分が好きな事をとことん追求する姿は素晴らしいです。
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おもろ過ぎる。この本は、みうらじゅんが愛してやまない仏像、怪獣、谷ナオミ(70年代に日活ロマン・ポルノで活躍したSM女優)について語ったエッセイである。仏像の章では、エマニエル夫人の足を組んで座るポーズには弥勒菩薩の影響があるとか、西城秀樹の「激しい恋」、世良公則の「あんたのバラード」のレコード・ジャケットには、仁王像の影響が見られるという、なんだか無理矢理な感じもするが、下世話な物に喩えて、面白おかしく読ませてくれる。
怪獣の章では、みうらの大学時代に映画館の入り口に客寄せとして置かれた高さニメートルのゴジラ人形の盗みに成功した事(ワイドショーに取り上げられる程の騒ぎになった)を告白、それを12年振りに東宝に帰した顛末がおもろかった。
谷ナオミの章では、堂々と、SMが好きな事をこれでもかと語りまくる。
仏像、怪獣、谷ナオミ、どれも興味がない俺でも、腹を抱えながら読めた。みうらじゅん、なんだかんだで凄い人です。