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同郷の妻が作ってくれる四国料理に日々舌鼓を打つ作家の「ぼく」。
彼女の手料理と名推理を求めて今日も悪友・河田刑事がやってくる
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奥様は料理名人の台所探偵。女子大生失踪、密室殺人、不審な病死―謎解きとおいしい料理の饗宴!ぼくは作家、東京郊外の町に妻と二人暮らし、日々小説の構想を練っている。いつも押しかけてくる悪友・河田警部の目的は彼女の手料理と難事件への鋭いヒント。前作「ミミズクとオリーブ」に続き、居ながらにして真犯人に迫る賢夫人の手腕をご賞味あれ。
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『ミミズクとオリーブ』の続編。
今回は殺人が多かったですね。この奥さんには、やっぱり殺人は似合わないと思うんだけどね。まあ、今回は問題を持ってくるのが河田だけだったから仕方ないとは思うんだけど。
河田の同僚が関わってた『娘たち』は殺人じゃありませんね。うん、『娘たち』が一番好きだなあ。やっぱこういうのが合ってると思うな。
「白馬の王子様」「落馬しそうな王子様」には笑った。もちろん奥さんから見た「ぼく」を表してるんだけど、言いえて妙。もちろん奥さんは「そこがよかったのよ」と笑うんだけどね。そしてもちろん、誰が読んでもそのとおりなんだ。
本の帯に「キッチンディテクティブ」って書いてあるけど、料理が上手くて、料理をたくさん作るっていうだけで、台所では推理してないような?だって、話聞くのはちゃぶ台やし、考えてるのは縫い物しながらやん。
とかいうツッコミはダメですか。
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以前部長から借りた芦原すなおの本の続編。
主人公の夫婦の出身が香川で、おいしそうな郷土料理がたくさん出てくるのがお気に入り。
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『ミミズクとオリーブ』の続編。
作家である中年の男性が主人公なんですが、その奥さんが安楽椅子探偵ってお話です。
前回同様、出てくる料理がとにかく美味しそう!正直、ミステリーについては美味しそうな料理に負けてあまり思い出せません。
あとこの本の読みどころは主人公とその友人で警察官の河田とのやりとり。
一回始まると、シナリオのように軽妙な会話が続きます。
なかなか惚けてて面白いです。
また前作同様に主人公が飄々として良いです。
マンガ版の"のび太"とイメージがあっている気がするので、脳内映像は中年になったのび太でした。
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なぜか異動の多い、友人警官の河田と、郷里の特色ある料理を得意とする奥さん、そして作家の僕。
事件の内容は、いかにもフィクションでそんなに印象には残らなかったけど
奥さんが作る料理には、どれも美味しそうでたまらない。
作家の僕と河田とのやり取りがなかなか軽快で面白い。
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ミミズクとオリーブの続編。
今回も河田警部は作家のぼくの妻の
手料理と名推理を求めてやってくる。
今作もおもしろかった。
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再読。ミミズクとオリーブの第2作目。もう文庫Ver.しかないかと思ったけど、この表紙があって良かった。今回は短篇6篇。この初誌出が1996,1997年だって。そりゃ昔だわな。相変わらずぼくと河田とのやり取りは吹き出すほど面白い。一緒にプリクラ撮るなんて。でもプリクラも時代だよな。まぁ今もあるけどさ。大学の頃めっちゃ流行ったなーと思う。今回はみんなで庭でサンマを焼いて食べたのがめちゃめちゃおいしそうだった。いやー、今年焼きさんま食べてないわー。ショック。ぼくのように、落ち込んだり変な夢を見ながらも、おいしいものを食べたり、酒を飲んだりして復活できるようになるのはいいよね。こんな暮らしがいいよなー。