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「シャーロット・アームストロングとコーネル・ウールリッチ、明るいのはどっち?」と聞かれたらそりゃあアームストロングと答えるでしょう。もっともアームストロングの作品を読んだのはこれが初めてだけれども。
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花嫁が身につけると幸せになれるという「サムシング・フォー」。そのうちの一つ「サムシング・ブルー」には、この物語では何が使われるのか・・・。不幸な結婚をしようとしている元恋人を救おうとする、というとロマンス小説っぽいけど、見事なサスペンスです。犯人は最初に分かっている。でもジョニーが真相はどうなのか、嫉妬心から思い込もうとしているのか、大体17年前の事件の証拠が見つかるのか、と苦悩する姿にジリジリします。ナンの幸せを思い、独自に事件を探るドロシーは第二の主役と言ってもいいでしょう。頭が良くて愛情に溢れ、現実もちゃんと見据えている。彼女がいたから事件は解決できたんですね〜。かっこよかったです。
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表紙のイラストや、出来すぎな設定からして、ミステリというよりロマンス小説だったらどうしようかと思っていたのだが、予想外に面白い展開でびっくり。
スペイン内戦への言及などから考えると時代設定は50-60年代らしいのだが、そんなことはあまり感じないくらいだった。
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娘が結婚しようとする男は、娘の財産をねらっている上に、かつて娘の母親を殺した真犯人だった…。が、娘自身はそのバックグラウンドを全く知らない、ということがこの話しを面白くまたもどかしくもしている。アームストロングを読んだのは始めてだったけど、すごく面白かった。
それにしても、恋に盲目になってる娘のお馬鹿加減に、いらいらしたよ(笑)