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これはすごい。読み終わってしまったあと「次は何を読めばいいんだろう」と途方に暮れるほどの完璧なエンターテインメント。
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(下巻のレビューと同じです)長かったけれど、その分どっぷりこの作品の世界に浸かることができた。ホームズとか、あの時代のロンドンの風景や雰囲気が想像できて好きで、長いものがたりも好きな人は、はまるかもしれない。
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何かでお勧めされていたので借りてきたら、ものすごく分厚くてしかも2段組みで、上下巻(^_^;A
この時代のこの国の空気を感じながら、謎がいったいどういうことなのか考えながら、読み進めてます。
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かなりヘヴィーな内容になっています。
一人の少年に重くのしかかった
「ある莫大な遺産を継承する権利」
だけれども、それを快く思わない人間が
その少年と母親を消そうと
奔走しているのです。
なので回りには地獄が口を開けて待っているも同然。
そして、いいところに行ったとしても
思わぬ人間が現れて
また地獄の底に落ちていくのです。
興味深い作品ですが
母上がなんかうっとうしいんだよな。
たぶん周辺環境ゆえに
周りを信じられなくなったんだろうけど
それにしてもうっとうしいことこの上なし。
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いやはや、これは大作であるぞ。
自分調べによると、小さいタイプの本の4冊分くらいのボリューム。本の厚さもさることながら、詰め込まれた文字数も、これでもかと。
なもんだから読んだあとの達成感もすごい。いや、言うほど読みにくいわけじゃなくて、法律的なよく分からん解説っぽいのを除けば冒険小説みたいだし。毛唐の小説はいちいち政治談義を挟みがちだから。。
でもメインはジョン少年の冒険物語で、まぁこの不幸感は今どきなかなかなくて、おしんとか小公子とか、ああいうやつ。そこを時に投げやりになりつつも頑張るのを応援というか、いや文量に圧倒される、というか。だって人多すぎだし、結局は遺産のところも難しすぎて雰囲気しかわからないし。それでもおもろいけど。
ラストも!好きさこのやるせなさにはぐうの音も出ないというか。