紙の本
少しでも生き物好きなら…。
2001/07/10 22:53
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
はっきり言って本当に生き物の事しか語ってないです。しかしながら、そこは「さくらももこ」!! それ以上に軽快な文や腹がよじれるほど可笑しいエピソードで楽しく読ませてくれます。さくら先生のエッセイが面白いと感じた方なら、極度の生き物嫌い以外は存分に楽しめると思います。くどいようですが生き物メインです。しかも小動物系の、鳥や魚や昆虫などの話です。
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そもそも、チャットで偶々出会って仲良くなった人が
最近、読んだので面白かった本。って事で紹介された本でした。
翌日、地元のブッ○オフに、何の気もなく、ふらりと寄ったら100円であって、即買いの本でした。少女の時のココロを思い出しました☆
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ハードカバーの『世界あっちこっちめぐり』を友人に勧められて(それは「あなたみたいよ、なんか」といわれたのだった。いったいどうゆう意味じゃ)読んでから、思いがけずカチっとはまった文章を書く人だったので、こっちもちょっと気になっていた。文庫になったので心置きなく買ってしまいました。お祭りの縁日で買ってもらって、次の日の朝には死んでいたひよこ。冬眠からとうとう目を覚まさなかった亀。広口瓶の中に集めすぎたオタマジャクシ。猫にやられてしまったジュウシマツ。誰もが思い当たる幼い頃の、小さないきものたちとの出会いと別れ。あたしの場合だったらば、お祭りの縁日で買ってもらってすぐ、人混みの中で落っことしてしまい、あわてて探しながら戻ったらもう踏みつぶされていたヤドカリ。家の中で元気に走り回っていたのに、いつの間にか家出してしまった亀。スモモの木の下でバケツに一杯捕ってしまったカブトムシ。あたしが世話をしないので母親が怒って他所にあげてしまった子犬。あたしはペットのつもりで飼っていたのに、田舎の農家の出身で、自分ちで飼っていた鶏やウサギを食べて育った母親が、「これ以上飼うと固くなって不味くなる」とかいって絞めて食べてしまったウサギ。(あれえ、考えてみるとうちの母親ってスパルタンで無茶なひどい母親だなあ。おいしく頂きましたけど。「うさきちはおまえに食われておまえの血と肉になるんだよ」という教育を受けた。あれからこっち、あたしの中では食うことと愛することは矛盾しない。佐川君かっ。まあウサギはイタリアじゃご馳走で、半身で頭も毛もついたまま店先にぶら下がっているそうだが)あと、弟が飼っていた鳩が病気で死んでしまい、泣いている弟を不憫に思ったことなど。この本の後書きにも書いてあるけど、いきものって死にものなんだねえ。あたしが好きな「父ヒロシ」もちょっと活躍。
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生き物を題材にした、エッセイ集.カラーでイラストも挿入され、筆者の生き物に対する愛情が伝わってくる.
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子供の頃からいきものに興味をもち、大人になった今でも変わらずカメや小鳥や魚を飼っているというももこさん。これまでに出会ったいろんないきものたちとの思い出をやさしく鋭く愉快に描いた短編エッセイ集。呑気な父ヒロシを始め、おなじみのあの家族達もいきものがらみのネタで次々出てきて大爆笑。待望の、さくらももこの初文庫、オールカラーで元気に登場!!英語版も同時発売。
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作者の実体験を基にして、主観的な視点で書かれたいきもの図鑑。彼女の目のつけどころは非常に面白いです!可愛いイラストも多数あり☆
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もともといきものは好きだけど、この本を読んでますます好きになれた。絵も可愛くて、手元に置いてあるので、またいつでも読みたいときに読める☆
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さくらさんの興味を突き進むその疾走力はどこから来るんだろう!と思いますね、この本を読むと(笑)いきもの…動物・昆虫好きの人は必ず楽しめる作品だと思います。逆に別に、という方も新たな視点を与えてもらえる作品。肩に力を入れず雑誌を取る感覚で読める、文章力と短い章と可愛い挿絵で誰でも楽しめる本です。ずっと手元においておきたい本。
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かわいい挿絵と一緒に語られる著者の体験。とても面白く笑えるけれど生き物の新たな視点を気づかせてくれる一冊。一つの話が短くいつでも楽しく読めるので手元から離せません。
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子供の頃身近にいた動物に、感じた思いを呼び起こしてくれる。
ムツゴロウ作品とは違う楽しみを味わえる、ハートウォーミングでノスタルジックな作品。
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懐かしながらも、スイマセン、大爆笑させていただきました。「ああ、こんな虚しい思い出あったよなあ」と思わせる一冊です。
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面白かった。あとがきと解説までくまなく読んだ。この本もまた心地よい笑いをいっぱい提供してくれて、また改めてさくらももこってすごいなあって思った。
あたしは金魚しか飼った事が無く生き物に対しての関心があまりなく育ったので、もっといろんな体験をしときたかったと悔やんだ。
いやー面白かった。
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さくらももこのエッセイの中で、私が初めて読んだ作品。なんと10年前。
超短篇ですが、その中にユーモアがぎっしり詰まったエッセイ集、とでも言いましょうか。
特に生き物好きではない私ですが、内容を知りつつも一気に読んでしまいました。
コップ一杯の水で生きられる魚の回があるのですが、10年前の私は本気で飼うかを検討しました。
良い思い出ばかりが描かれているわけではないのですが、「本当に生き物が好きなんだな、この人。」と思います。
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かわいい(よりもなんかシュール)なイラストとともに、さくらももこといきものの思い出を綴った一冊。
さくらももこなので面白いことは面白いけど、もう一声欲しい感じかな。
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ずいぶん昔に読んだ本だけども、まだ良く覚えている。
さくらももこのエッセイで初めて読んだ本。
『いきもの図鑑』のはずが『死にもの図鑑』に・・・という言葉が笑えて笑えて。