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ホラー…ね。ホラーってさ、一言で言うには怖さのジャンルが多すぎるよねぇ〜。
虫とか嫌いな人は読んでる途中で泣きたくなりそうな部分がちょっとある(苦笑)
お化けとかそういうのは出てこないよ。
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ホラーなのですが、医療サスペンスにも似た展開を見せてくれます。筆力のある作家さんなので、ぐいぐいと読ませてくれました。表現が的確なのか、とても映像的です。でもこれ映画にしちゃったら陳腐になりかねない、危ういところです。
人間って弱いな、とじんわりと哀しみが残ります。
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頻発する異常自殺事件。
それは、人類への仮借なき懲罰なのか。
迫りくる死の予兆と快楽への誘惑。
漆黒の闇から今、天使が舞い降りる。
現代社会の病根を抉り出す、前人未到の超絶エンタテイメント。前人未到のホラー超大作。
って事らしいのですが、私は本作品がこの作者の初読本でした。
これが面白かったので、その後「十三番目の人格〜ISOLA〜」「青い炎」「クリムゾンの迷宮」と読み進めましたよ(これらについては後日レビュー書くかも。
書かないかもですが)。
最初は南米に行った小説家とその彼女のメールから始まったので、正直だるかったのですが、メールの途中から面白くなってきます!
特に不気味な猿の話(現地の口承)とか。
「天使」とは何かが分かった時、生理的嫌悪感で鳥肌立ちます。
この作品はきっとよく取材されているんだろうなぁと思わされるくらい、虚と実が織り交ぜられており、よく練られている印象を受けました。
私の中ではこの作品が貴志祐介の本の中では一番面白いのではないかと思います。
身近なあるもの(ネタバレになるので自粛)についてのエピソードなど、取材の成果があってか、秀逸。
読後に、「私の一番怖い事って何だろう」と考えさせられる作品でした。
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文庫の後書きにまず笑いましたo貴志祐介大好きだ!勢いがあって、とても面白いoただ、題材が虫やら何やらで割とグロいのに、ラストに美談を持ってきてるのがなんだかなぁ、とか想ったけどoとかゆいつつ、彼の作品ではこれが一番好きo貴志祐介は、調べたものをただ羅列するのではなく、展開に沿ったひけらかし方をするので、ほんと巧いと想うo
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キモくて最高です。
リアルにもキモイし、南米の民族の兄弟の民話を歌にしたのもキモくて怖くて最高です。
伏線の張り方もいい感じ。
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面白かったぁ!貴志殿の本の中で私はこれが一番好き!はらはらドキドキすることうけあい!是非読んでもらいたいなぁ!
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1999年のこのミステリーがすごい5位という帯が付いています。そのれだけの実力のある構成のしっかりした作品でした。読んでいても、どんどん集中して読んでいる自分に気が付きます(何かに毒されているのかな(^^;)
事件は、ホスピスで終末期医療に携わる精神科医である北島早苗の恋人で作家の高梨が、アマゾン調査隊に参加してからは、人格が異様な変容を見せ、最後は異常な自殺をしてしまうことから始まります。その後、謎の自殺が続発し・・・いったい何があったのか読者には興味があるところ。
ネタバレになるといけないので、ストーリーも言わないけど(本を後ろから見る人のために参考文献すら割愛したくらいだから、参考文献すら重要なネタばらしになるのでしょう)、大変面白い話だけど、かなり気色悪い(^^;。背中はぞくぞくするし、脳内は!ぞわ〜ってした雰囲気を味わうことになります。このあたりの題材と表現は賛否両論あるところかな。しかし、読んでみて損はない作品。少なくとも題材は別にしても、昨年の「硝子のハンマー」よりははるかに緊張感がありました。
本書にはインターネットを使う記述もたくさんありました。さすがに、1998年というと古臭い感じになっています。ISDNなども出始めた頃かな?
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恐〜い気持ち悪ーい。ホラー苦手な私でもあまりの面白さ作り込みのうまさに引き込まれて行った作品でした!
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最初はすごく好きな感じでお気に入りになりそうな予感がしてたんだけど。
だんだんむつかしくなって、わたしの頭では理解しづらくなってしまったヨ。
ネタバレになるのであまり書けないけど、こういう学問に興味がある人にはたまらないんだろうなという気がしました。
登場人物のひとり、オタク系の男の人、、、ナイスキャラです。
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アマゾン探検から帰った人が、次々に奇行に走り、死んでしまう謎に迫るホラー、というかミステリー。かなりグロテスクな表現も多いから、覚悟が必要かもしれない(笑)。だが、このテーマに迫るには、グロテスクで劇的な表現は不可欠のような気もする。
テーマとの直接の関係は低いが、「繁栄に成功した生き物の最大の敵は、捕食者に鞍替えした同種だ」とか、「なぜ、この世にはエウメニデス(復讐の女神)が存在しないの?もし、いれば薬害エイズの犯人達を発狂するまで追い詰めるはずなのに」など、どっきとするようなフレーズが多いことにも注目!
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初めて読んだ貴志さん作品。そして私の中でナンバー1。紹介してくれた後輩に感謝です。ホラーでもあり、SFでもあり。人間って生物学的に最も弱い生き物なのかもね。
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この人の作品って本当、カルチャーショックを受けるものばかりですごく悲しくなります。でもそれも慣れると楽しいのさ♪(危)
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読み始めは専門用語が多くて取っ付き難い感じがありましたが、知らず知らずのうちに世界にのめり込んでしまいました。
アマゾン調査隊のメンバーが「異常な方法」で死んで行く描写がとてもグロテスクです。でもそのグロテスクさの中に美しさのようなものが垣間見られ、結果的に目を逸らせませんでした。
人間という生き物の弱さを目の当たりにさせられる作品です。
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内容はものすごくグロいサイコホラーですが、緻密な描写と息をもつかせぬ展開で一気に最後まで読みたくなる一冊です。が、、虫とかが嫌いな人はいろんな意味でぞ〜とする作品かもしれません。
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天使の囀り(さえずり)という響きに誘われて手に取ったら、中身はびっくりホラーでしたw
予想できない話の展開の突拍子なさは感服物です。