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教育・結婚・政治等の社会問題のトピックをミクロ経済学的なアプローチを使って説明した本。元が新聞に掲載されていたコラムということもあり、説明等はあっさりだが非常に読みやすい内容となっている。この類の本を読むと、世の中にいかに感情的な報道が多いかが分かる。
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12月?
経済学をここまで身近に感じた本は初めてだった。経済学では、教育や現代にさまざまに起こる問題をどのように捉え、そしてどのような解決策を見出しうるのかということがよくわかり、経済学の応用範囲の広さを感じた。しかし、そのような手段をとるかどうかというのは最後は価値判断の問題であり、さまざまな比較考慮が必要なのだと思う。たとえば、麻薬が犯罪の温床となるのは、高値で取引されうる闇市場が成立してしまうからであり、麻薬を合法化し、麻薬市場が形成されれば値段も下がり、犯罪も減るという考えも出てきたが、それを通し、経済学的な正しさが、直接社会的な望ましさにつながるかどうかは別問題なのだろうということも感じた。
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正直しんどかったですが、気合いで読みました。アメリカのノーベル経済学賞受賞のゲーリー・S.ベッカーが主にアメリカ経済について書いたコラムをまとめたものです。数字のデータや観点は正確なのでしょうが、いかんせん難しいです。もうちょい経済に詳しかったら、面白かったかも。