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もう何十年も前の作品です。アガサの偉大さに改めて気付かされる。ラストの驚きは免疫の無い方であれば十分にびっくりできるはず!これはある種の登竜門ではないでしょうか?
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ジメジメと落ち着かない雨の日は、スッキリ事件を解決こちらの本
題名:アクロイド殺人事件
作者名:アガサ・クリスティ
発表:1926年
出版社:新潮、講談、他多数
映像化:イギリスにてテレビ化
■あらすじ
アガサ・クリスティの代表傑作!
名探偵ポワロシリーズ3作目。
キングズ・アボット村の医師ジェイムズ・シェパードは、地元の名士ロジャー・アクロイドから夕食の誘いを受けた。アクロイドはそこでシェパードに、ある深刻な問題を打ち明けるが、その後、自室で刺殺されてしまう。警察は、事件直後から行方不明になっている義子のラルフ・ペイトンを犯人と睨む。
しかし、ロジャーの姪フロラ・アクロイドは婚約者であるラルフの無実を信じ、隣家「からまつ荘」に引っ越してきたポアロに助けを求める。既に探偵を引退していたポアロだが、フロラの依頼を引き受け、ジェイムズを助手役に捜査を開始した。
■感想 個人評価★★★★★ amazon評価★★★★★
"この『トリック』を使ったのは私が初よ"と作者も豪語する、傑作だと思います。
ポワロシリーズを何作か読んでから読むことをお勧めします。
番外編にあたる作品だと思うから。
なんてったって、ポワロが推理に飽きて隠居しながらかぼちゃを作ってるんですもの。
語り手もいつもは友人であるヘイスティングズ大尉であるが、今回は隣人であり推理好きの町医者。
私は有名な名探偵の中でもポワロが一番すきだったりします。
現場であくせく証拠を探すのではなく"灰色の脳細胞"を使って事件を解決する。
同作者作品紹介:オリエント急行殺人事件、そして誰もいなくなった、他多数
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98年の初版本を発掘。19ページまで読んで行方不明だったこの人。今、ちょっと読んでみたら読みやすそうなので、その内読もうと思ってはいる。
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富豪のアクロイド氏が刺殺され、容疑者の養子は行方不明。物語はアクロイドの友人でポアロの隣に住む医師の視点から語られる。
犯人についてフェアかアンフェアかと問題視された。
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昔読んでいたとき、ちょうど「世界不思議発見」というテレビ番組で、この小説のトリックについて出題されたのを見てしまい、タネが分かってしまった思い出がある。この小説の構成も古典的な類型の一種として有名。アガサは一人で良くこんなことを次々に考え出したと、あらためて感心してしまう。
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またクリスティです。
やっぱ面白いですわ。
もー、ほんっと快感なほどに騙されました。
衝撃すぎて、読後笑ってしまいました。
まさか一人称で語っている人が犯人だと思わないじゃん!!
先生はホームズでいうワトソンの役割をしているもんだとばかり思っていたから、全く私の中では容疑者じゃありませんでした。
クリスティって、オリエント急行のときも思ったけど出てくる登場人物が皆怪しく見えるように書いてると思う。
まんまと騙される快感を久しぶりに味わいました。
あー、名作推理小説にハマってしまいそうなよかんです。
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アガサの作品で中学生の頃、購入。
一度目、読み終えても「面白み」が理解できず。
その後、20代になり改めて読み返して
面白いと思った作品。
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既にネタバレされていたものの楽しく読めたのは、登場人物たちが魅力的だったからだろうと思う。このシリーズはもっと読み進めたい。
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ミステリィの大堂です。
こういった類のトリックのはしりだと考えると
すごいと思います。
自分に先入観があるのが実に悲しいです。
読書のし始めとかに読みたかった。
実に論理だった構想でとっても良いです。
「これは無理だろ」と感じる部分はありませんでした。
本を読み始めた人にオススメの一冊。
ただ、借りた本が児童図書だったので、
平仮名ばかりで読みにくかった。w
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何年も前にこの本をもらったものの、当時はミステリーに興味はなく、パラパラっとめくって「(犯人は)◯◯、あなたです!」という名前だけを確認して出してしまった。
最近ミステリーにはまり、そういえば犯人知っているけど有名だから読んでみるか、と思い立ち、最初から最後まできちんと読んだが……めっちゃ面白い!
犯人を分かっているからこそ、小さな伏線にも気づくことができて、わくわくにやにや、犯人を知っていても十分に楽しめる作品だった。
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アガサ・クリスティーさんのポワロもの。
物語の進行役だったお医者さんが実は…ってお話でした。
小さな村の大金持ちが殺されると、なんだかんだで容疑者が大量になるから大変だよね。
で、結局はこのお話もお金でいろいろ問題が起きているわけで…。
楽して儲けようとすると泥沼にハマるってお話でした。
ただ、訳が直訳的で、かなり面白みに欠けました。
アガサさんの話は淡々と積み上げていくような話が多いから、読みやすいけどわくわく感がないのも残念だな。
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叙述トリックにおいてフェアかアンフェアかを語る、大元になった作品で、ほんとギリギリラインだと思う。
三谷幸喜がドラマ化したり よく知られている作品なので、結末を知っている方も多いとは思うけど、本で読むと「えーー!ズルくない?!?」と思って前ページを読み返したくなること必須。
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アガサ・クリスティの本を一冊も読んだことがないことに気付き図書館で借りてみたものの、パソコンで検索したのでうっかり児童書を選んでしまった。
有名な作品らしいが、こういうミステリーは読み慣れていなくて苦労した。
トリックやアイディアなど、なるほどミステリーの古典という感じだった。