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古文体で書かれた変な本。
内容は宮沢賢治の世界観そのもの。
宮沢賢治が土のにおいの作品であるとすれば、彼女の作品は霧である。
幻想的な表現方法はさすが。
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長野さんの原点とも呼べる一冊。ふたりの少年の「三日月少年」をめぐる冒険は、わたしたちに何か忘れかけていたノスタルジアのようなものを思い出させてくれるような気がします。どこから読んでも「長野まゆみ」が詰まってる一冊。
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本文の書体と当て字を混ぜて書かれた文体が「特別な本だ」と思わせてくれる本。三日月少年という精巧にできたしかけ人形の企み事とは?水蓮と銅貨という二人の少年は人形を追いかけて小さな冒険をします。雰囲気全体を楽しむ小説。
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長野まゆみさんの作品には少年愛が出てくるものがありますが(笑)、このお話は純粋に?不思議な世界を堪能できます。オートメイルの少年がなんとも言えない雰囲気で…以来、つい少年の人形を見ると思わず「動かないかな」と思ってしまいます。
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博物館から突然消えた自動人形(三日月少年)をおいかけるため,家出と見せかけて始発電車に乗り込み追跡をする銅貨と睡蓮の冒険記.
デコボココンビな彼らが可愛らしい一方,しっかりと大人をだしぬいてるあたりが面白いv
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水蓮の家から自動人形三日月少年が脱走した!銅貨と水蓮は三日月少年を追いかけて家出する。三日月少年は何を求めているのか?//わくわくする冒険と不思議な世界ときれいな表現とが同居します。三日月少年たちは無事に目的地に着いたとおもいます。
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天体議会の銅貨と水蓮の話し。
私はどっちかっていうとこっちの方が好きですね。読んでいてとてもわくわくしました。
同じく収録されている『銀色と黒蜜糖』はなんだかとっても不思議な物語でした。
どちらが夢でどちらが現実なのかこんがらがりました。
いつも読んでて思うんですけど、長野さんの書く食べ物の描写って、どうしてこんなにも美味しそうなんでしょう。こちらまで食べたくなってしまいます。
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銅貨と水蓮の二人の少年が、盗まれた自動人形・三日月少年をめぐって不思議な冒険をする標題作のほか、「銀色と黒蜜糖」と詩篇を収める、作家・長野まゆみの幻の初期作品集。
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「博物館に展示されていた自動人形【三日月少年】が盗まれた。二人の少年、銅貨と水蓮は三日月少年を探しに不思議な冒険へ――」長野さんの作品で1番好き。
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知らない世界へ。
大人じゃない二人が出かけていく。
きっと、何か特別なものがみつかると期待して。
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水蓮&銅貨大好き!三日月少年を追う二人と一緒に物語に引き込まれていきましたよ。わくわくして楽しかったです。
すっきり解りやすく完結するので誰にでもお薦めできます!
私はちょっと物足りない気もしますが。(笑)
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冒険の中にも長野さんらしい独特な世界観のある、楽しいお話。
子供に読み聞かせるには少しだけ難しい言い回しや古めかしい言葉があるかもしれませんが、それでも十分楽しめると思います。
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博物館にあった電池で動く自動人形・三日月少年が消えた。
三日月少年を探して始発電車に乗り込んだ二人の少年の冒険。
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『詩編・ケレイドスカフ』『三日月少年漂流記』『銀色と黒蜜糖』の三編です。
朝、銅貨は水蓮に三日月少年と呼ばれる遠目に見ると普通の少年に見える自動人形が盗まれたという話を聞く。
けれど、水蓮は落ち着いた様子で、三日月少年は盗まれたのではなく、逃亡したのだと言った。
そして、二人で三日月少年を探しに行こうと言うことになり――。
銀色と黒蜜糖が登場する劇を見ていた僕。
けれどいきなり黒蜜糖が舞台を降り、僕の元へ近づいて――。
目を開けると、枕元には柘榴の実が――。
一体どこまでが夢なのか、夢とうつつの境界を彷徨う不思議な物語です。
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天体議会の二人が博物館から逃げ出したオートマータ、三日月少年を追う。
列車に乗って都市へ。
辿りついた月光舎。
旅立つ三日月少年。