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2009年6月読了
特殊相対論、一般相対論について相当わかりやすいです。とくに前半の特殊相対論の説明が秀逸。勘違いしそうな所を先回りして書いてくれていて、どこでつまずくかまで著者が熟知しているようでした。
一般相対論の方は難しいと思ったけど少し立ち止まって考えれば理解できることが多い(さすがに全部理解することは無理)。たぶん、何かをしながら読んだり、流し読みしたりしては駄目な本。ちゃんと考えながら読まなければ。
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友達が読んでたから、つい・・・
むずかしかったけど数学使わないからなかなか理解できた。
まぁ面白いけどやっぱりむずかしい。
最後に宇宙論についても書いてあったんだけど、ここはさっぱりわかんなかった。
でも!宇宙について考えるととっても面白い。ほんと不思議。
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相対性理論に関してはこれまでもNHKの番組などで目にしてきたが、本書にて頭の中を整理することができました。
とても分かりやすい内容で、「量子論を楽しむ本」に続いて本書も十分に楽しめました。
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アインシュタインの生い立ちから、特殊・一般相対性理論の解説、さらに相対論の宇宙論への応用と最新宇宙論の解説にも2章を割いている。著者の相対論への愛に満ちた本書は読んでいて楽しく、まさに「相対論を楽しむ」ことができる。
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アインシュタイン博士という人は、本当に天才だと思う。
光の速度は、観測者の移動速度に相殺も加算もされず、常に一定である。
という、自分が導き出した計算結果だとしても、俄かに受け入れられない結果を受け入れ、時間の進む速度が、空間によって異なることを発見したのですから。
時間の進む速度が、自分が居る環境によって異なるなんて、日常生活で体感することはできないので、信じられないSF物語に思えますが、それが真実であることを知ることができました。
これさえ読めば、ウラシマ効果について語ることもできるようになります。
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相対性理論って何?のレベルでも、わかったような気になれる。
素人にでも文章が読みやすくわかりやすいように書いてある。
これを機に、他の物理学の入門書も読んでみたくなった。
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これを読めば、少なくとも特殊相対性理論であれば、一通り語れるようになる。「遅れる時間」「時間は一定のものではない」「スピードが上がると重くなる」など、謎と不思議に満ちあふれたアインシュタイン・ワールドが、非常に分かりやすく解説されています。
なぜ電車や車での移動程度では時間が遅れることはないのか、重さが変わらないのか、高校で習った物理の公式は相対性理論と整合するのか、数式からも理解できるようになっているところがスゴイ。
ただし一般相対性理論になると、やっぱり小難しくなってしまいます。解説も若干あきらめ気味。でもここから派生した現代宇宙論も含め、好奇心をかきたてられること請け合いの一冊。
2009.09
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言葉はよく聞くけれど、その内容についてはほとんど知らない
相対性理論
深いところまでは知らなくても、概要を簡単に説明できるようになりたいと前々から思っていました。
“よくわかるアインシュタインの不思議な世界” というサブタイトルに期待して手に取ってみましたが...よく解りませんでした(汗)
読んでいる最中は何となく解ったような気になっていましたが、読み終えた後には頭に何一つ残っていませんでした。
私には 「マンガで解る相対性理論」 くらいの本がちょうど良いの
かもしれません。
ただ一点、自分の理解度のなさを棚に上げてなんですが、著者の文章力はイマイチなような気がしました。
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この本でも光速度不変の法則の理由は語られず、観測の結果こうなったというだけであった。
ただ、実験方法が載っていた分、まあこれでそうならそうなんだろうという感じを持つことはできた。
自己啓発的な内容になっていない点や、章ごとのポイントをきちんと纏め、特殊相対性理論、一般相対性理論や双子のパラドクスなどのメジャーなトピックも網羅していることから、薄い本だけどかなり相対性理論について分かる本になっている。
茂木健一郎氏の書いた『あなたにもわかる相対性理論』より断然こっちの方が良いと思った。
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特殊相対論、一般相対論、宇宙論の幹となるところを平易に解説している。
言葉による説明は非常に丁寧で、痒いところまで手が及んでいるため、少なくとも特殊相対論の『相対的に動いているものは』時間が遅れているように見えたり、縮んで見えたり、重くなったりするというところは理解しやすい。この特殊相対論の部分だけでも十分に読む価値がある。
相対論に興味があるなら文系理系、教養専門を問わず一冊目はこの本を薦める。物理学科生ならこれで軽く考え方をさらい、岩波の物理入門コースの相対性理論でしっかりと特殊相対論を、岩波基礎物理シリーズの相対性理論で一般相対論を学ぶとよい。
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初めて読んだ佐藤先生の本。
文系なので物理をしっかり学んだことはなく、他の書籍で全分野に触れてみても興味が出たのは力学と宇宙論だけでした。
そんな時に出会ったのが本書。
実は物凄い経歴をお持ちなのに何とも分かりやすい解説で、相対性理論を分かった気分にさせてくれます。
相対性理論を理解するためには少なくとも高校レベルの数学が必要とも聞きますが、出て来た式は2つか3つくらいで、しかもその式が理解出来なくても読み進めることに支障はありません。
もちろん詳細な知識を求める人には不向きなんでしょうが、概要を知れれば満足という人には最適だと思います。
同じくらいの値段で図解版も出ているので、そちらはさらに分かりやすいかも。
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時間、空間の概念を変える。
アインシュタインの功績、素晴らしさがわかりやすく書かれている。
宇宙という未知の世界の法則を
思考実験で導き出したアインシュタインはやはり天才だ。
光の速さは一定で、質量は0だと
誰が考えつくだろう。
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相対性理論に関しては、特殊、一般ともにその概要を難解な数式を使わず、イメージでつかむことができました。
悪くいえば内容が薄く。理論的すぎます。ただそれは相対性理論の特性から仕方がないことなのかと思います。
また相対性理論や量子論を発展的に展開した宇宙論の部分にはとても興味を惹かれました。
宇宙ができて短くて六十億年、地球ができて四十億年、その途方もない時間と積み重ねの上に自分が生きることができていることに感動しました。
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豊富なたとえ話で相対性理論を説明する科学エッセイ。特殊から一般相対性理論、宇宙論と話は展開する。さすがに縦書きでは一般相対性理論の説明には無理があるか。ただ、何となく判ったような気にさせ、宇宙論に関する本を読みたくさせるのはすごい。
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2011.05.15 読了
おそらく大分簡単明瞭なんだろうけど、理解できていない……
50%くらいか…
ただ、ラストの宇宙の成り立ちに関するあたりはぞくぞくした。
宇宙は「無」から生まれたのだ‼