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自分的には25年目にして読破しました。6巻までは昔読んだんだけど、7巻(最終巻)がでるまでに11年もの間があったとは、、
最後はとりとめのない話になってしまったが、二人の不受不施派の僧侶の禅問答、 考えさせられました。 人はなぜ生きるか。。
オイラの答え。うまい物が食いたいから(^凹^)ガハハ
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半村良は、僕がファンになった最初の作家。映画・戦国自衛隊の原作者として知られているが、代表作をあげるならこの作品。田舎に単行本があるけど、また読みたくなってこの文庫本を購入。
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世が世であれば【世界三大奇書】とでも呼ばれたであろう壮大な物語。男女の愛から宇宙の存在までを一つの物語で語りきる腕力は空前絶後。『人道の巻』最終章のDIMINUENDOは涙なくしては読めない半村節全開の人情小説。そして大詰め『魔道の巻』はついに宇宙の存立までを。半村さんはこの小説を書くために外道皇帝から託された作家だったのかもしれない。
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知らないうちに「完本」3巻になっていたので、何年か振りに再読。
江戸時代、神道に対する形で発展してきた鬼道衆達が信奉する「外道皇帝」がこの世に生まれ落ちたところから始まる、大伝奇大河SF。
その皇帝は実はポータラカから来た宇宙人で、あるメッセージを全宇宙に発するために地球の進化に介入した。それで、地球は他の天体とは全く異なる、生命同士が喰らいあう妖星になってしまった、という壮大なお話。
何度読んでも、あまりのスケールの大きさに圧倒され、皇帝が地球の進化を促進する為にセックスに快楽を与えた、などという発想のすごさに感嘆。人生観を変えてしまうまでの作品ですが、最後があまりにまとまりすぎててちょっと残念。
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読了に3年以上かかった。スケール感と主題の大きさがとんでもない。とにかく読みごたえあり、圧倒された。こんなスケールのでかい話を、よく最後をまとめたなぁ。
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ついに読了。
まさに大河SF伝奇小説!
宇宙・地球の謎、この生命誕生の秘密、人類の未来。全部書ききっちゃってます。
しかしこの第3巻だけで1012頁、厚さ4.5センチ。文庫本なのかこれは…。
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総じて官能の場面が多いので電車でうっかり読めないのは難点ですが……SFとしてのこの小説の構成は素晴らしい。
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読了。その後もこの巻のみ何度か再読。人道の巻と魔道の巻の間に掲載された最終巻についてのエッセイと巻末にある対談が大好きで繰り返し読んでいる。
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最後は夫婦二人でしっぽりと、鬼道衆のことなんか忘れて…てはならんかった。
その後の魔道の巻が濃ゆすぎ。
人類どころか宇宙、生命力の謎まで思想を語り尽くす感。
半村さんの言いたいことをストレートに書いた怪書。
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単行本の第5,6,7巻を文庫1冊にまとめたもの。
これで全7巻一気読み完了。
5巻はひたすら淫靡
6巻は「剣客商売」的世界
7巻は大宇宙巡礼
第7巻を読んでいると手塚治虫の「火の鳥・未来編」がどうしても連想される。
巻末付録のなかで半村良と手塚がともにSF作家クラブの最初期のメンバーだったことがわかる。
二人で壮大なテーマを語り合ったのかな、などと想像している。
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#日本SF読者クラブ 読んだのは、第6部人道の巻まで。単行本でいうと第6巻にあたる。第7部魔道の巻は、作者自らも言っている。異質だと。いろんなレビュー等を見ても、付けたしだとか第6部で終わっているとか書かれている。自分も第6部できれいに終わっていると思う。そういうことで、以降は読まないことにした。
描かれているのは「宇宙と生命の摂理」。うーん、よくわからん。それと松本零士版の妖星伝の続きが読みたい。無理だろうなけど。