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我が家のチビ王子が宮沢賢治さんのファンです。こちらの本も色彩にもすぐれ、大変素敵ですが
福武書店から出ている《絵・安藤徳香さん》のが一番のお気に入りだそうです。
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小学校の時の図画の時間に描かされたのが「やまなし」。数ある「やまなし」の絵本の中でもこれが一番好きです。
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小学校の教科書にのってました
あれやこれやと想像し、静かに場面が移っていく様を音楽のように覚えました。
キラキラした川底の石や 魚を下から見上げるサワガニの様子。
昼のうっとりするような穏やかな時間のなか 鳥がその静寂をやぶり 兄弟は最大の恐怖を味わったり。
夜の闇のなか 静かにサワガニ兄弟が泡の大きさを比べあったりするシーン
突然木から落ちてきたやまなしがしばらくすると川の底にゆっくりおちてきて
良い匂いを発したりする情景を いまも時々思い出します。
あれから 何年も時は流れて 本屋さんでたまたまこの本を見つけたとき
小学校の頃想像していた世界をこの絵がすべて表現していてびっくりしました。
おいらが あのとき耳にしていた文学のハーモニーが全てがここにありました。
それぐらい いい本です
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宮沢賢治の絵本だったらパロル舍のです!!プレゼントして頂いて、私の宝物です。小林敏也さんの絵はイーハトーブの世界にぴったりの素朴さを感じさせながら実は先駆的な宮沢賢治の世界を目の前に広げてくれるのです。。。
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宮沢賢治の世界は完璧に整えられ、一つの輪のように完全に閉じている。物凄い濃度の世界は排他的であるが故に信じ難いほどの純度を保持することが出来るのだろう。
まろく静かなこのお話は淀みなく綻びも無くしずしずと進み、そこには誰の介入も許さない。
磨き抜かれた言葉のひとしずくが幻想的にきらきら光っている。
初めて読んだ小学校の授業中、理由もなく泣いてしまった。
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小学校ん時教科書で読んだっちゃなかかな。クラムボンが笑ったよ、クラムボンがかぷかぷ笑ったよ、とか、やまなしの実のお酒(?)とか、たくさん心にのこっとるとよね。
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国語の教科書に載っていて、最後教科書の「クラムボンて何だったんでしょう? 蟹の兄弟は何を想っていたでしょう?」との問いかけに、うっと詰まってしまった。自由闊達に思いつきを言うことができなくなってしまった、そうかと言って掘り下げて考えることも難しく。そういう年齢になったのだなと思い知ったんだった気がする。もっと幼い頃読んでいたらなんて答えただろうと思う。
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小学校の頃にやまなしを教科書で読んだ記憶があり、読み直してみたら宮沢賢治ワールドにどっぷりはまりました。小林さんのイラストも素敵です
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なぜか「注文の多い料理店」が好きな娘に、こちらの方が、簡単だよと読んでみました。
この不思議な世界を感じるには、まだ、少し早かったかな。ちょっと、怖かったみたいです(3歳)。
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小さい頃を思い出します ☆:*・゚(●´∀`●)ホェ:*
いつまでも澄んでいて静かで、定期的に読みたくなる一冊!
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「クラムボンはかぷかぷわらったよ」
クラムボン!? なんだっ?
しかも次の章では
「クラムボンは殺されたよ」となるのです。
興味を持たれた方は、是非読んでみてください。
兄弟の蟹が谷川の底で話す会話、ゆっくり読んでみると、自分も川底にいるような錯覚を覚えます。今度、梨を食べるときには、この兄弟のことを思いながら食べよう。
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繊細な線の重なり合い。
水の流れや射し込む光が、
スクラッチ画の細い線で見事に表現されている。
初めて読んだ時は、目を奪われた。
水の中にいるみたい。
音まで聴こえてきそうで。
数ある小林先生の、宮澤賢治シリーズの中でも、
やまなしは衝撃的で、大好きだ。
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小学生に教えるのに苦労した思い出があります。
宮沢賢治の世界はやはり深く難しい。
しかし、わからなくてもこの蒼い世界はとても美しいの。
生き物たちの姿に人の姿を重なることは大人でも難しい。
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新過程小学校6年生の教科書に載る。大人でも解釈が難しい。一応、童話の部類なんだろうが正直深すぎてわからない・・・。
子供たちはなにを感じとるのだろう?
賢治は何が伝えたく、文部科学省にはどのような狙いがあるのだろうか・・・
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教科書で読んでいた当時、クラスメイトの友達と、
「『かにのこら』ってなんだろうね」と話していたのを思い出します。なにか記号的な意味で捉えていたみたい。
イーハートーヴが岩手のことだっていうのは分かったのに。