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(上巻から続く)
とはいえ、ダルグリッシュ警視長が
4年の詩人としてのスランプを脱して、
新しい作品を出せたのは良かったし、
アリスがかろうじてメグを返したの良かった。
妻を亡くした画家が娘を失うことなく、
立ち直ったのも、
そうそう、リカーズ主任警部の奥さんが
義母の元から帰ってきて無事出産できたことも。
でもダルグリッシュ警視長が休暇中だったせいか、
前作の方が良かったかな。
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このミス海外編1992年版1位。巻末の解説にもあるように「結末まで行き着けないかも知れない」とか「悪く言えば退屈」ってやつです。しんどかった。反原発活動とかシリアルキラーとか国際テロとか出世とからんだ愛憎劇とか、いろんな話のごった煮なんだけど、文章が難解で人間関係が良く理解できないまま読み進めるので結局なんのことやらサッパリわからんです。ほぼ3週間辛い日々を過ごしてしまった。こういうのは1位に選ばんといて欲しい。
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連続殺人鬼の登場をメインの殺人事件の単なる小道具として扱う辺り、やはり大作家の構成力は只ならぬものがあるなと感心したが、終わってみれば犯人は予想外だったけど、動機としては単純なもの。
いや寧ろ深くまで語られなかったため、抽象的であり浅薄だ。