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あっと驚く結末。
分野は違うけれど私も技術者の端くれとして、彼らの達成感が理解できる。
読後、そこには一つのプロジェクトをやり終えた時のような開放感・爽快感が心地良かった。
4人の絆「真保裕一」これまた憎い。
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再読。
上巻
http://booklog.jp/edit/4062645661
のレビューにも書いたが、漫画っぽくテンポが良くて
緻密な描写が非常に面白い。
思わず真似したくなってしまうほどの、
どう考えても真似できないと思うほどの
偽札作りに対する主人公達の地道な努力が素晴らしい。
絵画の贋作と同じく、もはや芸術と言っても良いのではと思わされる。
結局5億稼ぎ損ねるが、帝都銀行に一矢報いるラストも
飽く迄も漫画っぽさに徹したエピローグもセンスが良く
最後まで楽しめる作品。
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偽札作りでヤクザや社会悪に立ち向かう話。「ホワイトアウト」ほどのスケール感やスリルは感じられなかった。
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紙幣判別機を騙してお金を奪った場合「通貨偽造罪」にはならないって聞いたことあるんだけど。。。
窃盗扱いの気がする。
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内容(「BOOK」データベースより)
ヤクザの追跡を辛うじて逃れた道郎は、名前を変え復讎に挑む。だがその矛先は、さらなる強大な敵へと向かい、より完璧な一万円札に執念の炎を燃やす。コンピュータ社会の裏をつき、偽札造りに立ち向かう男たちの友情と闘いを、ユーモアあふれる筆緻で描いた傑作長編。予想もできない結果に思わず息をのむ。日本推理作家協会賞・山本周五郎賞W受賞。
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上巻と同様、機械の説明などはかなり流し読み。
未来ある若者が犯罪を犯す、ということでどうやって〆るのかと思っていたがなかなか見事な終わり方だったと思う。
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闇金からの借金の返済期間が迫り短期間に大金を必要とされた道郎は、もうこれしか無いと偽札造りに挑戦する。それは人間を相手にする完璧なものではなく、ATMを相手にするというアイディアであった!なんとかお金を工面するところまでたどり着いたのだが・・・。やがて彼は完璧な偽札を作るという野望に追われることになる。
偽札造りのアイディアや情熱、ヤクザとの心理戦、サスペンスなど色々詰まった面白い話でした。
みんなして名前変えすぎだろってのはありますけどねw
ところでエピローグはどうなんでしょう?
個人的には無くても良かったんじゃないかなんて思ったり・・・。
その前の段階で綺麗に話がまとまってますからね。
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後半もスピード感あり。
印刷技術について詳しく書いてあり勉強になった。
ただ、個人的になんとなく感情移入できなかったかなぁ。
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技術的な説明がくどいけど、これがないとやはり薄っぺらくなってしまうんだろう。
話は面白いけど、たまに納得感が微妙なことをやったりする。まー許せる範囲。
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こんなに面白い本ってなかなか無いと思う。読み終わるのが残念すぎて、はやく続きを読みたい気持ちを抑えて最後はわざとゆっくり読んでた。笑
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まー、とにかく長かったなぁ。
偽札作りの説明をもう少し簡単にすれば上下巻にせずに収まったと思うわ。
色々と偽札を作るのがどれだけ大変かってことを表現するためにも、事細かに書いてるんだろうけど、あまりにも専門用語が飛び交い過ぎて疲れるなぁ。
そんで登場人物、特に主人公のキャラが気持ち悪すぎるわ。なんでこんなキャラにしたんだよ。こんな奴いねーよ。友達が勝手に作った借金を全く気にせずに請け負って、一緒に偽札作ろーぜ!って、全然感情移入できない。そんな考え理解できない。
話の中心には、いわゆる敵キャラとしてヤクザが出てくるんだけど、そのヤクザ相手にも色々と理解できない立ち回りや執着をしまくりだし、結局主人公の目標がブレまくりでそのへんも感情移入できないわ。
テーマとして主人公の目標ってのは「完璧な偽札」を作ることなんだろ?「完璧な偽札」は本物と見分けがつかない。つまりそれはもう偽札ではない。なんて考えだったはずなのに、いつのまにかヤクザと銀行相手に偽札を掴ませて本物の現金と偽札を交換しようってのが目標に変わっちゃってるしさ。「完璧な偽札」を作って、本物と変わらないって持論ならわざわざ本物と交換する必要もないし、ヤクザとかも偽札ってわかっても「完璧な偽札」なら痛くねーだろが。結局そういう面でも感情移入できない。
こんなんが評価されてるって理解できないわ。適当に長引かせて話ふくらませただけだろが。文章が~とかは俺には評価できないけど、話の内容だけならただの糞作品だわ。
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ラストはスリル満点!!ドキドキものでしたよ~
東建興業から逃げるため名前も戸籍も変えた道郎は水田紘一という元偽札作りの名人と新たに偽札作りに乗り出します
そんな折、水田が務めている竹花印刷を襲う取引中止・・・不渡りを出してしまう
実は裏では主要銀行の帝都銀行が絡んでいた・・・そして東建興業も!!
そこから道郎たちの復讐が始まります
仲間の命を失うという悲劇にも耐え・・・そして!!!!!!!
http://momokeita.blog.fc2.com/blog-entry-129.htmlより
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後半は展開が「あれっ?」って思うところも多く。。。
個人的にはラストは特に納得いかず。
あと、印刷関係のところの説明についていけなくなった。
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ストーリーや展開はすごく面白かった。ときどか偽札つくりの細かい説明があるけど、面倒なのでとばして読んだ(笑)
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友達がヤクザから多額の借金をして、その返済のために主人公は偽札作りを始める。
偽札作りと復讐劇が重なり合うエンターテイメントな作品です。
紙幣印刷がいかに複雑で巧妙か、上巻あたりは、そのディテールが少々くどいと思いましたが、下巻の冒頭あたりからは一気に最後まで読めました。
ラスト前あたりからは、ドキドキ感もたっぷりで長編って気はあまりしませんでしたね。エンターテインメントとして、トップクラスだと思います。
日本推理作家協会賞と山本周五郎賞のダブル受賞は、伊達ではなかったです。
10数年前の作品ですが、古さもあまり感じず楽しめました。