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17 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

古典となる可能性を秘めた新しいミステリ

2002/02/27 23:02

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:キイスミアキ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 高い評価を耳にして以来、ずっと楽しみにしていた作品。とうとう読み終えてしまって残念。別のウォルターズ作品が、楽しみでしょうがない。
 
 冒頭に登場する謎は、死体は誰のものなのか? 過去の失踪事件はどういうものだったのか? といった、素晴らしく古典的な感じがするもの。
 
 ウォルターズの作品を読み、思いだされたのが同じ英国の作家であるセイヤーズ、そして彼女の作品『誰の死体?』だった。良く出来たパズルのように、無駄が無い推理小説もいいが、パズルのピースや台座が、凝りに凝った英国様式の装飾で彩られているのも悪くない。それがセイヤーズの本格ミステリである。
 
 ウォルターズの作風は、その暗さこそ違えど、ミステリの女王セイヤーズが描いた《ピーター卿シリーズ》の流れを汲んでいると思われる。ただのパズルとしてのミステリではなく小説としてのミステリ、とでもいえばいいのだろうか。

 巽昌章氏の書いた解説も改心の出来。この作品の存在感は、今後も古典として長く愛される可能性を感じさせるほど強く、解説者にとっても特別な思い入れを感じることができたのだろう。
 
 ではいったい、なにが存在してるのか。小さな村に住む人々の生活や、その風景、警官や疑わしい人達、差別や古い習慣などを描ききったことで、架空の世界でありながら、探偵役を楽しみ世界に没頭する読者にとっては、読了するまでは本当の世界であり続けるリアルな小説の世界が存在しているのだろう。

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2008/04/03 21:29

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