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とてもわかりやすくて、おすすめです。
本書によれば、46億万年前の地球誕生から現在までを1年だと仮定すると、最初の生命が4月8日頃、恐竜時代が12月中旬頃、サルは12月25日、人類は12月31日午後8時10分頃に出現した計算になるという。つまり我々はまだ大晦日にわちゃわちゃしているに過ぎない。そう考えると、人生100年時代も、ふざけたロスタイムも地球スケールでは一瞬に過ぎない。その大晦日の一瞬だけで人類は地球を第六の大量絶滅に追い込もうとしている。恐ろしいこと。グレタさんにいちゃもんつけている暇なんかないはず。
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『進化とはなんだろうか』
長谷川真理子著 岩波ジュニア新書
進化論に関しての全体的な知識が知れる一冊
進化論は今の学問分野のなかでも中核的な存在になりつつあるので、もし学問の道に進みたいと考えている人がいるなら、この本で進化論に関する素養を身に付けておくのも一つの手段
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DNAの転写のような高校生くらいから始まり、平和なハトと獰猛なタカを用いて説明する進化のゲーム理論のような、進化論の魅力を存分に味わえる、進化は進歩的なものではなくて、ランダムに起こった変化によってたまたま環境に適応する、理由や目的もなく、生き物が進んでいくことはシンプルながらもダイナミック。進化論への扉を開けてくれた本