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孤島の密室モノ。
「好きだったら殺せる」・・・そうなのかなぁ。
カルトな宗教がでてくるけど、必要あったのかなぁ。
あやめの気持ち、不倫はともかくとして、あまり理解できない。
むしろ、守田くんの方が共感しやすいなー。
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慰安旅行?先の無人島で起こる密室殺人・連続殺人という設定はかなりベタな推理小説。内容は悪くないと思う。心理描写もよく出来ているように感じた。まあ、定番の不倫とか恋愛とかが絡む部分は新鮮味がないのでグイグイ引き込まれるという感じではないが、主人公あやめさんのどこか影のある雰囲気は好き嫌いは別にして妙に引き付けられる。まあ、その雰囲気も著者が巧いことつくってたわけで、最後には納得できるし。ただ、私はこの本のカタカナ表記が気になってしまって内容に集中できなかった><; コーヒー→コォヒィとか、読みにくくてうっとおしい。。最初は趣があるようにも思えたけど、全部が全部この調子なのでイライラ。で、カタカナにこだわってるのかなあと思ってたら、サンドイッチはサンドウィッチとはなってなかったので思わず「なんでやねん」と。ストーリーと関係ない部分に気を取られてしまいました。
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無人島での連続殺人、オーソドックスな主題ですね。
といっても、そんなに読んだことはありませんが。
ラストのどんでん返しと言いましょうか、
理解はできないけど納得はしました。
しかし暗示にかかりやすいってどんなんよ。
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『孤島での連続殺人。犯人は誰?』という、ミステリー。 途中で、なんとなく仕掛けに気付いてしまったのが、残念。つまらなくはないけど、少し物足りないかなぁ。
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アガサ・クリスティのファンとしては孤島での連続殺人と聞くと読まずにはいられなかったのだが…どうも読みづらい本だった。特にカタカナの「ビイル」「ボォト」だのっていうあの表記のこだわりは何なんだろう?読み慣れないとそれが気になってしまって入り込みづらい。ミステリー部分も結局は…ドロドロですか??う〜〜ん…今イチだった。
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本書ははじめ、喫茶店を経営する女性の不倫話かと思い、がっかり。女性の感情の襞を覗かせる繊細な描写に、多少鬱陶しくなりながらの読み始めだった。ところが、場面は一転。孤島、密室殺人、連続殺人と3拍子揃った、本格ミステリに変わった。いや、新本格というのか? そのあたりの区分けはよくわからないが。著者・近藤史恵さんの作品は、『サクリファイス』、『タルト・タタンの夢』などを読んで気に入っていた。それで、近藤さんの作品をまた読みたいと思い、無作為に選んだのが本書だった。正直なところ、本格系のミステリは苦手だ。とかく、新本格ミステリには、「人間が書けていない」とか「ゲーム感覚だ」等々の型にはまった批判が多いが、私自身もその意見に近いからだ。しかし、この作品は、そんな私をも、見事に惹き込んでくれた。なぜだろう?やはり、鬱陶しく面倒臭く思うくらいに女性の心の動きを描写しているところが、興味を惹きつける要因になったのだろうか。それとも、犯行の動機が意外なものだったからだろうか。近藤さんの意見が、解説の中にあった。「前略〜 でも、問いたいのです。人間はあなた方が思っているほど、人間的なのですか。頭のてっぺんから足の爪の先まで、愛や激情や優しさや、あなた方が人間的だと思うすべてのものが詰まっていると思うのですか、と。冗談じゃない。どう見積もっても半分以上は、わたしたちは肉でできた機械にすぎません。〜中略〜 人間に関して無知ゆえに、電子音や殺人ゲームを愛するわけではなく、ただ、あまりに過剰で生な人間っぽさを、少しうざったく思うだけなのです」なるほど、と納得する。では、「孤島のようなクローズド・サークル(閉鎖状況)で殺人を犯せば、確実に容疑者のひとりにされてしまう。そんな危険を冒してまでも犯人がそこを殺人の実行場所に選ぶのは不自然ではないか」という質問はどうだろう。数少ない容疑者の中のひとりになるとわかっていながらも、あえてそこで犯行に及ばなければならなかった理由が充分に説明されていない、という批判にはどう答えるだろう。当て付けではなく、ただ純粋な気持ちで訊いてみたいのだが。納得できる明確な答えを聞いたことがない。そんなことを考えながら読んでいたが、この『凍える島』は、これらの論争には当てはまらない作品かもしれない。初めてミステリに出会ったときのような、ゾクゾクしてワクワクする、妖しい魅力に満ちた作品だったから。あっ、その妖しい魅力を生むのがクローズド・サークルなのだから、不自然さに目を瞑っても書くのが本格なんだ、なんてまさか答えないよなあ。だって、それって本格ファン側の単なる好みなだけであって、犯人の都合とは関係ないんだから。正体を見破られたくないし、できれば容疑者にだってなりたくない、絶対捕まりたくないというのが犯人心理ではないだろうか。
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いわくありげな男女八人が孤島を訪れ、連続殺人事件が起きる…という「そして誰もいなくなった」系ミステリ。
語り手であるあやめが無感動な人間であるという設定なので、次々に死人が出ても流れるように上滑りに物語が展開し、妙に不安な気分にさせられる。
あやめがひそかな愛情に閉ざされ、狂気を滲ませながら生への執着をなくしていく姿が切ない。
ミステリよりも恋愛に重きを置かれた感じのお話なので、個人的にはちょっと苦手だった。
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近藤史恵さん「凍える島 」読了。サクリファイスシリーズしか読んだことがなかったのですが、デビュー作を読んでみました。不思議な感触のミステリー。なかなかのオチでした。
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かの有名なミステリーをモチーフにした設定
話は気だるい空気感をまとわりつかせながらも、テンポよく進むし読みやすい。
所々にでてくる文学的要素も楽しめる。
どんな風に、あの定石の結末をひっくり返してくれるのか、期待するから一気に読んだ。
でも難しいよね。この使い回らされてきた設定で読者をスカッとさせる結末も登場人物に感情を乗せるのも。
感情を乗せれないのは自分の経験不足からかもしれないけど(笑)
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喫茶店「北斎屋」の女主人二人主宰で、馴染み客とともに慰安旅行に訪れた無人島で、殺人事件が続けさまに起き、という既視感ありありのストーリー。足止めされる経緯の設定が安易、殺人の動機も納得感なし、最後の謎の解明も面白みに欠けた。うーん、この著者に期待したレベルには遠く及ばなかった。残念。。
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近藤史恵のデビュー作品。
読み易い文体とは裏腹に、内容はかなり退屈。
読んでいて苦痛を覚えるほど退屈。
解説だけやたら難解(笑)まぁデビュー作品ですからね。
期待過剰だったのかもしれません。
「サクリファイス」は間違いなく傑作なんですけどね。
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孤島へ旅立った男女八人が、事件に巻き込まれていく。
クリスティのミステリーみたいな展開で、推測通りに真相が暴かれ、なーんだと思っていたのが二転三転。。
しかし、はた迷惑な話だ…。
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おー。なるほど。でもそれしか感想ないな。推理小説みたいのがあんまり好きじゃないのはこれが理由だろうな。
なるほどって思うだけで何も心に響かない。だって殺人の動機なんて共感できないもんな。
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「ー」が執拗に使われていない文に読みづらさを感じながらなんとか最後の方には慣れてきたと思ったころに終了。
これはアンフェアすぎじゃないだろうか?と思ったが、流石にそんなことはなかったので安心したラスト。だが、ああやっぱりね。という終わりになってしまっている気はする。
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近藤史恵のデビュー作にして、鮎川哲也賞受賞作。
主人公の言葉遣いなどに違和感を覚えつつ、いつの間にか物語の世界に引き込まれ、一気に読み切りました。
近藤史恵には珍しい本格ミステリー。