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マイルズ艦長シリーズの第1巻。
この作者はキャラクター描写がうまい。また、ストーリーの進行もうまく、波乱万丈のマイルズの冒険を描いていながら、決してご都合主義になっていないところがよい。
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これぞ無鉄砲な少年の冒険活劇! はらはらのわくわくのドキドキで、すんげぇ面白かった! 骨の発育不全な貴族の少年が、ちょいと傷心旅行に出かけたらあれよあれよと云う間にとんだ『わらしべ長者』に(笑) 世界観が『自由軌道』と同じなのがなお嬉しい♪
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マイルズは士官学校の入試に失敗。傷心の心をいやすため祖母の星にむかったのだが…!口先三寸で世間をわたっていくマイルズがタフです。自分の弱点を武器にするところなどしたたか。読んでて彼の活躍にワクワクします。
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最高の娯楽作品、マイルズの魅力で最後まで読ませる、武器がおしゃべりって所が良い、冒険活劇が好きな方お勧めです
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今一番追いかけている作家。ビジョルド。先天性の奇形のため病弱なマイルズが、口先三寸で宇宙を渡っていく話。シリーズ物です。「無限の境界」中編集ですが、これも一押し。
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女性作家ビジョルドによる、フィクションではあっても論理性が必要なSFというジャンルならではの“リアル”な物語。世界を包む枠組は壮大で、展開も小気味よく楽しいのに、個人個人の感情や現実は決して都合よくは展開しない。身体的ハンデを負った、けれど優秀な「戦士志願」の主人公を始め、「どうにもならない」ことを抱えて生きる人物たちには共感できる。読みやすくも読み応えのある作品。
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根拠のない、四十九院芳お薦めの一冊
シリーズ物なので嵌ると次巻も欲しくなる。
一巻が一番良かった。
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主人公のキャラクターが良いんですよね〜。障害を極端に疎む国で障害を持って生まれ育ったが故のひねくれたところと、両親に愛情を注がれて育ったが故のまっすぐさ。偉大なる父親へのコンプレックスと純粋な愛情。相反する要素が絡み合って複雑で魅力的な若者です。すごく賢い(というか頭が回る。口も)のだけども、弱いところもあったりするのがまた良いのです。
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■マイルズは、たとえ自分の本心とは違っていても、リーダーとしての
役割に求められている言動(ふるまい)ができている。
■部下をよくほめて、実力以上のものを発揮させている。
読了日:2009/05/08
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2009.06.01 ご紹介
http://gensou-niwa.jugem.jp/?cid=11
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マイルズ君登場!!ロイス・マクマスター・ビジョルド はストーリーテラーとして最高だと思います。
シリーズ物で毎回あれよあれよと物語が進んでいきます。大河ドラマかもしれません。
あれもだめ、これもだめな主人公とてんでんバラバラな周辺の人物たち。もしかしたら、これはコメディなのかもしれません。
不屈の精神とちょっとした幸運で自らの運命を勝ち取るマイルズ君。これはジュブナイル小説なのかもしれません。
私はクローンのマーク君の行く末が気になっています。
しばらく続編(和訳)が出ていませんが、ファンタジー小説ばかり翻訳していないで、こっちも早く出してくださいよ〜!!
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DSのSFゲーム、「無限航路」の推薦図書として挙げられていたので読みました。一人の少年がひょんなことから宇宙船の艦長となり、冒険や陰謀に巻き込まれていく……というジュブナイル小説としてはベタな感じですが、主人公の設定が特殊(障害を持っていたり交渉術が一番の武器だったり)なので他との差別化は充分です。
女性作家さんがこの手の男の子を主人公に小説を書くと本当にもう容赦なく苦境に陥れてくれるので、個人的にはドキドキなんですがその分、飽きがこないかと思います。
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ヴォルコシガン・サガとか呼ばれてるシリーズの1冊目。
この人の話は最高に面白いです。
SFの中で私のベスト。
最近舞台がバラヤーの泥団子周辺に限定されて来ちゃってて
大好きなディンダリィ傭兵隊が出てこないのが展開としては不満です。
ヴォルコシガン卿よりネイスミス提督が好きだったのになー。
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久方ぶりの読み返し。本編のラストシーンをもう一度よみたくて読み返した。
中世騎士道か江戸時代を模した社会構造をもつヴォルの世界の中の異端の主人公のサーガ。ノブレス・オブリージュと家族の思いを背負って、身体的ハンディキャップを克服して成長し活躍していく姿が描かれている。
舞台設定(武器・宇宙船・生命医学)が荒唐無稽でグロテスクだが精密にかかれており、筆者の作った世界に染まれる。
この小説の魅力は歴史の流れに翻弄されながらも、精一杯生きて次の世代につなげようとする人々の営みが大河ドラマの様にビビッドに描かれていることだろう。加えて、グロテスクで容赦がない欲望を行使する人々も登場する。こちらも現実世界に存在するものだ。キャラだちまくっている登場人物達を見事にまとめて、現実の写し絵としての一つの世界を鮮やかに描ききった作者に脱帽する。
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次々に来る困難に成り行きまかせに、でもしっかりと知略で立ち向かう主人公が魅力的でした。なんだかんだで色んな人間がこれからも集まりそう。