電子書籍
このシリーズ好きだけどいまいちだった
2022/10/01 10:38
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投稿者:K - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズ好きで期待してたけどいまいちでした。
三作目は面白かったからシリーズ続いて欲しかったけど無理だったようですね。
紙の本
元気が出るシリーズ
2000/08/23 11:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ERI君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ2作目になり、キャラクターの役割が落ち着き、シリーズとしての面白さが固まってきた。1作目の時、よくあるミステリと勘違いして読み始め、よい意味での意外性を感じ、新鮮に感じた通り、この2作目も、ミステリと言うより、女性の目覚めの小説といった感じに仕上がっている。
しかも、実際には重苦しい、ストーカー、カード破産、といったテーマをシリーズ全体の明るさで、軽く取り上げ、読み終わった後、がんばろうと、さっぱりした気持ちにさせてくれる。
社会派なんてくくりで、重いテーマを重く考えさせるばかりが良い作品とは限らない。実世界の重い問題を、さらりと明るい小説の中で取り上げ、気軽にばっさりきりすて、さあ、明日からがんばろうと感じさせるのも立派な作品と思う。
そういった意味から、この軽さ、短さでうまくまとまり、読み終わった後の快感は気持ちよい。
シリーズキャラも典型的に仕上がっていて、いかにも、いかにものシリーズとしての楽しみを感じさせるが、この作品の事件の中心となる3タイプの女性もパターンで押していて、おもしろい。TV映画でいうところのゲスト出演の女優たちである。複雑な心理描写をこういった作品で読みたい訳ではないから、私は、こういったパターンで押すキャラクターで、ここは十分と考える。コント的な絡みを、私は楽しめた。
問題となるストーカー事件の結末も、長さから言って、この作品の目的から言ってひねりは少ない。でも、トリックを読む小説ではないから、このくらいが適切だろう。これ以上複雑にしても意味が無い。
キーワードの「ストーカーと白馬の騎士との違い」「女になんか生まれなければ良かった」が結構、印象的でおもしろい。まじめな、あまり読みたくは無いが、女性心理分析の本がこのコピーでかけそうである。その言葉の意味合いが、さらりと、うまく底に流れているので、この作品が、単なる軽い作品から、少し引っ掛かりがある深みを感じさせてくれている気がする。
良くも悪くもTV映画的で、現実の日本のTV映画よりは格段におもしろく、楽しい時間を与えてくれる。小説でTVの代わりを読みたくない人には向かないが、電車の中でおもしろいTVを見るのと同じ楽しみを味わいたい人には向く作品であろう。
個人的には恥ずかしいが、シリーズ次回作が楽しみになっている。
この本をくれた○○教授、面白いといってくれた○○○太氏に感謝といったところです。(宮引恵利)
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童話の眠れる茨姫は、王子様のキスによって百年の呪いが解け、幸福になった。もしそれが、ストーカーのキスだったら?」対人関係に臆病で頑なに心を閉ざす梨花子は、ストーカーの影に怯えていた。だが、心と身体を癒す整体師合田力に出会ったのをきっかけに、初めて自分の意志で立ち上がる!若者たちに贈る繊細で限りなく優しい異色のサイコ・ミステリー
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童話の眠れる茨姫は、王子様のキスによって百年の呪いが解け、幸福になった。もしそれが、ストーカーのキスだったら?」対人関係に臆病で頑なに心を閉ざす梨花子は、ストーカーの影に怯えていた。だが、心と身体を癒す整体師合田力に出会ったのをきっかけに、初めて自分の意志で立ち上がる!若者たちに贈る繊細で限りなく優しい異色のサイコ・ミステリー
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10/09/04再読。面白い、面白いんだけど…厚みがないというか、キャラクターがマンガっぽすぎて後味が良くない。
近藤史恵さんは好きなんだけど(凍える島は愛しているといってもいい)このシリーズは扱うテーマも含めて微妙です。よって★2。
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・カナリヤに続くシリーズになっていたとは知らなかった。軽い感じですぐ読めてしまいますが、女の人が頑張っている姿に好感が持てて、わりと好きです。・ストーカーはよくない…。管理人さんが俄然いい男!?(笑)
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「童話の眠れる茨姫は、王子様のキスによって百年の呪いが解け、幸福になった。もしそれが、ストーカーのキスだったら?」対人関係に臆病で頑なに心を閉ざす梨花子は、ストーカーの影に怯えていた。だが、心と身体を癒す整体師合田力に出会ったのをきっかけに、初めて自分の意志で立ち上がる!若者たちに贈る繊細で限りなく優しい異色のサイコ・ミステリー。
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整体師シリーズ。
主に女性のメンタルの重たい事件を取りざたしているように思います。
大どんでん返しにちょっとびっくり。
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おもしろくて一気読み。
シリーズ2作目と知らずにこっちを先に読んじゃったのは失敗。。合田力先生の整体すごく行ってみたい☆
2009.3.23
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再読。整体師の合田先生が、心と体の歪みを治していくシリーズ。この本はこの時期に読み返してよかったなーと思う。
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読み終わってシリーズものの第二作だと知ったが、十分楽しめた。
最初こそ、章が完全に別の人物の目線から書かれていて、
しかもその人たちに接点がなくて戸惑ったものの・・
平易な文章ですらすら読めた。
女性同士のぶつかりあい、職場の軋轢、拒食症など少し重たいのか?と思ったが、
まったく嫌な感じがせずに、爽やかなエンディング。
この作者さんはきっと、やさしい人なんだろうな。
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整体師が探偵役のシリーズ。
真面目に生きてきた若い娘・梨花子は書店の正社員。
弟のできちゃった婚で家を出る羽目に。
隣になった同じ年頃の礼子や早苗とも違和感を覚える。バー勤めの礼子は人なつこいが深夜酔って帰るし、イラストレーターの早苗ははっきり物を言うタイプで互いに批判し合う。
しかしストーカーの陰に脅え、やがて知り合いみんなの協力を得て突き止めることに。
整体師・合田力(ごうだりき)のもとで働く助手の姉妹とその妹の歩に心惹かれている週刊誌記者・小松崎雄大も前作「カナリヤは眠れない」に続いて登場。
梨花子は合田に「臆病やな」と言われてしまうが、臆病ならそんなに危ない目に遭わないでも住む、悪いことではないと言われる。臆病でなければ経験は広がるが、満身創痍になると。
整体師に身体見て貰いたいわ〜。
平成12年発行。
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カナリアの続編。一見、主人公と整体師達のコンビが、つながりなく進んでいきながら、ちゃんとつながるあたりは、とにかく上手い。「臆病でいることで、守ってもられると思うのは間違っている」というのは、ジェンダーに呪われた女性の立場を的確に表現している。カナリアより、よかったと思う。色々、考えさせられました。
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女性の絶妙な心理がうまく描かれてるなぁと思いました。
ドキッとする一言があったり、おもしろいです。
ぶっきらぼうで社会性のなさげな整体師の先生が好きです。
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内容(「BOOK」データベースより)
「童話の眠れる茨姫は、王子様のキスによって百年の呪いが解け、幸福になった。もしそれが、ストーカーのキスだったら?」対人関係に臆病で頑なに心を閉ざす梨花子は、ストーカーの影に怯えていた。だが、心と身体を癒す整体師合田力に出会ったのをきっかけに、初めて自分の意志で立ち上がる!若者たちに贈る繊細で限りなく優しい異色のサイコ・ミステリー。