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親戚の棲むアパートにやってきたトムが、夜中に13回時を打つ古時計に導かれて不思議な庭園を見つける話。訳が少し読みにくかったですが、時の流れの違う庭園で出会った少女と一緒に色々なものを発見し、遊ぶ姿は読んでいて楽しかったです。最後におばさんが語った二人の様子が瑞々しくて好きです。
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1/13日経新聞「文化」欄に出てきたので早く読む時間を取ろうと思う。
2012.10.6
日経新聞 何でもランキング「何度も読み返したいファンタジー」で2位! 読みたくて買ったのに書庫に置いたままなのを思い出す。
2012.10.12
思ったより読みでがあった。2位ということで、少し期待しすぎたが、最後に再会できて良かった。
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ラスト直前、最後の展開は読めた。
一番最後、トムと元ハティが抱き合うところ、感極まって涙が出ました。素晴らしい。みんな最初から大人だったわけじゃない。大人になった自分の中にいは、必ず子ども時代の自分がいる。
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イギリス郊外の美しい景色が、言葉から伝わってくる。
トムにとっての「庭」は、まるでエデンの園。
ハティは少女から大人の女性に成長していく過程は、誰もがどこか身に覚えがある経験であり、だからこそ切ない。
トムも間違えなく大人になる。
大人になった彼は、ハティのように再び庭に戻ることができるのだろうか。
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児童文学。憂うつな滞在先で、真夜中に古時計が13回なるのを聞き、そして不思議な庭へと導かれる。
わくわくしたり切なくなったり。時間の流れについて考えさせられた。
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児童文学ですが、名著と聞いて初めて読みました。
まさしく、名著でした。
情景描写が美しく、また内容の中での筆者の意図の伝え方も絶妙だった思います。
それと翻訳のむずかしさを感じます。
もちろん直訳というのが一番単純かつ適正な訳だとは思いますが、
言語が違えば伝え方も変わる。
どこを強調するか、どういう感情表現が相応しいか。
そして原文における筆者の意図を、翻訳の段階でどう伝えるか。
難しいですね~。
それを考慮しても、この本は名著だと思います。
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評判は聞いていたけれどいざ読んでみると……本当に面白かった!描写が豊かで、その世界が自然に思い描ける作品。読んでいるというより、体験している気分。残り1/3くらい、どうなるの?どうなるの?と思いながらページをめくった。最後はじーん。。読んで良かったなぁ。文量があるので敬遠されそうだけど、5~6年生にぜひ読んでもらいたい。時間、庭、時計などがテーマ。
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そんなにすいすいはよめなかったんだけど、
妙にどきどきした作品でした。
たぶん、
覗き見の要素と恋とタイムスリップに関する謎が、
どきどきね秘密だと思います。
最後のオチが見事。
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子ども時代に戻る方法を教えてもらいました。
「私たちはみんな、自分の中に子どもを持っているのだ。」という、作者・ピアスの言葉が印象的です。
――目を瞑って、時計が13時を知らせるのを待とう。
そうしたら、裏庭の扉を開けた先に、私の庭が広がっているかもしれない。
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ハティだけがだんだん大人になっていくのが切ない。冒険やミステリーやファンタジーなどの要素がちょっとずつつまった王道の児童文学。
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とても面白かったです
最後の最後で「おっ…?うお!うおおおおおお!!!」ってなりました
イギリス児童文学すばらしいです
映画化してほしい^^
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主人公のトムが夢の中で遊ぶお話。
読むにつれてどんどんワクワクして楽しかった。
子供の頃って想像力がすごい!!!
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子どもの頃感じるどきどきや不安やたのしみが伝わる本
著者も自分も大人だけど、なんかわかるが詰まっている。
いつだって子どもに戻れる気持ちをもっていたい。
そっちの方が楽しいと思う。
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まるで、小学校の図書室の本を端から借りてきては、夕食をしらせる声が聞こえないほど夢中で読んでいたころの無上のワンダーと、この本のなかで再会することができたかのようだ。
叔父の家で夏休みを過ごすことになったトムが見つけた夢のような庭園と、そこで出会う少女との日々がいきいきと描かれている。たいせつなたのしみであるのだから、トムは毎夜欠かさず庭園に行くのだが、少女は「ひさしぶりね」と言う。
どんなにたのしくても、「永遠」にそこにいたくても、そのままでいることはできないのだった。まるでちがう時を生きるトムとハティに一種残酷な別れが訪れる。成長していくハティが少女からおとなへ変貌する瞬間の描写におどろく。でも…。
「私たちはみんな、じぶんのなかに子どもをもっているのだ」(著者のことばより)。
そう、かつて子供だったことをふだんは忘れているだけだ。
ラストは知らずしらず涙があふれた。かんぺきだ、と思う。
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弟のピーターがはしかに罹り、アラン叔父さんのアパートに預けられたトム。
夜中にホールの古時計が13時を打つのを聞いたとき、裏口から広い庭園へと迷いこむ。
退屈で薄汚い叔父さんのアパートと対象的な庭園。広々として、秘密の隠れ家や、果樹園に、家畜。トムでなくても夜中が待ち遠しくなる。
ハティは従兄弟の兄弟にも、引き取られた叔母さんにも邪険にされていて、チラリチラリと垣間見るだけなのに切ない。
彼女の成長を見守っているような気持になった。
塀の上からの風景、川をスケートで滑っていくところ、心が踊る。
秘密の花園と混同していたけど、子供のころ読んだのかな。
子供のころ読んだとしても記憶にない。
今の方がより面白く読めるのかも。
最後にトムとハティが抱き合うシーンに胸が熱くなった。