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小学生の頃、学校の図書室で読んで大好きになった本。
登場するのはドブネズミなのにすごく格好良い。
だからか、未だにネズミに親近感を感じる。笑
自分も小さくなって、一緒に冒険しているようでハラハラワクワクする楽しい本。
今でも大好き。
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勇気、知恵、信頼。
出会い、別れ。
王道中の王道。
絶対的な悪の実体化(ノロイ)が古典的だが、小さい頃に通過するべき物語。
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イタチと戦う島ネズミを助けに、ドブネズミのガンバと仲間たちは夢見が島へ渡りました。どうもうな白イタチのノロイの攻撃をうけ、ガンバたちは知恵と力のかぎりをつくして戦います。胸おどる冒険ファンタジー。
(裏表紙紹介文より)
***
小学校3・4年生の頃に、上の学年が学芸会で演ったのがきっかけで読んだ思い出の本です。
いつか再読したいと思いつつ、やっと叶いました。
アニメもやったそうで、ちょこっとだけ見たことがあるんですが、あの絵が……うん、私にとってガンバたちはリアルネズミでいいかなぁ…って感じです。
とりあえず、読んでいて何度も目に熱いものが込み上げてきました。
ネズミたちの根性と仲間を想う気持ちに感動です。
忠太が島に残してきた仲間たちのために島に帰る決意、次々と仲間が集まって来るシーン、それぞれの得意分野で戦うシーン、そして仲間が死ぬシーン。。。
本当に胸躍り、そして泣ける本です。
中でも、個人的には特にシジン・バス・テノール・バレットがそれぞれイタチ(ノロイさん)に挑むシーンが大好きです。
子供向けの本ではあるけれど、ぜひとも大人にも読んでほしい。(もちろん子供たちにもぜひおすすめしたい。私はこの本を対象年齢の頃に読めて本当に幸せだと思う。)
そんなお話です。
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何十年かぶりの再読。子供の頃読んだときは、ガンバたちにハラハラというかイライラ(?)しながら呼んだけど、いい年になって読むとこの物語の主役は海なんだ、と思いました。もちろんアニメの影響で読んだから当時はあのキャラで読んでましたが、こうして読むときちんとキャラの書き分けされてたり新発見もありますね。でもノロイはやっぱりTVのあのノロイ(笑)。
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町ネズミのガンバが14匹のネズミと共に、夢見が島に巣食うイタチのノロイ一族を倒し島ネズミ忠太の家族を助けるため海にでる。ガンバの成長、イタチとの奮闘、個性豊かなネズミたち。読み進めているとじぶんも冒険している気持ちになれる。子供のころ感じた高揚感を思い出す作品。児童文学だが大人にもぜひ読んでほしい。しかし15匹全部を上手く扱いきれておらず、何匹かは空気化していたので★4つ。
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ものすごく大好きな本です。
久々に読みたくなって図書館で探しました。
アニメにもなったみたいですが、自分アニメは観ていたのかもしれませんが全然覚えてないので… 最初に読んだのは確か小学生くらいの時だと思います。この本で初めて『弧を描く』と言う表現を知りました。…そういう変な部分だけ良く覚えてるんだよな…
久々に読んでみて。やっぱり面白かったです。現状に満足していた主人公ガンバが友人にそそのかされて港に行き、助けを求めてきた忠太に偶然に出会い、その場の流れで島へ救出へと向かう。そのお話の筋よりも船の上から見た海の偉大さ、大きさ、美しさ。そしてどこか胸がわくわくする冒険への誘い。その魅力は自分が年をとっても変わらずそこにあり、嬉しくなりました。そしていたちのノロイの怖さ… 昔のほうが怖かったですけどね。イタチの死への誘いのダンスなんて動く姿が見えるようですし。岩間の隙間から攻撃してくるイタチも恐ろしいですよね… ああ、怖い。そして物悲しい、でも新たな冒険への幕開けを告げるラストへ。本当にこのお話好きなんですよね… 色々なことがあって、哀しいこともあって、そして又日は昇り一日が始まる。その始まりはいつだって輝かしいものであってほしい。
久々に泣きましたよ…ってあんまり久々でもないかもな…
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2009年8月に初めて読んだ。そして2年後2011年8月に再び読み終わる。
面白い!小学生の時にアニメがやってて、絵と物語が面白いなぁと思っていた。ノロイが怖すぎて、当時はあまり凝視できなかったことを記憶している。
全部を読み終わったとき、感動が!勇気が!強さや優しさが!!
感じられる作品になっていると思った。
登場する15匹のネズミは、物語の中で全て重要な役割を演じる。したがって
当初サブだと思っていた、オイボレや、アナホリ、バス、テノール、ジャンプは
後半部で個性を輝かせる存在になっており、細かな部分まで配慮がなされていて素晴らしいと思った。また山に生える植物や、海、太陽などの自然描写にあたっても、とてもきれいな言葉や文章で綴られていた点が素敵だった。自分がまるでそこに冒険しているような、シーン、言葉が多々あった。
この作品の季節は、夏。 何かしなくちゃとか何かやりたいなぁってぼんやりふけっている時に、この本を読むと何もしていないのは、もったいない。と思うようになるだろう。 自分自身のチャレンジ、冒険。勇気をもって行動して、見えない大きな何かを掴もう と訴えかけているような気がした。読んだあと、前むいて何か行動しようと心に響いた。
現代の若者、フリーターは読むべきだ
物語、クライマックスの後半部は素直に泣ける
小学4,5年生対象と記載があるけど、物語がしっかりしていて、使われる言葉もなかには難しいと感じるものがあったりと、大人が読める作品だ!
少年の心を取り戻したい大人は読んで!
読み終わったあと、心に残る何かが必ずあります
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ガンバの冒険の原作。
基本的な話作りが上手い。
こまめに予想を裏切り、ただの驚かしで終わらせず、次への伏線としても生かしている。イタチと思いきやオオミズナギドリ、海ならともかく陸ではイタチに勝てないよとイタチの強さを提示しながら、最後に繋がる伏線も張る、といったように。
しかし挿絵がなかなかスゴイ。写実的なタッチなのでネズミの区別がつかない。最初にアニメを見たせいか、とかいうレベルじゃなく、さっぱりわからん。
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自分の読書歴を全部子供に引き継ごうなんて、思っちゃあいないけど、幾冊かは、是が非でも読んでくれ!と思う本がある。その中の1冊がこれ。
4年の時に、読ませてはみたものの「読んだよー(義理で)」で終わってしまってしょぼんとしていたのですが…復活の兆し。
なぜって、千葉テレビで放送が始まったんですよ~、
「ガンバの冒険」~~~。
食い入るように毎回見ている我が家の兄弟。
(とりあえず、ノロイ怖ええええええっ!)
テレビの力ってすごいなあ…。って思い返せば、自分もテレビが先にあって原作読んでみよう、って順番でこの本に触れてるんですよね。早速手にとったのは次男。まずは挿絵で「これがイカサマだよね」。こうしてきっとある時読みだすんだよね。気長に待ちます。
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十数年ぶりに再読。
小学生の時の記憶と少し違うけど大人が読んで面白い!
子供の時に読んで大人になると、更に気がつくこと厳しい現実、友情の大切さを知る。
ネズミたちも個性的で物語りに引きこまれる。
子供ができたら読み聞かせたい一冊。
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ガンバとその仲間たちがイタチの首領ノロイへ戦いを挑む。
子供時代にTVで見た人は改めて小説を読むとまた味わい深い。
ラストは大人でもジンと来る。
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ガンバの冒険の原作.ガンバの冒険はアニメであり,幼少の時分にそのアニメを見た記憶がかすかにある.そのおぼろげな記憶では,とにかくノロイが恐ろしかった気がする.
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台所の床下の貯蔵穴に住んでいるドブネズミのガンバ。
海を見に行こうと誘われて出かけ、船乗りネズミと知り合ってうかれているところへ、助けをもとめにきたネズミが。
自分たちが住んでいる「夢見が島」がイタチに襲われ、助けてほしいと。恐ろしい敵はノロイ一族だと。
昔々アニメでやってた「ガンバの冒険」の原作です。
絵が怖かったぐらいしか覚えてないですが(でも歌はうたえる)、本で読むとかなりおもしろかったです。それぞれのネズミたちが名前からも想像できるような、特技を生かしてイタチに立ち向かっていく姿、なんて勇気のある・・・ノロイの誘い出す踊りもユニークだし、いい本です。
続編あるので読みたいな。
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久しぶりの冒険もの。
久しぶりの児童書。
少し不安だったけど、ものすごく読みやすかった!
と思ったら日本の作家さんだからかな(外国文学かと思った)
主人公のネズミとイタチの戦い。
残念な大人の頭では「いやいや食べられちゃうだろ。でかさが違うだろ」とか思いながら読んでいったら、いやーよく考えられているなーと大感心。
最初は絶対に無理だと思っていたけど、だんだん勝て!と本気で考えられるようになってきて。
結構ベタな展開、ベタなセリフも多いけど、児童書ならわかりやすくていいよなぁ。
ネズミたちの名前で個性がわかるのもいい。
綺麗にまとまっていて非常に読みやすかった。
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元々町ネズミのガンバと個性的な仲間たちが冒険するお話。
イタチのノロイとの戦いが、最初歌対決やダンス対決だったりユニーク。
ノロイの美しさを表す描写は、同時に不気味さも表現されていて秀逸。
オイボレやボーボといった足手まとい要員が最終的には活躍してて、無駄なメンバーなんていないというメッセージ性を感じた。
イカサマが言った「ボーボはおさかなになった」という表現はいいな、と思った。
大人も読める児童書です。
挿絵もグッド。