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[ 内容 ]
敗戦以来五十有余年、私たち日本人はアジアの中でまた世界の中で、一体どのような道を歩んできたのか?
安保体制、高度経済成長、沖縄、「豊かさ」、管理社会、受験競争、国際化、女性、人権などさまざまな側面からこの時代の本質的特徴をえぐり出し、「戦後」ひいては日本の「近現代」そのものの意味を根底から問い直す。
[ 目次 ]
第1章 独立と日米条約(平和条約の発効;「もはや「戦後」ではない」;日米安保体制)
第2章 高度経済成長の時代(所得倍増政策;「豊かさ」への離陸;公害と住民運動;日米関係のなかのアジア)
第3章 経済大国(「日本株式会社」;「社員」という人生;大国化と国際化;性差別への挑戦;管理と共生)
第4章 日本はどこへ(冷戦の終結;はじけたバブル景気;問われる「戦後」)
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(「BOOK」データベースより)
敗戦以来五十有余年、私たち日本人はアジアの中でまた世界の中で、一体どのような道を歩んできたのか?安保体制、高度経済成長、沖縄、「豊かさ」、管理社会、受験競争、国際化、女性、人権などさまざまな側面からこの時代の本質的特徴をえぐり出し、「戦後」ひいては日本の「近現代」そのものの意味を根底から問い直す。
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さくっと日本の現代を知ることができる良著。鹿野氏さすがの手広さで様々な著書、証言を引用しただの乾いた歴史描写ではなく具体的なエピソードなどがさしはさまれて面白い。多くの人に読んでほしい本だと思う。
205p「価値観を変えなければ、みずからの生存自体が危うくなるという”エゴイズム”によっても、この機運は促進されている」という言葉は深く突き刺さる射程を持っていたと思う。マイノリティへのまなざしにしろ自然環境へのまなざしにしろ、そのまなざすことじたいへの問い返しはこの時代に常に重要になってくるだろう。
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