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「原作を越えた」と原作者の夢枕獏に言わしめた作品。絵の美しさと大胆な展開が他の追随を許しません。漫画の域を超えています。特に後半の、原作からどんどん飛躍していく物語に関して、僕はおそらくその10%くらいしか理解できていなく、正直なところ「玄象と巻き物かわいいな」、くらいの勢いの駄目読者なのですが、その世界観には大いに感銘を受けました。
10巻以降、辞書みたいな厚さで、腕が疲れます…。
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図書館の本
博雅を借りて清明がいろいろな理を教えてくれているような巻で面白かった。
相変わらず博雅がかわいい♪
吉兆を吉兆とわからないのも悲しいです。
そして喜びごとを喜びごとと出来ない人間関係も複雑でそして悲しい。
白蛇のために笛を吹く博雅はいい男だと思います。
牛車のサスペンション。。。。。
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『陰陽師』における陰陽五行についてのネタは、わかりにくくて理解しにくい。
たとえば、いきなり柱にあいた穴は「水」の気って言われても「はぁ?」って思うじゃん。
そういった「作者はわかっていても読者にとってはいきなりすぎる」部分がこの作品には多すぎるんだよな…。
それを未知の世界っぽく感じてよくわからないけどステキって思える人ならいいんだろうけど、どうしてって思うタイプは消化不良でイラっとすると思います。
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耽美的で好き・・・!構成も変化が出てきて、耽美的な雰囲気がますます重視されているように感じる。だから、適当に読んでいると感じつつも、やっぱり雰囲気に浸れちゃう。この巻の2話目は今のところ、このマンガのベストかも。
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2016.1.4市立図書館(長女)
貴人の巻「桃薗の柱の穴より児の手の人を招くこと」「源博雅 朱雀門の前に遊びて鬼の笛を得ること」の中編二つ。前者、晴明の解説で五行や十二支十干などの基本を改めておさらいできる。後者は夢枕獏の原作によると『十訓抄』におさめられた話らしい(飛天の巻)。
朴念仁の武人でありつつぬきんでた楽人でもあり美しいものや心の動きに正直に反応する博雅が好きだなあ。それにしても、博雅と笛を交換した鬼はだれだったのだろう…
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2018/11/20 詳細は、こちらをご覧ください。
『あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート』 → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1033.html
陰陽師 (6) (Jets comics) 貴人(きじん)
桃園の柱の穴より児の手の人を招くこと 一二三四 「正五角形、正十二面体」
源博雅 朱雀の門の前に遊びて鬼の笛を得ること 一二三四 「唐より渡ってきた蛟(白蛇)の精」
正五角形、星形(五芒星)の描き方 : ちょっと面白そう!
★ 2015〜2016年フィギュアスケート 羽生結弦のフリー 「陰陽師」には、鬼気迫るものがある。
2015/12/13 スペインでのグランプリファイナル、ショート・フリーとも、圧巻の演技、魅了されました。
2015/11/20 借りる。12/8 読み始める。12/15 読み終わる。
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「桃園の柱の穴より児の手の人を招くこと」では、陰陽五行にかんする知識を晴明が博雅に語るというかたちではじまります。ただ、この冒頭の部分がなくても、物語をたのしむのに差支えはなく、おもしろく読むことができました。
「源博雅 朱雀の門の前に遊びて鬼の笛を得ること」は、博雅が自身のもつ笛を、童子の「葉二」という笛と交換するエピソードに、三条の堀川橋に現われる妖しげな女をめぐる謎を晴明が解決にみちびく物語を絡めたストーリーで、シンプルに平安時代を舞台にとった本作の世界観を堪能できる内容になっています。
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・児の手の人を招くこと-いくら瑞兆でも、こんな微妙な現れ方はわかりにくいよ。
・鬼の笛を得ること-道を究めると鬼とも通ずるのか、笛を交換した博雅。自分の思いがまっすぐすぎて、意図せず童の心を傷つけている。