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学校の文化部研究発表会で演劇部の客演を引き受けたマヤは見事な演技でプロと素人との差を見せ付けますが、亜弓の一人芝居『ジュリエット』を観て今の自分との実力の差に愕然とします。
さらに、亜弓はこのジュリエット役でアカデミー芸術大賞を受賞し、月影先生は『紅天女』の後継者を亜弓に決定!マヤには条件付きで紅天女への最後のチャンスを与えますが、あまりにもシビアで…;
この巻はズバリ亜弓特集。芸術大賞を受賞して演劇界の頂点に上り詰めた亜弓が、幼少期からこれまでの自分を振り返り、今まで明かされなかった亜弓の真の姿が浮き彫りにされます。
この巻を読むと、映画監督と女優の間に生まれ、天才少女と呼ばれ続けてきた亜弓の並々ならぬ陰の努力がわかって、急に亜弓にも親近感が湧ぃてきます。
常にトップに立つ者は、やはり陰で苦労してるんですねぇ。
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一ツ星学園演劇部「わが作品No.707愛しのオランピア」本番、聖さんとマヤが出会う、マヤが亜弓さんの「ジュリエット」を立ち見、マヤが演じるジュリエットを亜弓さんが目撃、亜弓さんがアカデミー芸術祭で大賞を受賞、マヤが高校を卒業、亜弓さんの1日と過去、まで収録。
亜弓さんの1日を追いかけながら幼少期から現在までの事を亜弓さんが回想する部分があって、とても好きな巻。
マヤが演じている演劇部の客演も好きなお芝居なので20巻はお気に入り。
紅天女の後継者も亜弓さんに決まり、マヤに残されたチャンスは2年。
亜弓さんが天才はマヤの方で自分は努力してきたからに過ぎないと繰り返し思っているのが明らかになる。
やっぱり努力の人、亜弓さんの方を応援したくなるなあ。
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ありとあらゆる舞台に紫のバラを送り続ける真澄さま、マメだな〜と思っていたら、聖唐人という代理人がちゃんといました。影の腹心って感じで水樹秘書もその存在しらなそうだけど、マヤに連絡先を伝えちゃって大丈夫なのかな。
亜弓さんの一人ジュリエット大好き。これホントに舞台で見てみたいわ。
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面白いなー!亜弓の「ジュリエット」の空気イスが笑えつつも、独創的に見えるのは描かれる観客が真剣に受け止める演出が入るからのような気がする。この演出が「ガラかめ」を支えているとは思うけど、ここ数巻は特に印象的。
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亜弓さんのエピソードもとても良い。
親の七光りが邪魔で仕方なかった亜弓さんが
悔しさをバネにひたすら努力を続けてきたところが
ストイックで恰好良い。
聖さんとの出会いで紫のバラの人との繋がりを得たマヤちゃん。
色々なことがあったけれど、演劇部の人にも認められて
高校も無事卒業できて良かった。
二年の期間にマヤちゃんがどうするのか。
亜弓さんもマヤちゃんもふたりとも応援したい気持ちになる。