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手塚先生は好きで色々読んでたのですが、まだ読んでない作品で、
映画を先に観るか原作を読むかで…
結局読んでしまいました(苦笑)
うーん…映画ではどうなるんだろうか…
ミステリー、サスペンス、ホラー、火サスなんかの要素で構成されてます。
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16年前、ある島の島民全員が死亡する事件が発生。その事実は、政府の手で一夜のうちに闇に葬られ、事件は忘れ去られるはずだった。だが、惨劇のすべてを目撃していた2人の少年が、神の悪戯で生き残っていた。そして現在。地獄を見た少年の1人は、神の道に救いを求め、教会の神父に。そしてもう1人は、自分の壮大な計画を遂行するためなら、人殺しもいとわない美しきモンスターになっていた。
ちょっと怖かったけどすごく引きずられてあっというまでした。映画では玉木宏と山田孝之がやってますね。
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急にレビューを書きたくなりました。
全二巻保有。初めて読んだのは中学生の時。
これ、一応成人向けだったんですね(笑)
少年時代、毒ガスによって理性を失った美知夫。
怖すぎます。美しいだけに恐ろしすぎます。
手塚先生は、他の作品でも理性を失った人間についても言及されていますが、「人間理性を失ったらおしまい」と仰ってるのかもしれませんね。
神父でありながら、美知夫と性的関係を持つ賀来。
美知夫の犯罪を手助けしてしまいます。
同性愛、凶悪犯罪、毒ガス、獣姦、政府の隠蔽。
手塚先生の描写について、あらためて言及することはありませんが、やっぱりすごいです。
息を呑む展開です。そして衝撃のラスト。
全てが終わった・・・と思った次の瞬間、明確には語られない本当のラストが。
「えーーーでもそんな。そんなことってあり?」って言ってしまいます。いや、ほんとに。
これは不朽の名作ではないかと。
是非理性のある大人にオススメしたい作品です。
映画化ということですが・・・。
どろろの時を思い出しました。
原作と漫画は切り離して考えよう。そうしよう。
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映画化を機に読みはじました。映画では玉木宏さんと山田孝之さんが主演をはたしていて映画で見たいと思っていたけど見れなかったので本を読むことにしました。
内容はとてもシリアスな話だと思いました。
16年前ある島の住民が1晩で全員死亡するということがあったがそれは政府によって隠されてしまったのです。
しかし、奇跡的に2人だけ生き残っていて1人は神父にもう1人は殺人鬼、美しきモンスターへと成長しました。
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私が今一番見たい映画の原作です。
今まで実写にするのは不可能と言われてきた中で、とうとう映画化され、とても期待の持てるものです。
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映画化されるので気になって手にしたマンガ。
うーん。
私にとっては、正直よく分かりませんでした。
どんな話か全く知らなかったので、かなり期待して読んでしまったせいもあるかも。
同性愛・殺人ガス(武装)・陰謀・恨み その中のタブーをごっちゃまぜ。
昔にかかれた作品だと思えばスゴイのかもしれませんが。
2人のLOVEシーン、そんなに必要?
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人から借りて、文庫版で2冊読みました。
映画公開記念で、丁度テレビで特集を組んでいたので俄然興味がわいて読み始めたわけですが、
まず1巻の最初、「抱いて!」にはびっくりしました。笑。
びっくりしたけれども読み勧めていくうちに、この結城という男はセックスを手段としてしか用いていないので、そこはどうでもよくなりました。
(ですが、けっこうきわどい表現があるので、なれない人には厳しいかもしれません。あ、いや、私がなれているとかいうことではなくて。笑。)
「MW」を読む上で、いちばん大事な所は、結城美知夫がいかに非道で、残虐で、凍てついた心の持ち主かということです。
彼は呼吸するように人を殺していきます。
また「手段」としてしかセックスを用いません。
ゲイの真似事をしてまで中年男性に抱かれるのも、熟女を相手取るのも全部「手段」であって、そこに愛や、快楽は存在しません。
美しい女の子たちに求められて応じるのも、すべては計画遂行の為。MWを手に入れるためです。
そんな結城美知夫の頭の中をトレスするように、物語は進んでいくので、「もう何人殺せば気がすむんだろう」と気分が悪くなる事もあるでしょうが、読み終えた後には、どうしようもないさびしさに似たものが残るかもしれません。
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映画を見たけど漫画の方が面白かった。
少々無茶な設定はあるけども漫画なので許せる。
手塚治虫の他の作品とは少しカラーが違うような気もするけど、この人は本当にすごい。何を描いても面白いな。
手塚治虫の作品を買いそろえてみたいと思った。
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手塚漫画は正直苦手なのだが、映画化ということで手に取った。
DEATH NOTEの夜神月のルーツはここから来ているのか?と思うほど、美しくて利口で、狂気に満ちたダークサイド主人公。
結城美知夫の独り勝ちというラストもなかなか見物。しかし、グロい。
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手塚治虫の問題作?!映画化を機に読んでみることにした。生物兵器や同性愛など、今となっては当たり前のことが描かれているが、当時この発想を作品にした手塚治虫はやはり天才だなと実感。人間の本質的な弱み、狡さがよく描かれている。確かにこれは実写化は難しいだろう。
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手塚治虫は偉大!!!
映画にならなければ多分知らなかったし、読まなかった本。
凄すぎると…。
天才って改めておもた…。
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躍動感にあふれたホモ描写に見入りました。
無慈悲に人を殺しまくるミチオの
白いブリーフがまぶしい。
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面白かったし、あの時代にこれを書いたことを評価。
手塚治虫はシェイクスピアに似てる。
全ての作品をこの人が書ききってしまったんじゃないかと思わせるところが。
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−シリーズ物/全2巻読了済−
幼少の頃、毒ガス兵器「MW」を吸った後遺症で悪魔のような心に育った魔性の男「結城美知夫」の復讐の幕が開くー。
手塚治虫が「僕だって同性愛ぐらい描けるよ!」という理由で描いたと噂されるMWだが、同性愛の枠を軽く超越しちゃってるのはさすが神様。
性的倒錯の猟奇殺人者結城と彼と関係を続けながらも救おうと深みに堕ち続ける賀来神父の関係を軸に、極上のサスペンススリラーに仕上がっている。
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つい最近玉木主演で映画化されたもの、の原作。
7月に観てきました。
文庫で全2巻で、内容みっちりです。
手塚氏の漫画は今まであまりまともに読んできて
ないけど、これ…手塚治虫?と思わず尋ねたくなるような。
「手塚治虫最大の闇」といわれるだけのことはある。
同性愛を描いたか否かという理由もあるのだろうけど、
映画版と原作では、結城の恐ろしさの性質が違う気がする。
映画版は冷酷でさらりとして(玉木だしな)、
原作はネトネト気持ち悪さが纏わりつくかんじ。
賀来神父がムキムキの男前、ってのが意外でした。
映画観て、このオチどうだろう…と思っていたから、
原作では違う終わり方を期待してたのに、
結局オチが同じでちょっと残念。
しかし、映画版の方、同性愛シーン省かれていて
本当によかった……
山田に「抱いて!」なんていう玉木、怖くて観れない。。。