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大島弓子の世界は可愛いのにちょっと痛い。これを読んで、実際にバナナブレッドのプディングを作った。忘れられない味。いろんな意味で。
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人としても女としても駄目。せめて人として立て直したい。そんな気持ちで生きていくときは。
「今日は明日の前日だから怖くて仕方ない」というセリフは殿堂入り。
大島弓子漫画のヒロインは凄味のある不思議少女だった。
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ふわふわとした絵柄でときにシニカルな思考迷路に陥る主人公。大島弓子といったら思い浮かぶ作品がこれ。
少女の一過性な危うさを抽出できているのがすごい。現実にミルクを差し出してくれる御茶屋峠のような男性はどれほどいるのか…。
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いつごろ描かれたんだろ。このようなものが存在してたなんて。『ロングロングケーキ』もそうだけど、わたしと外の世界をジーッと考えてた思春期に読みたい一冊です。
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表題作の最後の数ページの鮮やかさ、あーなんて鮮烈な言葉なのだろうか。。あとですね、「パスカルの群れ」はその後の岡崎京子の「リバース・エッジ」に影響を与えていると思う。たぶん。この人、本当にすごすぎる。他を圧倒する世界観。。(06/3/1)
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大島弓子も中高生のときはさっぱりだった。ミルクにパンにコロッケにりんご。どうしようもない自分、でもそれでいいんだと。
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大島弓子のなかで一番好きなお話。
「きょうはあしたの前日だから、だからこわくてしかたないんですわ」というセリフが忘れられないです。
主人公に激似の友人がいるのですが、彼女の今後が非常に心配。
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ティーネージャーの時大好きだった漫画。おかんの本棚からこっそり読んでて、今は我が家へ持ってきちゃった。この人の作品、大好きです。いらいらのいらちゃん。とっても印象的。
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THE・大島ワールド。本物の不思議ちゃんは哲学的だから本当に扱いが難しい。男性には把握できても理解は無理なんじゃないかなあ。
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不安定な心を持ったイライラの衣良ちゃん。暖かいミルクを飲んで「またあしたね」。ラスト,衣良ちゃんのお姉さんが生まれてくる子供へ話しかける名シーンは確かな希望にあふれている。
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まだ途中ですが、今のところ全く理解できません。なぜこの人有名なんだろうか。この時代のもの好きなんだけど、これはだめだなあ。ファンタジー系好きじゃない人はあわないと思うな。
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少し変わった女子高生・衣良の理想は、“世間にうしろめたさを感じている男色家”。思春期の揺れる少女の心を描く、感性豊かな短編集!
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そんなに「漫画」は読まないですが、ある時期の大島弓子の漫画には全面降伏なのです。
少女から大人に変わる時期の心の揺れとか、モヤモヤしたものを描き切ってる作家さんだと思います。
ホント、大島弓子天才!
最近は猫の話しか書かれてないみたいですが・・。
主人公のモノローグや台詞がホント素敵なの。
章のタイトルも
Part 1 インスタントコーヒーになる前に、(これは血液がフリーズドライしてしまう程怖いって例えなのです)
Part 2 ライナスの毛布、
Part 3 ドッペルゲンガー?、
Part 4 人生にスロービデオがきいたなら、
Par5 1 お酒の力をかりて
これまた「大島弓子全集」を本棚に入れたい・・。
ってことで、この「バナナブレッドのプディング」と「ロングロングケーキ」を紹介させていただきます。
主人公の女子高生、衣良は、感受性が強い少女。よく出来た姉にコンプレックスを感じつつも依存しているが、
その姉の結婚が決まってますます不安定に。石蹴りや草遊びに真剣にこうじる彼女を心配した親友さえ子は、
衣良に恋人をつくることを思いたつ。衣良の理想は「世間にうしろめたさを感じている同性愛者」
親友のために自分の兄を同性愛者と偽って衣良に紹介するさえ子だったが・・・。
大島弓子作品のタイトル 素敵なものが多いです。
つるばらつるばら、夏の夜の獏、ダイエット、毎日が夏休み、恋はニュートンのリンゴ、海にいるのは…、
ほうせんか・ぱん、ほたるの泉、銀の実を食べた、わがソドムへどうぞ、まだ宵のくち、夢虫・未草、
水枕羽枕、快速帆船、サマタイム、ノン・レガート、ダリアの帯、乱切りにんじん、ヒー・ヒズ・ヒム、
草冠の姫、パスカルの群れ、ジィジィ、青い 固い 渋い、ロスト ハウス、8月に生まれる子供、
クレイジー ガーデンPART I、クレイジー ガーデンPART II
いちょうの実、ジギタリス、秋日子かく語りき、ロングロングケーキ、庭はみどり川はブルー、
水の中のティッシュペーパー、山羊の羊の駱駝の、ローズティーセレモニー、きゃべつちょうちょ、
ページワン、四月怪談、雛菊物語、桜時間、金髪の草原、夏のおわりのト短調、たそがれは逢魔の時間、
赤すいか黄すいか、裏庭の柵をこえて、あまのかぐやま、などなど。
よしもとばなながデビューした時にああ、この人の世界観は大島弓子に似てるな〜と思ってたら、
やっぱり、すごく影響を受けてたようで、よしもとばななが好きな人はきっと大島弓子もハマると思います。
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生きるのに不器用な女の子が出てくる大島作品はどれも好きです。
そしてそれゆえに作品と題名が混沌としてきます。
何度読んでも面白い。
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バナナブレッドのプディングは、はがしてしまいたいすりきずのかさかさのかさぶたの味がした
かさかさ枯れ葉の味もした