紙の本
ゴーマンかまされました。
2001/02/14 15:35
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:つる - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦争すべてを悪であるという思想が今ある。しかし筆者は、昔戦争にいった若者は「未来の日本のために」(=つまり今の私たちのために)命をなげうったのだと語り、ただ「悪かった悪かった」と闇雲に反省するだけで本当にいいのか、と疑問を投げかけている(もちろん戦争は悪いことだと筆者は言っているが)。
また今戦争体験を語る人は少ない。祖父母の世代は語りたがらないし、父母の世代はこどもだったため、その想い出は鮮明ではない。
この本の大きな意義は、特攻隊員の日記や、実際に戦争体験した人の話が載せられていることだ。教科書以外ではなかなか戦争にふれる機会が少ない私たちの世代には、新しい視点を供給してくれる本だ。一読に値する。
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多くの言論人から集中砲火を浴びた、大東亜戦争に関する日本側の立場を説明した本。勝者にのみ正義があるのではなく、敗者にも同同質のものが存在する事を教えてくれます。イラク戦争と同じ事が私達の日本にも起きていたことが解ります。
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これは一言ではなかなか語りつくせないほど私に影響を与えた本。題名や作者で判断しないで是非読んで欲しい。漫画形式で当時中学生の私にもすんなり読めた位だから。私がこの本から学んだのは「疑わないことは美しいことではない」「先祖の礎の元に我々は生かさせてもらっている」ということ。この本に出合えてよかった。そうじゃなかったらきっと私は今も先祖を、そして日本人であることを恥じ続けていたと思う。愛国心はどこからくるのか?その答えが、この本には載っている。
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小中高の歴史しか知らない人は読んで置いた方が良い。よしのりは反米色が強すぎるのが特徴。近代史に興味を持つためのきっかけとしては入りやすいのではないだろうか。当然ながら受け売りや丸飲みは辞めた方がいい。
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やっぱり持ってます。 読んでて泣けてくるのは俺だけでしょうか??? この内容を描けるから、よしりんすばらしいと思ってしまう…。 これまで(先の)戦争について、こんな本見たことないです…
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戦争について色々深い知識を与えてくれる本。
とりあえず特攻隊の話だけでも買う価値アリじゃないかな。
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作者は『新しい歴史教科書を作る会』とは袂を分かったものの、基本的にはそちらの立場。歴史教科諸問題を考える上での参考としてのみ読んだが、やはり賛同できない。
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戦争への価値観が変わった。毎年黙祷を心から捧げられるようになった。それはこの本のおかげで、自分としてもうれしい変化を与えてくれた一冊です。
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正直最初読んだときはかなり衝撃を受けた。高1のときだが、それまで金科玉条のように学校で反戦平和を叩き込まれてきたからだ。でも読んでみたら戦後の言論界での戦争に対する捉え方がかなり一面的であることがわかった。マスコミからは散々に叩かれたがミリオンに近い部数売れているという事実を考えると大東亜戦争に対する一般PEOPLEの評価も変わってるのかも。
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実習先の先生は厳しく批判していた作品群、戦争論。戦争を美化しすぎていると言われるが、そうは感じなかった。ただ、読む人によって感じ方は変わるので、極論として捉えるのがいいのかも。
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そしてやっぱりよしりんは欠かせない。俺の偏見が一気に崩れて思想も一気に変わった。最近のよしりんはあんまり読んでいないけどこの辺のよしりんは神だった。日本人はもっとこの本を読むべきだと思う。
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この本が出るまでは、戦争論といえばクラウゼヴィッツだったのに、今ではこの本を指すらしい(笑)。良い事なのか悪い事なのか(笑)。
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こんなに考えさせられる漫画は初めてです。偏った知識を持つことは怖いことだと思います。おぼっちゃまくんを書いた人だとは思えない…
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この本を好きだというと右翼とレッテルを貼られますがそんなことを言ってくる連中は自分達のことを何と呼んで欲しいんでしょうか?
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作者は私と誕生日が1日違い。同い年。昔のお坊ちゃま君とかは、好きではなかったが、ゴーマニズム宣言から読むようになった。この本は、戦後教育で育った我々には、驚くような内容である。