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高校時代の愛読書。『幻想ネーミング辞典』を登録して思い出したのでこちらも。
いわゆる人名辞典…歴史上の人物の名前とつづりと生没年が書いてあるようなリスト本ではなく、読みものとしてボリュームのある、すごい本です。
ごく普通の西洋人名の背景にある歴史や文化を丁寧に解説してくれています。すべて白黒なのが残念だけれど、図版も豊富。
巻末の付録にある、ヨーロッパ人名の10言語対照表や、各国の命名こぼれ事情も楽しい。
買ってまで読む人はそう多くはないかもしれませんけれど、おすすめです。
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ヨーロッパの人名の、由来、意味、イメージをエピソード豊に綴る
内容説明: ヨーロッパの人名の、起源、意味、イメージ、愛称や通称などを読み物としてまとめた。歴史上の人物、政治家、俳優などが、カタカナからは思いもよらないつながりを見せる。図版多数、詳細な索引付き。民族を超え、時代を超え、変化しながら今に生きる名前の数々をたどる、読み物ふう事典。
主要目次: ヨーロッパを包むヘブライ叙事詩の世界
ギリシャ神話の世界に育まれた殉教の聖人たち
西のトロイから西欧キリスト教の拠点へ
ゲルマン精神と地中海文化の合流
ケルト民族再興の願い
東ヨーロッパの覇者スラヴの民
【付録】
男女各100名称10か国対照表
各国命名事情
各種日本語訳聖書の人名表記
ほか
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なぜかヨーロッパの人名語源が好き、世界史好き、な自分にはたまらない本。映画や漫画の登場人物の名前を見つけては深読みして楽しんでます。
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■細目次
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