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なんかね、テレビの編集作業をしてらっしゃる女性が窮地に立ってしまうです。
因果応報。
なのかしら?も少しドキドキが欲しいでやんす。
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首都テレビ報道局のニュース番組で映像編集を担う遠藤瑤子は、虚実の狭間を縫うモンタージュを駆使し、刺激的な画面を創りだす。ある日、一人の男性から密告を受けた彼女は、その解明と称して、一つの衝撃映像を作り出す。彼女が陥った罠とは。日頃、うちら目にして入る「ニュース」、もしこれが作り上げられたものだとしたら。我々は何を信じればいいのだろう。「情報社会」の恐ろしさをついたような作品。「砦なき者」の前進に位置する。
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野沢作品では始めにこれを読んだ。もともと黒木瞳主演で映画化されてたのを知ってて、何の気なしに手に取ったが最後、ページをめくる手が止まらなかった。テレビ映像編集者の起こしたミスが、殺人事件に発展。内部告発情報をもたらした人物は一体誰なのか、この点が明らかにされず事件が解決してないことがちょっと心残りではある。マスメディアの持つ絶大な影響力について考えさせられる作品
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主人公の瑤子は番組にかかせない編集マン。しかし、1人の男の出現で彼女の運命がかわる。やらせについての追求もある。視聴率が取れればなんでもオッケィという昨今のテレビ界。今、流されているニュースは全て真実なのだろうか・・・
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ニュース事件検証のVTRを編集する女性がある事件を通して、つい行き過ぎた編集をしたが為に職と人生と名誉を失ったサラリーマンの執拗なまでの纏わり。映像を通して世間に報道する裏には綿密なマスコミの戦略、操作が行われてるのだなと改めて放送の裏を知った一作。
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首都テレビ報道局のニュース番組で映像編集を担う遠藤瑤子は、虚実の狭間を縫うモンタージュを駆使し、刺激的な画面を創りだす。彼女を待ち受けていたのは、自ら仕掛けた視覚の罠だった!?事故か、他殺か、一本のビデオから始まる、超一級の「フー&ホワイダニット」。第43回江戸川乱歩賞受賞のミステリ。
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【江戸川乱歩賞受賞作品】。
首都テレビの報道番組『ナイン・トゥ・テン』の中で、高視聴率を保つ特集コーナー『事件検証』の映像編集を担う遠藤瑤子は、視聴者を引き込む映像を作り上げる有能な女性であると同時に、タブーすれすれの映像を平気で作るような女性。
そんな彼女に、ある日「春名」と名乗る郵政官僚から、汚職、ひいては、それに関する殺人をも示唆するような内部密告のビデオを手渡される…。
因みに、「破線」=テレビ画面を構成している525本の走査線、「マリス」=報道の送り手側の意図的な作為・悪意のこと。
麻生と瑤子の関係は、そうなるか!? と、結構、衝撃的でしたねー。
他にも、そうだったのねー、というような、全く予測出来なかった事実が色々と。
詰まる所、蛙の子は蛙であったという事でしょうか。<ゑ?
基本的に、推理小説じゃないので、犯人がはっきりとは分からないのが多少物足りない感じも致しますが。
マスコミの恐ろしさを考えさせられる作品。
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展開にやや無理があると言えない事もないが、メディアの陰の面を飽きさせずに読ませるのではないかと感じる。
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倫理と視聴率の追求、報道に関わる者はいつも心にとめておかないといけないテーマ。脚本家らしく、視覚に訴えるような文章だと思いました。(04年)
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元プロデューサーだけあって、イメージしやすい書き方をしてくれる。いつの間にか引き込まれているあの感覚はたまらない。
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105円で購入。文章力があるのか、なかなかひきつけられるが、結果を招いたビデオの撮影者が微妙。[06/06/08]
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黒木 瞳さんが出た映画と思い出し、この本を読み始めました。珍しく映画を見ていなかったのですが、情景が頭の中を過ぎり・・恐かった 人間の心理的に追い詰められていく様が恐かった
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●第43回江戸川乱歩賞受賞(1997)●どうなんだろう?最初はおもしろかったのですが…●マスコミの責任・報道とは…このへんが少し分かったのが良かったかな。。。
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図書館で一気に読んでしまった。
読んでいて、続きが気になって気になってしかたがないような感じだった。
最後にはあっと言わせる結末を用意しているところは、さすが人気脚本家!
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<きっかけ>第43回江戸川乱歩賞受賞作品という肩書きにつられて買いました。
<コメント>野沢氏はテレビドラマの脚本をよく手がけていた方のようですね。かなり前に読んだので、あまり記憶していないのですが、そこそこ楽しめた作品です 笑
2000年の作品なんでねぇ(THEいいわけ)
ちなみに、作家さんは2004年に事務所で自殺されました(享年44歳)
映画も見ました。これまたそこそこ楽しかったです…汗