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前作までの展開をぶち壊しにしてしまう点では読んで後悔したが、単純にSFとしては面白い。
小説版『バースデイ』は本作の後日談にあたる。
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「リング」シリーズ完結編。
ジャンルは医学ミステリィからSFへ。
シリーズの核心に行くまでの前フリが長いなぁ。イマイチ。
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という事で最終章『ループ』。
そこそこ面白いものの、あくまで『リング』、『らせん』のおまけ。
前2作を読んだ人はそこそこ楽しめるでしょう。
カテゴリは前2作の関係からホラーにしましたが、実際SFミステリーでしょう。
2010/5/14
『リング』、『らせん』はすばらしかった。
さらなる続編に良作なしなので敢えて読んでませんでしたが、最近「おもしろい!」という評価を目にしたので読んでみようと思いました。
amazon評価でも☆4ですね。
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鈴木光司のリングシリーズの三作め、そして完結編。
原因不明の癌ウイルスが世界中に蔓延していく中、主人公の馨はウイルスと父親も関わっていたあるプロジェクトとの関連を知る。
鍵はアメリカの砂漠にあると考えた馨はアメリカに向けて旅立つが、そこで衝撃の事実を知ることになる…という話。
リング→らせんの流れの方が個人的には面白かったように思います。
リング、らせんでは比較的謎解きのような推理要素が強かったのに対して、ループでは主人公の葛藤とか、そういう人間の内面的要素が強く押し出されていた印象があります。
でもそれをも包括するような大きなテーマがしっかりこの話にはあって。
らせんでは生命の誕生というテーマで話が進んだのに対して、ループでは世界の謎を解き明かす共通の論理や人間の存在というすごく大きなテーマを掲げていて。
らせんに比べてより話のスケールが大きくなっていたので、「この話はどこまで広がるんだ!?」と驚きつつ読みました。
シリーズ作でジャンルががらりと変わるという不思議な経験をしたのですが…いかんせん私には難しかった(爆)
というわけで星3つです。
ホラーに対する苦手意識も少しは…解消されたかは微妙ですがw
でもこのシリーズは確かに怖い要素もありますが、ホラーではないので!
映画で苦手意識を持っている方に是非読んでみてほしいです。
貞子に対する意識の向け方が変わるかも?
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リング、らせんの続編だということで呼んだんだけど、どんな内容だったか忘れてしまった。面白くないなぁと思った記憶だけが…。
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リング(変人)、らせん(悪人)、ループ(ヒーロー)
リング、らせん、ループの中で、実は一番怖いかも。
実存を否定されるのだから…
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リング三部作に結末が訪れます。
特に3日で三冊読んだ自分には、結末とともに達成感が訪れました。
「これで貞子の謎は解けた!この世界は安心だ~!」みたいなwww
リング→らせんの内容のジャンプには驚きましたが、今回はコンピュータプログラムの話です。
多分知らない人がこのレビューを読んだら、絶対につまらないと思うでしょう、話が飛びすぎてww
幸いクリピーのおかげでプログラミングの知識もある自分は、今回も「難関クリアだぜ~」と読み進めました。
しかし賢いですね、作者。
「プログラム」の一言で、全てが解決しますもんね、世の中。
ま、そういう場合、ゲイツの作った世界には住まないようにしましょうwww
で、しかも「プログラムでした~チャンチャン♪」では終わらせず、貞子の「呪い」を現実社会にも引っ張ってきて・・・それがループです。
結末本だけあって、「ほ~」「へ~」「そうだったんか~」の連発でした。
「現実の人間がプログラムに入り込めば、プログラムのバグなどいとも簡単に直せる」という最後のくだりは自分の中の何かを決定的に形作ってくれましたね。
そう、どれだけ下のレベルのものを解析・分析しても、同レベルのことは判らない、ましてや上のレベルなんて、全くわかんないんですよ。
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シリーズ最終巻!
りんぐはホラー一色、らせんでSFが融合されて、ループでSF一色に化けた。
三冊の中では断トツ。
むしろ三冊読んだからこその決して裏切らないおもしろさ。
三冊すべて読むことがオススメです。
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一本のビデオテープから始まった物語がこれほどの壮大な結末にを迎えるとは発刊当時、誰も予想していなかったことだろう。それだけに賛否両論激しい本書であるが、個人的にはやはり、「ループ」あってこそのリングシリーズだと思うのだ。
「らせん」が時間軸的には「リング」と連続していたのに対し、「ループ」では完全なメタ視点で前二作を俯瞰することになる。そして結末は、主人公たる二見馨が世界のレイヤを一つ降りて、親世界(現実世界)を救うというもの。そこに至るまでにある重大な真実が判明するのだが。
非常に良く出来た後付けという感想を何処かで見た気がする。まあ確かにそうと言えなくもないが、後付という域を大きく逸脱しているのも本作だ。
前二作は前フリでしかなかったと捉えることもできるだろうけれど、山村貞子を巡る真実を求めあがいた前二作があってこそ、説得力のある物語になっている。
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2007年12月8日読了。
なんというか、うーん。
作者どれだけ高山竜司に思い入れがあるんですか。
ここまで繋がるとは正直思ってなかった。ていうか馨の20年は一体どうしてくれる?! 本人が納得してたらそれで良いのかなぁ。
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数年ぶりに再読。感想は初読時「傑作」現在「壮大な蛇足」ホラーのホの字もなくどうして角川ホラー文庫で出ているのか理解不能。単なるSF。とはいえ概要だけ抜き出せば面白いが、それにしてはあまりにも不要なシーンが多すぎる。マトリックス3作目とこの作品に出てくるループプロジェクトの終焉がだぶる。
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自分が現実だと思って生活しているこの世界が、何者かの手による仮想世界でない保証などない。人間や生命全体に都合よく整った環境が、むしろ作り物感を喚起させることさえある。この小説でそんな妄想を増長させられた。
謎が謎のまま残されている部分も多く、すっきりはしない。
ラスト、馨の語りかけに対するリアクションが描写されていないことで、どうしても不安が残る。
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「リング」「らせん」ときて「ループ」
でも、この作品はホラーではありません。
前作の世界観と矛盾させるないようにしながらも、
もはや、全くのジャンルの小説になってしまっています。
「バースディ」は映画化されたけど、これは、ちょっと企画的に無理だったのもうなずける。
昔からある「マトリックス」的仮想世界のSF。
自分も子どもの頃から、この世界観のアイディアは持っていた。
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リング、らせんは読んでいたけどループだけ読んでいなかったので購入、読んでみたら前2作とは毛並みがちがく完全にSFだった。
これを機に前2作も読み返してみようかな。
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話が壮大になってきた…
視野を広く、というよりは、スケールの大きい無限の好奇心と可能性の追求がだいじなんだなぁ