投稿元:
レビューを見る
ラヴクラフトの創作神話大系として有名な「クトゥルー神話」の辞典。現在では沢山の作家がラヴクラフトの作った設定を基に小説を創作し、どんどん新しい設定や単語が増えているようです。この本はそれらをまとめたもの。前半が用語集(辞典)で、後半がクトゥルー神話を扱った小説などの紹介になっています。
それぞれの項目の説明は少ないので。ちょっと物足りない感じはするかも。恐らく、項目によってはネットで調べたほうが情報が入ります。
投稿元:
レビューを見る
そのまんま辞典です。
クトゥルフに登場する神々や地域の名前が引けたり、作家、作品名でも検索できる本。
クトゥルフの基本はこの本で完璧に。
投稿元:
レビューを見る
TRPGクトゥルーに欠かせない一冊。基本をここで調べて深いところはネットの海で、という風に使うのが良い。
でも少し読み辛い気がする。第三版はちょっとは違うのだろうか。
10年近く前に出たハードカバー事典の文庫版だが、持ち歩くのには最適。
投稿元:
レビューを見る
どっちかというと、「夢の国」シリーズの方が好きかも。
「神話」の方は、怪獣大戦争なイメージです。
投稿元:
レビューを見る
書名のとおり、クトゥルー神話に関連した用語の辞典。用語だけでなく作品・作家名鑑、年表なども掲載されているので、とりあえずクトゥルーを網羅した一冊としては、持っていて損は無いかと。
投稿元:
レビューを見る
タイトル通り「クトゥルー神話」に関する事典。
用語、作品年譜、そして作家名鑑と分かれており、大概の事項は(出版当時までのことなら)掲載されているんでないかと。
事典というより副読本、か。
投稿元:
レビューを見る
ラヴクラフトという作家が創作し、築き上げた一大神話体系であるクトゥルー神話の登場人物や神々、それらが登場する作品やその著者などについてまとめられた、まさに「事典」。
クトゥルー神話は、一般的に知られている他の神話と異なり、ここ100年ぐらいで一気に形作られ、創造者であるラヴクラフト以外の作家によっても肉付けされていった神話体系であり、基本的には邪神によるホラー世界が主軸になってますが、よくこんな設定を思いつくなぁと感心しながら読みました。
ギリシャ神話や北欧神話のような、もはや厳然と存在している世界各地の神話も、創生期はこんな感じの混沌とした物語の群れだったのかもしれません。その頃と異なるのは、世界中の人が同じ神話にアクセスでき、それぞれの感性で新たに神話を生み出し、それを世界中の人に発信できる、ということ。
その点、これまでとはまったく別の成り立ち方で今まさに組み上げられている「神話」というものについて知ることができる、面白い素材かもしれません。