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とりあえず、「税率を下げ課税ベースを広げる」「所得課税から消費課税へ」というのが国際的税理論にある、という事実が学べただけで、よし、としましょう。もうちょっと難しくして欲しかった。
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今までは購入地で税金がかかっていたが、インターネットで日本にいてアメリカのデジタル財やら商品を購入した場合の税金はどうなるのか、ということが書かれている。今後の国際税務も色々と大変そうだ。
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[ 内容 ]
所得税、消費税……なぜ必要で、仕組みはどうなるべきか?
環境税、電子課税等を含め、生活に役立つ税金の基礎知識を専門家が易しく解説。
[ 目次 ]
第1章 何のための税金か
第2章 所得税1――グローバルスタンダードに近づくために
第3章 所得税2――ジャパニーズ・ドリームは実現可能か
第4章 法人税――外形標準課税をどう考えるか
第5章 消費税――制度の信頼性向上にむけて
第6章 相続税――ストック経済化の中で考える
第7章 IT時代の税制
第8章 インターネットと税金――国際的な電子商取引と課税問題
第9章 環境税――二十一世紀税制の課題
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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こういう税金のシステムとかの話は複雑で多岐にわたって、かつ面白くないので頭に入ってきませんね。勉強したい人は読むと良いでしょう。
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所得税、法人税、消費税、相続税の概要・仕組み・課題と、インターネットと税、環境税について書かれていた。そもそもの税の目的や仕組みがわかってないと難しい本ですね。
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○「所得税」「法人税」「消費税」「相続税」といった、日本のもっとも基礎的な税の性質について、簡単に読み解くには良いと思います。なぜなら、この本は税における「公平」と「活力」という関係から、これらの税について考えているという点で、内容が一貫されているからです。
○もちろん内容は具体的な事例を踏まえたものですが、抽象的に考えても、「公平」であるということは、成果をあげた人が頭を抑えられるということになりかねず、「活力」があるということは、成果のない人ほど成功する機会が失われると言うことになりかねない。成果のない人には給付でもすればよいといえば、それは公平に資する事になる。結局この2つはトレードオフの関係、また、どちらに偏っても社会は停滞へ向かってしまうということが考えられます。
○包括的所得税から消費税、消費税の福祉目的税化、インボイス方式、IT時代の税、グローバル時代の税(トービン税を背景にした環境税など)、これらは今でも新しい話題ですから、この本を読んでも古さを感じませんでした。10年以上経った今読むべきかは分かりませんが、要点はまったく古くありません。その意味で驚きのある本です。