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その名の通り、人喰いに関する本。
人喰いの民族学・歴史学的概説、食べる理由、現代の食人鬼、食人の未来……と言った内容。
図版が豊富で飽きさせない。
ただ、その図版をどこまで楽しめるかが問題。
会社の昼休みに読んでたんだけど、案の定「気持ち悪い本読んでるなー」と言われる。
食事中に(ある意味)食事の本読んで何が悪いんじゃ!
そんなわけで、コミュニティで孤立したくない人にはオススメできません。
エド・ゲインとかジェフリー・ダーマーの詳しい本が読みたくなってきたな。
最終章は、今の人口増加と食糧危機の話。
『ソイレント・グリーン』な未来は避けられないようである。
豆知識。白人は不味い。一番美味しいのはポリネシア人。
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民族、文化、宗教、歴史、事故、犯罪など多角的見地からまとめられたカニバリズム文献。世界中の食人種の経験上、黒、黄、白色人種の順に人肉は美味であると共通しているらしい。特に頬肉と足の裏は最高らしい。何度も同じようなタイトルと見解が出てきて随分読みとばしてしまったけど、食人とは繰り返される歴史の事実なのですねぇ。
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写真は充実してる方だと思います。この手の本は他に手持ちが無いから分からないけど。
内容は・・・似たような事が何度も描かれてるのが気になりますねぇ。
グロいのが苦手な人は間違っても読めない話ばかりです。注意。
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今はタブーとされている、「人肉」。
まだ中国とかでは、滋養強壮として胎児を食べたりするみたいだけどね。
ぶっちゃけ、夢子も人肉を食べる機会があるなら
食べてみたいです。
プラセンタ(胎盤)は必須!!
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着眼点は良いと思うが、読者はこれは学術書ではないということをちゃんと認識しておいた方がいい。彼は全て識者の伝聞で文章を構成しているので、事実の拠り所が明確でない。また「未公開図版130点余」というのも事実ではなく、図版の差し込み箇所がふさわしくないものも多い。22 頁に掲載されている図版はロシアの画家ヴェレシチャーギンの「戦争の結末」というトルキスタンでの戦争を描いた有名な絵画であるが、"頭蓋骨が他の骨と分けられていることも多い"というコメントがつき、あたかも食人の後を思わせるような解説となっており、使用法としては問題がある。(ヴェレシチャーギンの絵画であることにはもちろん、触れていない)
この通り、掲載されている図版は食人と関係ないものも多いと思われ(出典の掲載がないから、疑わざるを得ない)、本文自体も同様であり、その信憑性は疑わしい。もちろん、事実に基づいたものも多いだろうと思われるので、編集の仕方と資料のあり方は詰めが甘いとしか言いようがない。あくまでテレビにおけるワイドショー的な、ゴシップ的な書物だと思って読めば楽しめるかも知れない。
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これを読みながら昼飯を食べる日々だったんですが、
何を食べても平気だったのに、同じ職場のGメンのおいちゃんがバナナくれた時だけはどうしても読みながら食べられなかった・・・
「これ人肉だよ」って言われた得体の知れない肉よりも、
「これ人肉と一緒に調理されたものだよ」っていわれたものの方が生理的に拒否反応が出るんだなって、
そんな風に学習しましたが、
それを学習してどうするっていうんだ・・・・(本当に)
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ところどころで納得する部分があるものの、どうもゴシップ的。「?」と思うところも多々。楽しんで読む分にはいいと思いました。
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完全なる興味。
食人に関するタブー背徳感を感じるために。
写真で楽しめれば楽しいんじゃないかなと思う。
ただ、グロいよ!
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もう胡散臭い内容のオンパレードwww
もっともらしいことが書いてあるが
ソースは怪しげ
挿絵や写真がシュールすぎて、目が離せない
胡散臭いんだけど、面白い本です
グロいかといえば、私はグロさは感じなかった
それより胡散臭い(しつこいw)
個人的には大好きな本
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映画「グリーン・インフェルノ」を見て食人族に興味がでて読んでみました。
食べ方など読んでみる映画にも同じような描写の箇所がいくつかありました。
意外と美味しいとか言われちゃうとちょっと食べたくなっちゃう、ちょっと危ない本かな?
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食人に関するあれこれをまとめた本。面白かった。読みごたえがあった。
作者さんの趣味なのか、特にジャングルの部族に纏わる食人のエピソードが多かった印象。
図解とか写真もあるが白黒なのでそこまで衝撃はない。絵とかかなりシュールなものもある。
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裁きとしての食人を行っていたのは、タタール人、アフリカのアンシャンティー族、アンガス族、スマトラのバタク族。
死刑囚を食すことで、共同体が刑罰に対し最終的な参加を行う意味がある。
近代に置いてこの文化が成立していたらどんな社会システムとなるか?
バタク族の識字率は1883年時点で50%で、食人文化が成文化されていた。
死刑となったものは生食で、生きたまま食われている。
姦通、近親相姦、夜中の盗み、共同体への裏切り行為は死刑。で、生食される。
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※少しグロテスクな表現があるのでご注意ください
読み応えあったなぁ。
食人についてこれほどまでにまとめられているとは、、、っていうぐらい内容が濃い本だった。
「人を食べる」って普通は考えないし、よくないことって認識があるかもだけど、そういう文化があるということ、実際にあったこと、今もあるかもしれないこと、そしてこれからは普通になっていくかもしれないことは意識しておいた方がいいかも。
世界の人口増、食糧難という課題にも結びついているのでなんかどこかの世界の話って感じではないと思いました。
以下、印象的なシーン
1. 捕虜を食べるのをやめて、奴隷にする方を選んだ。〜肉を一度で消費してしまうよりも、奴隷にして働かせる方が得るものが大きいことに気づいたからである。
→ とても合理的な考え方だと思います。
2. 最初の人間の脳は味がなさすぎたので食べなかったが、次からはスパイスをきかせてフライにしたことで問題は解決したという。
→ どんなんやねん
3. 食人とアンケート
→人肉を食すことに否定的な回答が多かったのに、「人肉は美味しいかもしれないと思いますか?」の質問に対して「はい」と答えたのが30%もいたのがなかなか面白い。
4. 一般に摂取する器官は病人の悪い器官と直接関係していた。
→ まさしく君の膵臓をたべたい
5. 多くの精神医学者や分析学者は、性的関係の特徴を激しい所有欲にあると考えており、食人をその完璧な表現方法であるとさえみなしている。〜キスと噛むこととの違いは程度の違いに過ぎない。
→ 食べちゃいたいぐらい好きはほんとに食べちゃいたいぐらい好きということ笑
6. 食人ビジネス
→ 映画の巨悪犯やアニメ・漫画のキャラクターなんかで殺人鬼なんかをモデルにしているのはいくつかある。世知辛いかな。
7. 肉の前の不平等
20億人を一年間養えるだけの穀物が毎年、工業国での食肉生産にまるまる注ぎ込まれている。
肉を作り出すために毎分30ヘクタール以上の熱帯雨林が姿を消している。etc...
→ 具体的な数値が色々示されているのでリアルに感じられた。
願わくば食糧難を解決する技術がもっと発展していってほしい。人口肉とか(ソーセージとかって意味じゃない)