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リーナス。君は勝ったんだよ。
君のOSはデスクトップPCでは、シェアを握ることはできなかった。しかし、サーバー用OSとモバイル用OSとしてはトップシェアを握ることができた。
その勝利の原因が彼の人柄だとこの本でわかった。
『ビジネスマン』対『ハッカー』という図式は最近見られなくなったので、懐かしく感じた。今はビジネスマン中心の時代だが、またハッカーの時代がくることを信じている。
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だいぶ前に読んだ。当時はまだ、今ほどLinuxが普及していなくて、個人的にもちょっと敬遠してるところがあったけど、この本を読んで、親しみが湧いたのは事実。
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(2002.09.13読了)(2002.08.24購入)
(「MARC」データベースより)amazon
北欧のコンピュータ・オタクの一学生が興味と自尊心の赴くままに世界のネットワーク仲間に投げ入れた小石は、広くビジネス社会全般の根幹を揺るがすに至った。小石の名は「リナックス」。生みの親が初めて語るリナックス哲学。
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Linuxエンジニアとして、あるいはOSS技術を活用するWebサービスの従事者として、更にはOSS文化を大切にする仲間の一人として、自らが身をおく世界がどのような流れの中にあるのかを体感できる素晴らしい本だった。
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この本が出て、すぐ買ったんだよなあ。ちょっとLinuxのなれそめ(?)、生い立ち(?)を知りたいと思って…。でも、それはちょっとどころではなくて、Linuxはもちろん、開発者のリーナス・トーバルズについても、相当詳しく語られていることが分かって、途中で読むのを止めてしまった…。何しろ、383ページもあるのだから。幸い、それほどテクニカルな話はないので、興味さえ持続すれば誰でも読むことはできるけどね。
さすがに、私も読み通すのに3日もかかってしまいました。とほほ。
「生存。社会化。娯楽。これが進歩だ。」これが、リーナスの言うところの人生の意味ですが、これは妙に納得。私の場合、まだ社会化まではいってなくて、せいぜい生存のレベルだなと思うわけで、早く娯楽までたどり着きたいものである。
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リーナスの考えに触れることができる。最初の半分くらいは本当に自叙伝であまりおもしろくなかった。後半から著作権の考え方やGPLの考えなどが読めて参考になった。
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オープンライセンスの考え方には色々あるけれど、この人のは割と多くの人に理解してもらえるのではないか。
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オープンソースはもちろんのこと、Appのプラットフォームビジネスやフリーミアムも、はたまたシェアエコノミーも。はてはMakerムーブメントもすべてはここに端を発しているのかもしれない。
フィンランドのオタクが育てた小さな芽が、本人すら全く意図しないような成長を遂げ、やがて世界を変える原動力になっていく様は感動的。
リーナス・トーバルズは時に無私無欲なIT界の聖人と誤解されることがあるらしい。でもそれはどうやら違っていて、まさにタイトルにある通り「楽しいこと」を突き詰めたひとりのギークだった。
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仕事で使ってるけれど、
その成り立ちはあんまりよく知らなかったな。
楽しいだけでも駄目だが、
やっぱり大なり小なり楽しいところがないと、
物事は続けられないなぁとは思う。
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古い本だから2016年(もう終わるが)に読むと時代をかんじさせる記述もあるけど,著者の人柄や信念が分かって興味深く読めた。
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Linuxの生みの親Linus Torvaldsが自らLinuxの誕生、普及の過程と、記者からの視点を綴った本。
タイトル通り、Linus自身にとってはLinuxは金儲けの道具ではなく、ただ公開してみんなにつかってもらってフィードバックを得て改良して、また広がるというのが楽しいものという事。
結果としてストックオプションで一応は金持ちになるのだけど、それはあくまで副産物。
Linusの人生哲学が書かれていて、世の中は生存のための現象から社会的な現象へと発展し、最後は娯楽のための現象と進化するらしい。人間はただ楽しみを消費するために生存する存在だという事。そのためにテクノロジーを進化させる。納得ですね。
オープンソースに対する考えだとか、自分はヲタクなんで色々とLinuxを通しての公的な活動は大変だったとか、ソコらへんはLinusの素の姿が垣間見れて面白いかも。
しかし、Linuxがここまで有名にならなかったら、ただのヲタクだったという事を言いたい様な気もする一冊。
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稀代の革命家。Linuxを作成したリーナスについてその半生を追ったエッセイ。
なにかを取り繕うのは楽しむ上でただの不愉快でしかない。0と1の冷たい空間での話ならなおさらだ。
だからこそ、全てはむき出しで。だからこそ、惹かれてやまないと思う。
言葉を選ばない。主張を曲げない。ただそれが僕には楽しかったから。
そんな風に自分を形成できたらと思う。
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Linuxの開発者はどんな人なんだろうと思い、読んでみた。ブクオフで¥105-。
彼の生立ちや開発に至る経緯などがとても興味深い。OSの事は良くわからないのだけれど、Linuxが普通に使えるのなら、Windowsにお金を出す必要はないんじゃないかと思った。
編集が悪いのかインタビュー形式なのが悪いのか無駄な部分が多いので(リーナスは優秀な人だけど、話はつまらない)、要約して新書として出版してほしい。
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買ったの4年以上前で、そのずっと前から気にはなっていた記憶がある・・から「読みたくて読まずに居た期間」がめっちゃ長くなったけど!(その間にチラッと読んで途中で止まって、が何回かある)
おもしろかった〜読んでいてワクワク感がある1冊だった。
この本に出てくるリーナスはめっちゃいい人そう
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優しい独裁者こと、リーナス・トーバルズの魅力があふれる一冊。
飼育員でもないのにペンギンにかまれる人はそんなにいないし、ましてやトレードマークにする人はなおいない。松島トモ子にとってのライオン。
「充分な目玉の数さえあれば、全てのバグは洗い出される」至高のパンチライン。