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絵本作家の五味さんの本を読むたび(絵本でないもの)「自分」をすごく持っておられるんだなあと尊敬します。
この本は「子どもはちゃんと育つ力を持って生まれてくるんだな、大人は余計なことを教え込もうとしちゃダメなんだな。」と教えられました。
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五味さんの考え方は、
そもそも学校というシステムの存在が悪だと考える「学校性悪説」と(勝手に命名!)
子どもは「育つ力」をもって生まれてくるのだと考える「子ども自然成長説」(こちらも勝手に命名!)
この二つが根底にあるようです。
タイトル通り、「大人が問題」だとずーっと述べていきます。
たとえば、いじめ、引きこもり、不登校っといった問題は、
世間を気にして教えたがり、「子ども不在」の議論をして、解決しようとする。
子どもは大人の充足の道具ではない。
そもそも、子どもは自然と育つものである。
子どもは野球でいう新人、ルーキー。
大人の尺度で大人の常識で子どもの成長を決め付けるのはやめましょう。
大人は成長を見守るサポーターになろう。
大筋はこんな感じでした。
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子供の育て方につきつめて考えすぎな親の方にぜひ薦めたい本です。一つ一つの言いたいことが少しの文章でちょっとずつのってるので、読みやすい。私は結構この方の考え方、スキです。
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大人でごめんなさい
子ども達には、その内君らも大人と呼ばれるんだぞ!と言いたくなった。大人の中には、子どものままの人間もいるのだぁ・・・危険危険(笑)
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非常に読みやすい、一見軽い本で、著者が普段から思うことをとりとめもなく書き綴っている感じである。
しかし内実には、はっとさせられるような点が非常に多い。
私も教育問題には関心がある方だと思っていたし、その分凝り固まった目で子供を見ない視点はある程度は持っているつもりだったが、
それでもここまではちゃんと思えていなかったかな、と思うような点もあった。
子供を一人の人間として、いかに尊重・尊敬して彼らのバックアップができるか。
積極的に手を貸してあげること、親が正しいと思った道を追従させることは、一見子供思いかもしれないし、いくら本質がわかっていてもやはり親とは時々そういう存在にならざるを得ないものなのではとも思うのだが、それでもその「ならざるを得ない」に甘えず、じっくりゆっくり、子供の成長を見守れるような、そんな親や教育者になりたいと、強く思った。
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これ、説明してもうまくイメージさせることが出来ない。
子育てだとか教育だとかいうものをホントにただ言いっぱなしの本。
でもドキッとさせられる言葉が詰まっていると個人的には思う。
こどもにとっちゃ学校がすべてじゃない。
大人たちの言うことがすべてじゃない。
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ちと過激だが、表現が巧いため後味が悪くない。
そう思うのも、納得する部分が多いからなんだろうけど。
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それができたら苦労しないってー・・っていうのも本音。でも、子供はちゃんと育つ力を持って生まれてくるから、大人は余計なことを教え込もうとするのはよくないっていうのはわかる。アレもダメ、コレもダメ。アレをやりなさい、コレをやりなさいって言われなくても、自然にちゃんと自分がやるべきことがわかるっていう。子供は自然にやりたいことを見つけられるから、大人はそのお手伝いをするくらいの感覚。無理やり与えるのではなく。理想ですね。
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この本を読んで感じたのが、五味太郎と松本人志に通ずるものがあるということである。
物の見方が似通っているのである。
人の数だけ普通はあるというけれど、やはり真実というのはあると思う。
少しずつでも見方を矯正していけたらなと思う。
ちなみに子育て本としても使えるような気がします。
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もう、はっとさせられることいっぱい。五味さんの感性は、すばらしい。うんうん、と思いつつ、まあ、そうもいかないのよ〜とも思いつつ。ニューヨークのBOOK OFFで出会った思い出の本です。
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ものごとに慣れる事が、一番怖いなー。
周りの事がどんどん見えなくなっていく。
子どもは見てるだけ。という言葉が、すごく納得できました。
そうなんだよー大人は勝手なんだよー。
悪いとは思わないけどね♪
そんな大人な自分
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大人は努力を過大評価しすぎ。
大人は命令を聞かない子供が不愉快。
かごに入れたキャンディを配って仲良くなるのは、アメリカ南部の習慣。
社会のために学ぶということと、個人が学ぶということを明確に分けて捉える必要がある。
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こども と これからの人生で かかわる可能性が
あるならば 読むと いいと 思います。
この本で また ひとつ 救われた
私の こどもの 時の 周りの 大人は
意外と 賢い人が 多かった
それでも 変な大人は いっぱいいたけど
変な大人に なりたくない がしかし
ほとんど 半分変な大人に なっているので
もっともっと思い出して
こどもの 自分の 目線 思い出して
そう そうやって 生きていけばいい間違わない
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五味太郎って人の考え方、結構好きかも知んないです。
うん。
既にあるものを既にあるようにしか受け入れないのって、それは「怠けてる」という言葉とも同義だよなあって。
教育の現場に立つ人は読んでおいて損はない、かも?
でも教育実習前に読むべきではなかったよーな。
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五味太郎大好き。
私にとって彼の視点は新しい。
自分が子どものころに感じていたことが文章になっていると面白い。
例えば、なぜ芸術が点数化されるのか、とか、読書感想文をなぜ書かないといけないか、とか。
そういうことを素直に口に出せる子どもは少ないけど、出せる環境にするのも大人の役目だなと思った。
子どもに触れる人、触れない人、いろんな人に是非読んでもらいたい。