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1巻から6巻まで、2ヶ月ごとに出版された。
おじいちゃんの言葉を思い出しながら、試練をのりこえてゆく練。彼と一緒に、冒険しているような気分になる。
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両親側が一段楽したかなと思ったら、練とチカコの方は波乱に富んでいて読者は落ち着けない。最終巻でどう決着がつくのだろう。(2004.11.9)
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革命新政府は「楔が抜けるまでこの状態は続く」と発表。が、この「楔」は何を意味するのか?賢と千鶴子はヘリコプターでの捜索を開始したが困難をきわめた。一方、練は勇気と機転で「儀式」を終え、すぐさま軟禁中の千華子のもとに向かうが…。その時、国全体をさらに揺るがす、とんでもないことが起こりつつあった。面白さ最高潮の第五巻。
【感想】
http://plaza.rakuten.co.jp/tarotadasuke/diary/200506080000/
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恩田陸の書き下ろし。
(1)〜(6)までサブタイトルがついていて、それぞれ
(1)→素晴らしき休日、(2)→緑の底、(3)→神々と死者の迷宮(上)
(4)→神々と死者の迷宮(下)
(5)→楔が抜ける時、(6)→みんなの国
となっている。
結論から言うとこれは動悸起こすくらいおもしろかった。
予定では5巻で完結するハズだったらしいのだが、あんな壮大な話にしちゃ終わるハズがない。
おかげさまで6巻はずいぶん待ちました。
で、書店で買った瞬間家に帰りながら読む始末。
そんだけおもしろいのでありますよ。
練とその妹のチカコがヘリから落ちてジャングルで遭難するという話。
この2人、とくに練がかなりたくましい。
コンパスなしに方角知る方法を知ってたりとにかく知識が豊富。中学2年生のくせに。
最初の方はサバイバルなんだがだんだん非現実な(?)事態に巻き込まれていく。
もうかなりこれはオススメすぎて★の数が5個じゃ足りない。
あ、でも好みはヒトそれぞれ。これは他の本にも言えること。
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恩田陸の書き下ろし小説の5冊目。12人の子供が参加している成人式。だがおとなしいはずの王(ジャガー)がなぜか次々と参加者を襲っていく。一方千華子は完全に地下水道で迷ってしまう。練たちのお父さんと元お母さんはクーデターの町を抜け出してヘリコプターで創作するが燃料があまりなくて...
クーデターを起こした人たちは電子政府を樹立して、そのサーバへのアクセスが多くてパンクしたそうです。いえいえ、今では負荷分散できる装置があるので、たとえばAmazonなんか絶対にパンクしません。あー、もうちょっと勉強してほしいなー。恩田さん。さて、クーデタのーの声明をラジオで流すときに、小説のト書きのような解説を放送させていましたが、そんな声明はないと思うのですが。
2006.4.18読了
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とっても読みづらい6分冊。
なんで書き下ろしなんてしたんでしょ?
1巻目は話がつかめず。
自分の親のことを賢とか千鶴子とか呼んでるし、場所がどこなのか、時間軸がどうなっているのか、状況を把握できなくて。
でも1巻目の最後で衝撃的な出来事発生!
それからはとんとん乗って読めた。
あんまり出番ないけど、じいちゃん良い味出してる。
あまりにも大人過ぎる中学生の練がじいちゃんに会ったときに子供らしくなったのも、そのギャップが良い。
今まで読んだ恩田作品の中で突出して良いとは思えないけど、まぁぼちぼち。
中学生ぐらいの子供が読むには良いかな。
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練は持ち前の勇気と機転で「儀式」を終え、すぐさま軟禁中の妹のもとに向かうが
千華子は…。その時、国全体をさらに揺るがす、とんでもないことが起こりつつあった
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王との戦いを終えたのに、チカとゎ会えない。地下のトンネルは溶岩を流して火山爆発の被害を少なくするためのもの。そのとき激しい衝撃が・・・!!
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革命新政府は「楔が抜けるまでこの状態は続く」と発表。が、この「楔」は何を意味するのか?賢と千鶴子はヘリコプターでの捜索を開始したが困難をきわめた。一方、練は勇気と機転で「儀式」を終え、すぐさま軟禁中の千華子のもとに向かうが…。その時、国全体をさらに揺るがす、とんでもないことが起こりつつあった。面白さ最高潮の第五巻。※盛り上がってきたっ。儀式での練のあのシーンは鳥肌が立ちました。続きっ、続き読まなきゃ!
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変なファンタジー方向へ進むのかと思ったらまともで安心した。千鶴子はタフでした。ジャングルの中の大神殿、ただし地下。地下に大都市のような古代の建築物、ミノタウロスならぬジャガーが生息。60年に一度しか人間が入らないのに人間の味を知っているジャガー(長老!?)地下都市を縦横無尽に走り回る12人の少年(美少年含む)とジャガーと少女。溶岩用の水路完備。あまりに難解な設定で上手く映像が結べず。照明とかってどの程度?天井の高さは?匂いは?とかが気になってしまう。
新たなG国樹立の声明は作者の意図を感じてしまってワザとらしく不自然な感じ。華美すぎて新興宗教みたいだと思ってしまう。
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練は持ち前の勇気と機転で「儀式」を終え、すぐさま軟禁中の妹のもとに向かうが千華子は…。その時、国全体をさらに揺るがす、とんでもないことが起こりつつあった。面白さ最高潮の第5巻。
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図書館で借りた。
5巻連続隔月刊行…のはずが、5巻じゃ終わらなかったらしい。
王を倒すことで「成人式」を終えた練。しかし隔離されていたはずの妹の姿が見当たらない…!?
一難去ってまた一難。
ちょっといろんなことが起こりすぎじゃないかとも思うが、展開が速いからどんどん読めてしまう。
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かなり盛り上がってます。
様々な人物の視点から物語が展開され、
物語の進むスピードも速いので一気に読めました。次が最終巻ですが、どういう風に今の現状を切り抜けるのか全く想像がつきません。
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前巻の興奮冷めやらぬまま、事態は徐々に終末へ向かう。
全体的に少し客観的に描かれ、ここで一旦一休みといった感じ。
しかし静かに穏やかにではあるが見えてくる結末の一片はとてつもなく壮大な世界だった。
中米、熱帯雨林、濛々たるジャングル。身体、五感、精神力で語られていた今までとはまったく違う世界が見えてくる。
アナログな世界に、急に現代性が投入される。
けれどもそれを安易にフィクションであると笑うことは出来ない。
それは虚像の中にひっそりと忍ばされた、僕たちが迎えるかもしれない未来の真実のうちのひとつの可能性でもあるのだから。
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面白いぜ!
4個の石しか壷に入れられなくて、その上過度の緊張のあまり午前4時まで寝てしまった練。
間に合わない--
そこから5巻へ。
どうなるのどうなるのぉ練〜と思ったら、よかった殺されなくて。
千鶴子の、ヘリコプターから風船を落とすなどの発想力もお見事!すごい。やはり普段発想は鍛えておかないといざという時何も出てこないんだ・・と感じた。
(変なところで納得しちゃった)
ニコが「東京行く」と言ったときは、このジャングルと成人式と全く場違いすぎてなんだか可笑しかった。
『王』は意外にもあっけなく死んでしまいましたが、あんな地下で王と戦うなんて想像を絶する怖さでしょう。絶対震える。
ニコがそうだけど、恩田さんは、ホント頭の良い、何を考えているんだか一見わからない人が好きなのねと思う。
俊夫の大学の研究室の教授もそういう人だし。まぁ何よりもニコ。
練が『王』に追われているところで、自分の影がジャガーに感じ、揺れる小さな炎が2つの目に見えるっていうところ表現に感心した。
恐怖で真っ白になっている表現が上手だなぁ。
しかし、こういう個人の思惑を超えた壮大な何かの書き方がやっぱりとーっても上手。
あぁ恩田さんやっぱり大好きだぁ。。
てかやっぱり足元の揺れは地震でしたか。
「ダイ・ハード」ちょっと見たくなった。