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グスタヴ・アドルフの歩兵 北方の獅子と三十年戦争 みんなのレビュー
- リチャード・ブレジンスキー (著/彩色画), リチャード・フック (彩色画), 小林 純子 (訳)
- 税込価格:1,100円(10pt)
- 出版社:新紀元社
- 発行年月:2001.6
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紙の本
実像のグスタフアドルフ・スウェーデン軍
2002/07/07 22:20
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投稿者:ベリ太 - この投稿者のレビュー一覧を見る
30年戦争のクライマックスといえば、
グスタヴ・アドルフ率いるプロテスタント・スウェーデン軍と
ワレンシュタインのカトリック・ハプスブルク軍というイメージを持っていた。
地理的な条件、土地の生産性、人口からの推測でのスウェーデン軍の活躍は、
驚異的なものでよくぞまあというのが昔からの感想であった。
イメージというのは新たな発見によってくずされる楽しみもある。
歩兵のなかでスウェーデン人の占める割合はせいぜい20%程度のものが予想外。
一番多いのは、やはりドイツ人。そして多数のスコットランド人もいる。
そしてそのスコットランド兵もなかなか強かったようだ。
(スコットランドはカトリックの地盤では?)
傭兵が主力の戦争の実像とはこんなものかも知れない。
その国家意識の希薄な傭兵をあそこまで指揮したグスタヴの偉大さを
あらためて知る思いであった。目からウロコの本である。
原著ではこの本の姉妹篇というべき「グスタヴ・アドルフの騎兵」と同じ分冊のように
思われる。併せてお勧めしたい。
このシリーズはいわゆる軍事マニア向けでなく、
歴史の本として楽しめるものが多いことを加えておこう。
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