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何故、徒歩でなく、自動車でなく、オートバイで旅をするのか?
この本を読んでいると作者のオートバイに対する情熱がうかがえます。
オートバイは風を感じることが出来る。そして、その意味で著者は野宿を勧めています。
読み終えた後、自由奔放な旅に出たいと思わせてくれる一冊。
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私の「バイクに乗りたい」という気持ちの80%は花村萬月の小説からきています。それくらいこの人の本にはバイクへの愛情があふれている。そんな花村萬月が書いたバイクエッセイとなれば、読まない訳にはいかないでしょう!
読んだら旅に出たくなる事間違いなし。まぁ、野宿はしないけどね…。いつか沖縄を走りたいなぁ。
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うーん。もっと若いうちに(せめて学生時代とかまでに)自分もオートバイと出会えてたらよかったのになと思う。
なんのために、わざわざ雨に濡れに行ったりするのか?野宿なんかするのか?ということが書いてある。
自宅でごろごろしていたり、本ばかり読んでないで自分の方法で旅に出なさいと著者は言っています。
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[ 内容 ]
不自由な日常から、自由な世界へ。
オートバイを愛し、野宿旅を続けている人気作家が、その思想と実践について語る。
北海道から九州までのお薦めのポイント、野宿や運転技術の具体的なノウハウなど、役立つ情報も満載。
さらに、著者自身のユニークなエピソードも交えつつ、自然の呼吸を皮膚で感じる素晴らしさ、速度の持つ超越的な力など、自由な旅に出ることの本質を論じていく。
カラー口絵4ページをはじめ、著者秘蔵のツーリング写真も掲載。
[ 目次 ]
第1章 オートバイとの出会い
第2章 北海道への旅
第3章 基本は野宿
第4章 本州~九州
第5章 旅の心得
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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中には読んでいて楽しい部分もあるのだが、全体的に説教くさい。
しかも、文章が下手だとおもうのだが。。。。。
一応、作家さんですよね。
素人みたいでした。
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作者の花村さんはすこしやんちゃすぎるバイク乗りなので、おばさんライダーの私にはあまり参考にはならなかったが、バイクで旅をするのは、いろいろなしがらみから離れ、自由になれるというところには共感できた。
時刻表や宿泊地に縛られることなく、道があれば進み、興味があれば立ち止まり、夜になれば野宿する。
そこには新しい自分の発見や出会いがあり、また、一生忘れられない景色を見ることができる。
雨で体が半分地面にのめり込んだまま眠り続けるなんてことは私には到底できないしやりたくもないのだが、人間はどんな環境にでも慣れることができるそうである。
これからの人生で、もう駄目だ、というような状況に会ったときに、この言葉を思い出すだろうなと思った。
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バイクは危ない。自分にとっても、社会にとっても。車や原発なんかもそうだけど。
で、そこを分かって楽しめ!ってことなんだけど、まぁそりゃそうだって感じ。
筆者のようなリスクの負い方は好きじゃないけど。
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免許もないけれど、バイクに乗ってみたいーと思ってつい手を出してしまいました。上手く乗りこなせるかはさておきですが。花村さんの作品は初読み。かなり変わってるのかもしれませんが、私の旅のスタイルは近いものがあります。計画が目指すポイントだけ。最近は車だけではなく、バスや電車にのることも覚えて、それぞれの恩恵も感じています。公園の東屋で野宿はさすがにできそうもありませんが、精神論としてはお手本にしたいこともたくさん。自分の興味のあることを責任を伴う自由をもって楽しめばいいですよね。
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たしかFBのキャンプグループで勧めていた人がいて読んでみた一冊。
バイクやツーリングの楽しさ、野宿のノウハウなどを自分の体験を交えながら書いているのかなと思ったら、まったく関係ない原発の話や犯罪自慢?みたいなことも多く当初想像していた内容とかなり違ってた。出来の悪い学生時代を送っていて、バイクにも乗っている自分には理解や共感出来る内容も多いけど、普通の真面目な人が読んだら嫌悪感がわくだろうなと思ったエッセイでした。
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大変面白かった。
旅行記としての面白さや、オートバイについてのエッセイとしてではなく、何よりもやはり小説家の書く文章はさすが、というか、読み物としての面白さが、他の新書とは違う魅力を放っていた。
ただ、新書という形を取る以上は、ここには物語ではなく知や思想が何よりも染み出ていなければならないのだが、そこについても問題なし。
旅好きな私であるが、もっと旅をしたくなった。
愛車で、全国を走り回ろうかしら。
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バイクでの旅と言っても、バイク野宿旅(キャンプではないです)の話で、さらに言えば旅そのものの話はそれほどはありません。。非常にこだわりのある内容なので、100%賛同できる人はいないのではないかと思いますが、バイク乗りならばうなずける部分も結構あります。
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1955年生まれ、芥川賞作家、花村萬月さん、オートバイに魅了された人生。野宿・自炊を基本に(北海道10日間の旅を約4万円で)、北海道から本州、四国、九州と日本全国をオートバイで旅した(1日平均400km)記録。「自由に至る旅 オートバイの魅力・野宿の愉しみ」、2001.6発行。