紙の本
不思議な雰囲気のホラー小説。
2002/02/13 23:24
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:miyagiaya - この投稿者のレビュー一覧を見る
イギリスのパブリックスクールを舞台にしたホラーもの。主人公を含むメインの3人が魅力的なのと文章が安定していること、全体に漂うミステリアスな雰囲気と、ボーイズラブに至る一歩手前といった描写が実にツボでした。逆に何が物足りなかったかといえば、階段めいた設定を使っているのにいまいち怖さを演出しきれていなかったこと。
まさに光と闇のような、何かにつけて対称的なシモンとアシュレイ。ユウリを挟んでの彼らの対立にも注目でした。
紙の本
パブリックスクールで起こる怪奇現象
2016/09/29 22:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:檸檬 - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルでも記した通りパブリックスクールで起こる怪異を、類い稀なる霊能力を持つ主人公のユウリが解決していくという物語です。
妖精やそれにまつわる神話などの解説がとても詳しく、個人的にはそれがとても嬉しかったです。なるほど、と思うことも多かった。
ユウリを取り巻く人物たちの個性豊かさもとても気に入りました。ユウリの親友であるシモン、危険だけれど魅力のあるアシュレイ……。本当に魅力的なキャラクターばかりで、掛け合いなどを見ていても楽しいです。
次はどんな怪異が待っているのだろうとワクワクします。ぜひ、一読してみてください。
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妖精、精霊、魔法(??)の世界大好きです。悠里とアシュレイのからみが密かに好きだったりするvv(注、そういう趣味はありませんよι)話しが最後には一本の筋となって、「あぁ〜、そういう事やったんや〜」ってなるのが好きです。話しも細かくって、すごいです。
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かつくら最新号を眺めていて「をを、そういえばこれって読んだことないよ!」と思って購入。作者のデビュー作。
ハマるのハマらないのって、そりゃあハマるだろう!!という感じにハマりました(笑)
ホワイトハートのシックな装丁に合った、パブリックスクールを舞台にした妖異譚。とはいえ、怪談という訳でもない。ちょっと不思議な話、という感じ。周囲のキャラクターが魅力的なお話って、主人公が「何でこんなやつがこんなに好かれてるんだろ…」って子な時が結構あるんですが、私はこの主人公(ユウリ)は好きだなと思いました。シリーズを読み進めていくとまたどんどんユウリが成長していくので、魅力的な主人公だなあと思います。
と、既に読み進めているように(笑)このまま怒涛の勢いで英国妖異譚シリーズを読破していくのであった…。
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シリーズ第一弾。
個人的には湖の御方が好きなので、ちょっと切ない。
でも、一番気になるのは、ユウリの「かぐや姫」(笑)。
シモンとヒューのユウリ争い、短編とかでいいから読みたいよう。しかし、我ながらアシュレイ占有率は、かなり低いなと思うコメント。
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私が読むにしてはめずらしく英国もの。
最新刊まで読みきったわけではないですが、なかなか楽しいです。
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SF? に入るのでしょうか。
とにかく面白い。キリストの聖杯を巡るのをメインテーマとしており、それに纏わる逸話に感心します。
とりあえず、ユウリ編は完結。
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2010年1月12日読了
内容としてはオカルト+ミステリー…?幽霊騒動にオカルト色が加わった感じ。
この巻だけなら幽霊騒動で片付くけど、ユウリの体質から考えてオカルトに転じていくんだろうなってのは理解できる。なにせ、今後20巻近くまでこのネタでいくんだもんな(笑)
初巻なので少しポイントが分散しすぎているのがなー。
さらっとキャラの生い立ちみたいなのが掘り下げられているんだけど、もうちょっとヒューとの絡みを出した方がユウリの決意的な面も強調されて良かったんじゃないのか…とか思いました。番外編でユウリ&シモンの出会い編があるそうなのでそこで少し掘り下げられるのを期待しておこう。
他にも中途半端にキャラの過去っぽいものが見え隠れするので、寧ろいらんじゃないかとか思ってしまった。つーか、キャラ解説でシモンに"ユウリの守護者"とか書かれている割には作中にそんな部分なかったので「ちょ、待てーーー!」ってなった。……無意識の守護者というか、彼がいるだけであっち側のモノが来ないっつーのは分かったんだが、そういうことなのか?そんな誓いが交わされるシーンがあるのかとか思ったんだけどさ…ないからさ…orz
ユウリももうちょっと積極的でもいいんじゃないかなー。力を隠しているから、少しネガな方向に行くのもわかるんだけど。事件解決にもう少し意欲を持って欲しかった。このままじゃ主人公がシモンになってしまうwww
アシュレイはいい味っていうか、美味しいよね?憎めないキャラってーの?私は断然アシュレイ派なんだけど、あのちょっとおかしいとこはな…見た目だけはいいのに、残念だwww正統派美形のシモンよりもアシュレイの見た目の方が好きってだけなんだけどねー。これからヤツに付きまとわれるであろう2人が大変だなーとかしみじみしてしまうww
うわ、感想がちょいと否定的になってしまった。でも、期待は持ってるよ!今後楽しみ!!
この内容だと確実にシモン×ユウリじゃ?で、アシュレイ割って入る的な?(待て)
予習してないので今後どんな展開になるのかわからんのですが、現時点で20巻…?出てるらしいので、頑張って消費していきたいと思いますwww
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番外編まで読み終わって再読。
アシュレイの口調が違う!!! 1巻だけでは解らなかったけど、全部を読んでしまうと、ユウリとヒューの関係がわかるから、ユウリが気持ちを引きずってしまうのも理解できる。今まで霊的な事件に巻き込まれたのが少なかったのはシモンの「陽」による?三度目の正直でアシュレイにバレて、巻き込まれるのが多くなったせいもあるだろうけど。
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最後に妖精が出て来てちょっと冷めましたが、選評で夢枕先生が書いてくれてました。
幽霊だけで終わって欲しかったなあ。
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なんとな~く図書館の返却コーナーから直借りしてにあるのを手にして(それも途中巻から)、とびとびで読むこと3冊目ぐらいで大はまりしてしまったシリーズ。あとから、1巻から読み出したけど、1~2巻ぐらいではおもしろさが発揮されてないかも。
作者の成長の賜物なのかもしれませんが。
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ホラーというよりファンタジー?神話系?ただ、主人公が基本的に事件から遠かったせいか、やや微妙な読後感でした。
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井沢元彦や、西風隆介と同様の、不思議解き明かし系。
ナゾを解き明かす気持よさが痛快。
“英国”“パブリックスクール”“ケルト”に萌えたい人も。
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湖の妖精に恋した青年ジャックの魂は、新しい肉体を求め、夜ごと彷徨っているという。夏の夜、寮生たちが日本の百物語を模して開いた怪談大会。だが、湖にまつわる忌まわしい伝説が語られた時から、異変が始まった。開かずの霊廟で生徒の一人が姿を消し、一緒にいた生徒も悪霊に取り憑かれてしまう。湖畔に建つ全寮制のパブリックスクールを舞台に、霊感少年のユウリが活躍する!第八回ホワイトハート大賞“優秀賞”受賞作。
(BOOKデータベースより)
***
英国、学園(寮生活)、ホラー(オカルト)風味と、好みな要素てんこ盛りだったので読んでみました。
そして読了、やっぱり面白かった。
でも水鏡とかの説明のとこがちょっとわかりづらかったかな。
まだまだ謎な部分も多いけど、20巻くらい続くようなので追ってみたいと思います。
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なんとな〜く図書館の返却コーナーから直借りしてにあるのを手にして(それも途中巻から)、とびとびで読むこと3冊目ぐらいで大はまりしてしまったシリーズ。あとから、1巻から読み出したけど、1〜2巻ぐらいではおもしろさが発揮されてないかも。
作者の成長の賜物なのかもしれませんが。