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スコラが潰れたため、私が持っている8巻までは入力不可能となった。もう理屈というよりイメージの連鎖だが、とにかく12巻まで読みたいものだ。
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岡野「陰陽師」を読んでいるうちに、雅楽にも興味がでてきました。
だんだん難しくなりすぎて、ストーリーもまったく理解できなくなってしまいましたが(勉強不足。やれやれ)。
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出版元が倒産したらしいことを前巻を読んでから知った
続いてくれてうれしいが、内容がかなり複雑で一回では理解できない様になってきた
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連載時の清明が舞を舞う回で、それまで編み上げたいくつもの旋律が織り合わさって、交響楽曲を聴いているかのような不思議な高揚感にみまわれた。パズルのピースがことごとく嵌っていくような。一度完成した絵から、また別のピースがコロンと落ちたかのような巻末頁の構図に、何度見ても戦慄を覚える。
この巻を読むだけでは意味が繋がらないので、未読の人にはぜひ1巻から通しで読んで欲しい。
6巻の博雅と物の怪との一期一会の横笛セッションも、余韻も含め完璧。
問題はこの後の展開。岡野さんが読者を置き去りにどんどん自己の世界に入っていったため、宇宙人と交信しているかのような感じになっていく。残念。
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原作も大好きなんだけど、岡野玲子の清明はもの凄くエエです
描写が美しくもあり幽玄でもあり怖くもあり
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「原作を越えた」と原作者の夢枕獏に言わしめた作品。絵の美しさと大胆な展開が他の追随を許しません。漫画の域を超えています。特に後半の、原作からどんどん飛躍していく物語に関して、僕はおそらくその10%くらいしか理解できていなく、正直なところ「玄象と巻き物かわいいな」、くらいの勢いの駄目読者なのですが、その世界観には大いに感銘を受けました。
10巻以降、辞書みたいな厚さで、腕が疲れます…。
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図書館の本
天と地、地と核。
今日をどこに置くか、どう地鎮するか、コアな話になってきました。
それにしても博雅あなたすごいです。
わからないのに涙して、わからないのに理解している。
神に愛される人ってすごいなぁ。
神に愛される音楽を奏でられるってすごいです。
真葛がよくわかってきた。
真葛の運命も切ないですね。
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図書館より。
一気に10から読んだのがいけなかったというのもあるだろうけど、絵が上手だし雰囲気もある絵柄なのに、なんというかコマを追うだけでは話を理解できなかった。
独白が多いのと、言っているセリフが意味深すぎて把握できない。
夢枕せんせいの簡素な原文を、そのまま忠実に漫画でやるのは
かえって分かりづらいように思う。
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せっかく絵や構図が上手なのにストーリーで完全に物語をダメにしている。
平安千年の都の基礎固めをしたのは晴明さんってことなのだろうけれど、ものすごく自己都合的な偏ったお話になっています。
古事記のネタっぽい部分も晴明さんがスサノヲなのか山幸彦なんだかそのときによって違う感じだし…。
「おれの魂は深く強く結びついてしまった」って部分を「おれの魂はディープハードに結びついてしまった」ってわざとルビがふられていたり、コミケの同人誌ですか?って感じ。
小説は面白いのに、こんなに世界観を変えてしまってシラけるなぁ…。
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前巻からの続きになっていて、今度は地震を収めるための地鎮祭の舞を清明が舞う。というのが大きな流れだと言えると思う。舞うための準備の過程で作品の視野が広くなって、地球規模で世界を捉えているのが気持ち良い。
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2016.1.30市立図書館(長女)
大裳の巻。
・天文博士賀茂保憲冷泉院遷御に於て反閇(へんばい)をつとめること
・安倍晴明建禮門の前にて安摩を舞ふこと
の中編ふたつ。
内裏炎上の続きの話、地鎮をどうやるか。晴明の内面描写場面が長い。真葛でやや和ませるが、博雅不足かな…
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2018/11/20 詳細は、こちらをご覧ください。
『あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート』 → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1029.html
陰陽師 (10) (Jets comics) 大裳 (タイモ)
ふと気づいた 裏表紙もステキ! (^o^ゞ;
★ 天文博士 賀茂保憲(かものやすのり) 冷泉院遷御に於いて 反閇(へんばい) をつとめること 一 〜五
★ 安倍晴明 建礼門の前にて 安摩を舞ふこと 一〜八
★ 補足解説
★ 特別付録 なみだの真葛ちゃん日記
九巻で 内裏が焼失し、その後の復興の話です。
まず、見えるようで見えない龍が出てき、晴明の体を通って地球の核へと結びつくらしく、晴明はそれに翻弄されます。
遷都が行われることに関連した儀式がとり行われなければいけないけれど、それがまたシチめんどくさい話です。
晴明は六つのもの「エボシ・アンク・扇・タイ・翁貝・真葛」を捨てるのですが・・・。
よくわからない紆余曲折・心理戦・政治駆け引き?があり、最後は安摩を舞ふ場面になります。
舞うのは、晴明? 博雅? 安摩の舞いとそれに続く二の舞。
2015/12/04 友人から借りる。2016/01/26 読み始める。2016/02/05 読み終わる。
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「天文博士賀茂保憲冷泉院遷御に於て反閇をつとめること」と「安倍晴明建禮門の前にて安摩を舞ふこと」の二話を収録していますが、物語としては連続した内容になっています。
菅公の背後に、彼一個の怨念を超えた「菊理媛」(ククリヒメ)が控えていたことが明らかとなります。菊理媛は、イザナギとイザナミを結び付けた女神であり、男と女、終りと始め、裏と表、肉体と魂を結ぶ役割を果たします。龍がその象徴となって現われ、晴明の身を通して天と地を結びます。みずからの果たすべき務めを知った晴明は、保憲のもとを訪ね、内裏の焼失のあとでふたたび天と地を結びなおすためにおこなわれる地鎮祭で、「安摩の舞」を舞うことを提案します。
晴明と博雅が京の都を舞台に怪事件を解決にみちびくという元のストーリーからすでに大きく離れて、幻想性の強い内容になってしまいましたが、ここからすこしずつクライマックスへ向かってますます壮大な世界観に突入していきます。
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『天文博士 賀茂保憲 冷泉院遷御に於いて 反閇をつとめること』『安倍晴明 建礼門の前にて 安摩を舞ふこと』本がかなり分厚くなり、内容も馴染みのない言葉が多く、精神世界のような次元を超越した話しになって、読み進めるのに時間がかかりましたが、面白かったです。天と地を結びつけるスケールの大きい安摩の舞のシーンでは、物凄いエネルギーが晴明の身に集中して貫いていくのがよくわかりました。それと、晴明も凄いですが、博雅の頭で考えるより先に胸に響いて涙を流すことが出来る純粋さも素晴らしい。晴明と博雅。晴明と真葛の繋がりは、単純な友情という言葉とか、惚れたもの同士とかいう言葉におさまらりきれない特別なものがある事を感じます。