紙の本
田口ランディに目覚めた
2003/02/24 01:22
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投稿者:ふくふく - この投稿者のレビュー一覧を見る
私はいつの頃からか旅に目覚め、自然に目覚め、島に目覚め、そしてごく当然の道筋をたどるようにしてこの本に出会い、田口ランディに目覚めた。
この人が屋久島で出会うさまざまなことは、素朴だけどキラキラしていて、何か奥深いものを秘めている。いわば「人生の不思議エッセンス」みたいなものがぎゅっとつまってる本。そしてランディさんがその不思議をとてもすっきりと受け止めている様子が心の底から羨ましい。屋久島の自然は素晴らしい。けれど、自然の中に在って、そこから何を感じ、受け取るかは、受け手側の自分にかかってるんだと実感する。感受性を磨かなければ!と読み終えて思い、そしてわくわくしてくる本である。
紙の本
屋久島に行きたくなる本
2002/01/21 21:30
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投稿者:Avanti - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界遺産の『屋久島』に興味を持つようになってこの本を手に取った。『縄文杉』しか知らなかった私に著者はそれ以外のいろいろな深みある自然を教えてくれた一冊である。
著者はこの屋久島に行くことによって『書く』ということを生業にしようと決めたとのこと。昔からの自然の残る場所では人間の本能やら本心までにじみ出てきてしまうのではないかと信じさせてくれるような本で、自分もそういうことを体験しに屋久島に行きたくなった。
屋久島のより深い楽しみ方を教えてもらったと言う感じだ。観光案内でありながら小説のような、ちょっと哲学書のようなとてもお得な本だと思う。
この本が田口ランディさんに興味を持つきっかけとなった。
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屋久島好き、ランディ好きとしては読まずにおれない一冊。
作者が初めて触れる屋久島の美しさ楽しさが描かれていて、読んだら屋久島に行きたくなる感じ。
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わたくしこれを読んで、屋久島に行きたくなりました。自然の偉大さは素晴らしい!と思わせてくれた一冊です。
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偉大なる自然界に身を置くのはかなり勇気が必要だけど、ランディさんのように「えいっ!」って乗りで行けば意外と馴染めそう・・屋久島に恋しちゃいますよ☆
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「ひと月に34日雨が降る島」屋久島。其処にどっぷり嵌った田口氏のエッセイ。下手なガイドブックより、断然現物に近いです。因みに私が行った3日間、快晴でした。関係ないけど摩周湖も。婚期が...(汗)
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屋久島、いきたいなあ。。。
人生観が変わりそう。
本を読んだだけで、自分が小さく感じてきました。
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私の屋久島バイブルです。初めて屋久島に行った時、持って行きました。帰ってから読み返すと「ああ、これはあそこだ」とか判って、懐かしい気持ちになりました。
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屋久島の水の美しさと神秘さが、ランディ氏の独特な視点で描かれています。これを持って屋久島を訪れる人が増加した、というのも頷けます。
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屋久島へ旅行すると言ったら友人が薦めてくれた1冊。
人と自然と屋久島との係わり合いが、屋久島に魅せられた作者の視点で綴られたエッセイ。
色々な人がそれぞれの思いを抱えて屋久島を訪れる。そこで見るものも受ける印象も様々。
行く前に出会えてよかった。
この本を読んだか否かで屋久島に対する印象は大きく変わるはず。
思わずエコツアーに参加したくなってしまう事請け合い!
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あらすじ:仕事に疲れ、海と森と川以外には気のきいたものは何もないはずの屋久島にやってきた著者は、美しい自然や人々との不思議な出会いによって運命が激変した。誰をも魂の物語に誘う旅エッセイ。
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田口ランディさんの屋久島本。
普通の観光旅行では味わえない、住むように楽しむディープな屋久島がいっぱいで、何もかも忘れてこんな日々を過ごしてみたいなぁ・・・なんて思ってしまいますヨ。
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屋久島についての参考文献として読了。作者がどんどんアウトドア人間になっていく。ガイドとしてはおもしろかった。けれど、たまに現れる「〜ね。」「〜だったんだ。」の文末表現は好きになれなかった。途中で投げ出そうかと思ってしまった。主題とは離れるけれど医学部卒業したての新人研修医が印象的。
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人間がつまらない悩み事を考えてしまうのは、足元を見てるからだって。
確かにそう。だからもっと上を向いていこうと思ってるんです。
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屋久島から帰ってきてから本作品を読んでみて前半は共感できることが多く、これから屋久島へ行こうとする人へお勧めできると持っていた。しかし後半出てくる作者が出会った旅行者とのエピソードは作者にとっては屋久島自体を語るために必要な要素だと判断したのであろうが、そんな事を持ち出さなくても現地の人との交流だけで十分に屋久島を語れると思う。